2004年出資馬検討

ラフィアンTCに入会して4年。
私の最初の出資馬であるパッサージュは園田競馬でも満足な成績を上げることができず、高知競馬に移籍していた。
2002年出資のドミンゴ、ソーサリスは見事勝利を飾ったものの休養入り。
2003年出資のサンセットキス02・ザカート、ノーザンドライバー02・カレッシュ、マイネマジック02・ネストレーガは心もとない状態で鍛錬の日々。
そんな6月、ラフィアンの2004年募集が始められた。

と、これで入会以来4年目の出資馬選びであるが、今年から出資者の決定方法が変更された。
これについては別記のとおり納得がいかない状態。

◆2004年募集馬

今年は最後になるサンデーサイレンス産駒が1頭、SS系は昨年並みか。
種牡馬はマイネルラヴはじめ結構多くに散らばった感。

募集価格の最高額はそのサンデーサイレンス産駒で9,000万円だが、400口募集はその1頭きり。
3,000万円以上の200口募集も9頭と高額馬は昨年より少な目。
一方で、1,000万円台前半の安い馬がほとんどなく、らしさがない感。

さて、例によって62頭中、関東44頭、関西18頭と毎年の関東偏重。
驚いたのが牝馬わずか8頭で、関西牝馬は2頭とあまりの牡馬偏重。
クラブ運営にはいろいろと批判もあるようだが、この関西・牝馬軽視など最たるものではないだろうか。

◆出資馬選択

カタログが届いてから恒例の出資馬検討。

◆ノーザンドライバー
やはりブライアンズタイム産駒。
ノーザンドライバーは毎年関心を寄せているが、最近は産駒がそこそこの成績で、写真も良さそう。
100口では出資は無理なので何とか200口なら。
しかし、3,000万円では1〜2勝程度ではペイできそうにない上、100口でないと面白みに欠けるのが問題点。
◆ランヤジェニー
ラフィアン会員なら一度はスターオブコジーン産駒か。
母は公営競馬出身と地味だが、写真は好印象。
価格が安いのも魅力。
満口になりそうにもなく堅実なところで。

◆ワッキープリンセス
外国産駒の血統は正直さっぱりわからないが、母の父のミスワキなら私でも知っている。
写真を見て立派な体躯に興味を抱き、評価もよさそうなので。
しかし、かなり人気を集めそうで、駄目元申し込みか。

他にと考えていると、カッティングエッジは全兄が神経系故障で引退。
グリークシアターはやけに脚が長く華奢な感じでイマイチか。

カタログ到着後の厩舎変更で、栗東入厩の牝馬は皆無となってしまい、牡馬もこの状態で今年はかなり選択肢が少ない感。
これでさらにノーザンドライバーにすら出資できなかったら憤慨もの。

出資馬選びは、他の会員ホームページなどで色々な感想、意見が飛び交っている。
そんな中、ワッキープリンセスは相当人気を集めそうな感じ。
そこで、出資無理なら、次候補はこれか。

◆ハローヘレン
外国産駒の血統だが、ダート実績のあるスキャン産駒。
ダートなら走りそうな体型で、コメントもまずまず。
ドミンゴ同様に出走回数を重ねて丈夫に走ってくれるかもしれない。
中央が駄目でも園田の交流戦というレースがあること。

ノーザンドライバーは出資したいのは山々だが、価格3,000万円の200口出資のため迷う状況。
今年は地味路線でランヤジェニー、ハローヘレンの2頭出資もありかも…

◆出資馬申し込み

ラフィアン出資馬の申し込み状況が公式サイトで公開され上位の馬の人気はうなぎ上り。
出資最低ポイントが毎日高ペースで上がる。
私が想像していた5,000ポイントをあっさり抜き去った。

そして、関心のあったワッキープリンセス、ハローヘレンと早々と出資不可となってしまった。
その他の馬も好ペースで応募が埋まり、最終的には多数の満口突破は確実。

私は締め切り間もなくとなって、とりあえず、ノーザンドライバーとランヤジェニーに申し込みをした。
この2頭は何とかなりそうと思ったからである。

7月9日、ようやく公式サイトで前期募集の最終応募状況が発表。
そして、私の出資馬が確定した。

ランヤジェニーは応募口数が13位と予想以上に高くなったのであきらめかけていた。
ところが、応募口数の割にはボーダーラインがほとんど上がらず出資が確定。
ツアーの評価がイマイチだったようなので、おそらくツアー参加者を中心とする実績会員の雪崩れ込みがなかったのであろう。

もう1頭のノーザンドライバーは応募口数が100口弱と昨年とほぼ同様で満口には至らず。
もちろん200口なので楽々出資が確定。

滑り止めと考えていたハローヘレンが出資ライン3,000ポイント以上となったので、一時はかなり慌てたが、なんとか予定の2頭に出資。

3月の出資者決定方法の変更発表以来、多くの思いを抱きながら続いた出資馬選びもこれで終了。
後は出資申し込みした2頭が無事走ってくれるのを待つばかりである。

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