2005年出資馬検討

ラフィアンTCに入会して5年。

2001年出資馬のパッサージュは高知競馬に移籍後も相変わらず連敗を続けていた。
2002年出資のドミンゴは初勝利も故障の末、中央競馬から浦和競馬に移籍していた。
一方で、ソーサリスは出走機会は少ないものの、きっちり勝ち上がっていった。
2003年出資のザカート、カレッシュはラフィアン勢不振の中を苦労しながらも初勝利を上げた。
しかし、ストレーガはこの時期に放牧先の牧場で苦戦していた。
そして、2004年出資のノーザンドライバー03・トラヴェル、ランヤジェニー03・タフティは牧場で鍛錬の日々を送っていた。

そんな5月末、ラフィアンの2005年募集が始められた。
なお、ラフィアンとあわせて社台・サンデーにも入会し、出資馬を検討した。

◆2005年度募集馬発表

公式サイトで今年の募集馬が発表された。

まずは、募集方法が変更に。
評判の悪い実績制が変更され、募集口数の90%については実績制で、残りの募集口数10%については抽選枠となった。
不透明な抽選制という批判もあるようだが、私としては希望する形になってまずは一安心。
全く応募できない馬が多数頭いれば最も楽しい出資馬選びの興味が大きく薄れてしまうから。
細かいところでは事務所への書類の直接持ち込み禁止ということで昨年如何に駆け込み応募が多かったかを物語っている。

なお、今年から募集カタログにDVDがつくことに。
見る眼はないが、動いている馬を見ることが出来るのは嬉しいところ。

さて、今年の募集馬。
全頭数60頭で、内訳は、牡馬47頭、牝馬13頭、美浦42頭、栗東18頭と例年同様の牡馬・関東重視。
関心のある牝馬・関西入厩馬はたったの3頭。

サンデーサイレンス亡き後、種牡馬は多岐に亘った感。
ムタファーウエク6頭、ブライアンズタイム5頭、マイネルラヴ4頭が代表格でその他いろいろ。
このため、募集価格は5,000万円が最高額で、3,000万円以上はわずか5頭。
高価格馬が少ない分、2,000万円台、それも2,800万円と微妙な価格の馬が多い。

さて、実際にカタログも目にしていないうえ、入厩先も不明だが、気に入ったところでは、牡馬でダービーラブリネス、マイネアモーレ。
牝馬でダイイチコパン、マイネレーベンといったところか。
今年はラフィアン繁殖牝馬で気に入っているノーザンドライバーにマイネマジックがいないからなかなか絞れそうにない感。

(2005年5月27日記)

◆募集馬カタログ到着

今年度の募集馬カタログが送付されてきた。

今年からカタログに加えて募集馬の動画入りのDVDが添付。
このため、新規会員には3,000円と社台と同額の実費負担となった。
ひやかし防止のためであろうが、社台と同額でこの出来はない。
社台が立派すぎるのだが、企業と個人商店の違いくらい商品としての格差がある。

さて、今年度の募集馬、既にホームページで一覧は公表されているものの馬体写真、血統表、評価などは初めて情報が公開。
これからカタログ、DVDを見ながら、一年で最も楽しい出資馬選びとなる。

もっとも出資ポイント1,405ではようやく全会員の上半分に入ったくらいなので、実績争いでは到底太刀打ちできない。
今年から募集枠が10口できたので、昨年のように全く応募できない馬が確定している訳ではないので、それなりには楽しめるかと思うが。

今年は募集馬一覧表で見た限りでこれはという馬はいないのだが、さてさて…

(2005年6月18日記)

◆出資馬検討

カタログも届き、ラフィアンの出資馬を検討。

まず牡馬で、血統とカタログ写真の第一印象等での候補。

■19 ダービーラブリネスの04
ダンスインザダーク産駒で、母親は5勝馬で兄姉もまあまあ。
良血馬といえるかもしれないが、募集価格が2,800万円と高い。
市場価格1,575万円では仕方ないが、やはり高い…

■32 マイネアモーレの04
お気に入りのブライアンズタイム産駒。
母親はラフィアンおなじみのオカノブルー系だが、現役時の成績、産駒ともにイマイチ。
その割りに募集価格2,400万円とはやっぱり高い感。

■13 コスモバレンシアの04
募集価格の安いところから選択。
マイネルラヴは今のところ走っているので期待。
初仔にはあまり関心なかったのだが、妥当なところか。
ただし、人気が高そうで、おそらく出資できないだろう。

■02 エイシンアイノウタの04
同じく募集価格の安いところから選択。
ゼンノエルシドより母父サンデーサイレンスの血統に期待。
市場価格640万円で募集価格1,500万円と約2.4倍とはクラブ側のぼったくり、いや期待の現われか。

牝馬は対象が3頭と少ないが、いずれも好印象でそのまま候補に。

■53 ダイイチコパンの04
タニノギムレット、母父サンデーサイレンスの血統に期待。
値段も安くていいのだが、これも人気しそうで出資できないだろう。

■59 マイネレーベンの04
ラフィアン代表繁殖牝馬マイネレーベンにブライアンズタイムの産駒。
血統としては最高も、募集価格2,400万円は微妙に高い。
この馬も、古参ファンをはじめ人気が集まりそう。

以上が候補馬だが、カタログ写真は第一印象のみ。
もっとも冬毛ボーボーの馬ばかりでよくわからないところ。
さらにDVDの動画は見てもさっぱりわからない。
素人が一目みてわかるようなおかしな馬は募集しないだろうから、やはりコメント頼り。
そのコメントは今年は血統をなぞっただけの印象。
後は来週発表されるという厩舎と人気をみながら申し込むことに。

(2005年6月19日記)

◆出資馬検討

カタログが到着して一週間、血統と写真の第一印象だけで応募候補を検討したが、今は厩舎情報待ちの状態。
厩舎がわからないことには決めかねるところで、今年は例年と違い公式発表するものの、発表時期が遅く出資馬を選ぶ身には困ったもの。

さて、私は出資ポイントが低いため高人気馬には出資できないので、他の掲示板などで人気の出そうな馬をチェックしている。
そのなかで、大丈夫だろうと思っていたエイシンアイノウタの04、姉が今日の新馬戦で快勝し、人気を集めて出資は無理そうに。

血統が魅力的で、兄姉がある程度走り、価格も割安感の馬は、誰しも関心を持つようで、昨年の二の舞になりそうな感。
やはりわずかながらの抽選にかけるしかなさそうか。

(2005年6月25日記)

◆入厩予定先情報

公式サイトで26日日曜日の夜に募集馬の入厩予定先が発表。

入厩先をながめてがっかり。
元々少ない栗東入厩だが、ぱっとしない厩舎ばかり。

関心のある馬では、エイシンアイノウタは柴田政見師、コスモバレンシアは野元昭師とラフィアンでは、というか一般的に評価の低い厩舎。
ダイイチコパンの安達昭夫師は開業歴浅いので評価はよくわからないが、メイショウオスカルもいるので、良い方か。

これで人気も変わるだろうが、さてどうしたものか…
少なくとも今年は厩舎で選ぶことはなさそうか。

(2005年6月27日記)

◆出資申込み

出資申込書を送付した。

厩舎発表が遅かったため、公式サイトによる申込み状況は低調。
人気をながめながら出資申込みと思っていたが、締め切りに間に合わないと困るので今日投函。

申し込んだ馬は下記のとおり。

02 エイシンアイノウタの04
13 コスモバレンシアの04
53 ダイイチコパンの04

結局、当初の候補馬から価格の安い馬を選択した。
厩舎がイマイチのところもあるが、馬の実力に期待した。
また、価格の安い馬ばかりなのは、うまく出資できた場合、価格の高い馬だと実際には困ることになるからだ。

現時点の申込み状況では3頭ともベスト20に入っており、満口になるのは必至。
申し込み状況では、全体的にまだまだ少なく、これから伸びる予想。
今の感じでは、6位のコスモバレンシアが無理か。
昨年のようなことはなさそうなので、何とか、10位のダイイチコパン、12位のエイシンアイノウタにはといったところ。
これから出資ポイントがどこまで上がるかに注目。

(2005年7月1日記)

◆申込み結果発表

最終申し込み状況が発表された。
昨年の長丁場のポイント争いと違い、今年は1週間の短期勝負。
人気上位馬から下位の馬への応募雪崩れ込みはないので、幅広く人気が集まると予想した。

結果は、満口馬が18頭と昨年より2頭減。
ボーダーラインの最高は7,381点と昨年ほどではないもののかなりの高ポイント。
続く上位13頭が2,000点以上、16頭が1,000点以上。
年々かさ上げされる実績制なので当然といえば当然だが、全体のレベルは確実に上がっている。

ということで、私の申し込んだ3頭はボーダーライン2,000点以上でかすりもせず。
後は10%の抽選に望みを託すしかない。

昨年も選んだ馬の人気が上がり、高ポイントばかりで出資ができず絶望的になったが、今年も同様。
それでも昨年は候補のうちのランヤジェニーが何とかセーフで、200口のノーザンドライバーにも出資できた。
今年は候補となる馬自体が少なく、他に馬から選ぶといっても残ったものは今ひとつの馬ばかり。

今年新規出資を見送ると来年はポイント争いがますます厳しくなるので今後どうするか思案中。

(2005年7月6日記) 

◆抽選結果発表

満口となった馬の募集口数10%の抽選結果が発表された。
申し込んだ3頭の抽選結果は…

エイシンアイノウタの04 175口 はずれ
コスモバレンシアの04 171口 はずれ
ダイイチコパンの04 169口 当選

ということでめでたくダイイチコパンの04に当選した。
最も出資が叶わないと思っていた馬に出資することができ意外。
これで走ってくれれば文句がないところ。
3頭申込みで、抽選に持ち込んで何とか1頭でも当選をと願っていたので一安心。
なんとか崖っ淵でラフィアン新規出資継続に。

(2005年7月6日記) 

◆追加出資

実績制のため思うように気に入った馬に出資できず、抽選の結果ようやくダイイチコパンの04への出資が確定したものの、物足りない感。
社台・サンデーにも入会しポップスの04にも出資できたが、牝馬1頭では、ということか。

ということで前期募集締め切り後も他の馬を検討したが、どれも今一つの状態。
栗東入厩予定の牡馬ではエナジートウショウの04、エルゼビアーの04、ケイシーの04が気に入ったところだが、いずれも価格が高いのが問題。
ケイシーは佐々木晶三厩舎も4,800万円200口で価格面から除外。

一括払い7%割引き期限の7月末も迫りどうするかと思っていたところ、未定だったエルゼビアーの入厩先がケイシーと同じく佐々木厩舎と判明。
第11仔というのが少々不安も産駒は良好、父アフリートで確実性があり、立派な馬体で関心を持っていた馬。
入厩先不明で迷っていたが、佐々木厩舎と聞いて出資を決意。
価格2,500万円は社台・サンデーの馬に比べると明らかに高く、しかも私の出資基準2,000万円を超えているが、あえて出資に。

明らかに厩舎買いとなったが、この結果どうでるか…

(2005年7月26日記)

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