2008年牧場訪問記

◆社台ファーム〜社台スタリオンステーション訪問(2008年9月20日

3回目となった牧場訪問、新千歳空港に到着後直行して、社台ファームと社台スタリオンステーションを見学してきました。
社台ファームでは、今年出資したクリスマスツリーの07とアスペンアベニューの2頭と対面。
クリスマスツリーの07、アスペンアベニューともに6月の牧場ツアーでも対面していますが、クリスマスツリーの07は大きく成長していました。この時期は順調に成長してくれることが第一です。

デビュー前のアスペンアベニューはさすがに調教も進んで締まった馬体、テンションが高めなのが気がかりとのことで、この日は皮膚病で少々痛々しいところも。
来週グリーンウッドに輸送して最後の仕上げをしてから入厩の予定。
山元トレセンではなく、調教師が直接管理下に置いて進めるということで、安心できそうです。
栗東入厩馬は最近はこの進め方が増えているようです。

クリスマスツリー07アスペンアベニュー

続いてノーザンファームに行くつもりでしたが、キャロットの牧場見学ツアーのため見学できず、昨年も行ったスタリオンステーションへ。
スタッフがついてじっくり1時間ほどかけて種牡馬を見学しました。

昨年はディープインパクトが留守中でしたが、今日は見学できました。
また、昨年は全馬放牧中だったので遠目にしか見れませんでしたが、今日は集牧後で全て厩舎内で間近に見ることができました。
有名種牡馬を間近で見ることができるのは、社台系会員の特権ですね。

◆ノーザンファーム空港訪問(2008年9月21日

翌日は朝一でノーザンファーム空港を訪問し、今年出資したマクダヴィアの07と対面してきました。
前日のクリスマスツリー07と同様にわずかの間に大きく成長していました。
こちらは初期馴致も終えて順調のようです。

同じ追分F生産のアスペンアベニュー(マクダヴィアの06)とマクダヴィア07が社台Fとノーザンファームに分かれたので、進め方に違いがあるのかスタッフに尋ねたところ、先の会報誌に記載されていた通り、社台Fでは直線ダート中心でじっくり進めていくのに対して、ノーザンファームでは坂路中心でびっしり鍛えていくとのことで、育成段階で相当の違いがあるようです。

それとここでは厩舎が基本的に固定していて、これから成長し、競走馬になっても、今いる厩舎からは変わらないという説明でした。
馬の幼い頃からの特徴や故障歴などを引き継いで管理するためとのことで、手間はかかりますが、馬のためには望ましいと感じました。
ラフィアンのBRFでは基本的な役割分担があり、明和と真歌、さらに休養時には浦和まで厩舎間は無論のこと、牧場間を移りますから、随分と違うものです。
BRFは合理的といえばそうですが、人にあわせて馬を管理している感じになります。

マクダヴィア07

続く