2006年ラフィアン出資馬検討

ラフィアンTCに入会して6年目。

これまで出資した10頭のうち、ソーサリスは愛知杯(GIII)で優勝、見事に重賞馬となった。
カレッシュは武豊騎手騎乗もあって3勝の好成績をあげた。
また、トラヴェルも3走目で初勝利をあげ、今後が楽しみなところ。

しかし、2003年出資馬のストレーガはわずか4走で2005年夏に引退。
2004年出資馬のタフティも同じくわずか4走で2006年春に引退した。

そんな2006年6月、ラフィアンの2006年募集が始まった。

◆募集馬発表

ラフィアン公式サイトで今年の募集馬が発表された。

募集方法については、募集口数90%の実績制と10%の抽選制は昨年から引き続いて実施。
変更点は一会員の出資上限が総口数の10%となったこと。
標準の満口100口募集馬で10口以上出資している会員は年に何人もいないので、応募状況にはほとんど影響ないだろう。
1頭の大幅買占めはできないが、多頭数の買占めはあいかわらず可能。
応募枠1頭にしろとまでは言わないが、頭数制限なしとはね。

さて、今年の募集馬の内容。
入厩先がこの時点でいくつか公表されている。
全頭数56頭で、牡馬38頭、牝馬18頭、美浦37頭、栗東19頭。
今年はいつになく牝馬が多め。
例年候補となる牝馬・栗東は6頭と同じくやや多め。

種牡馬はアグネスデジタルばかりといった感じで何と10頭も。
このほか、マイネルラヴ6頭以下多岐にわたってる。
募集価格は最高額でも3,400万円で、3,000万円以上はたったの3頭、2,000万円台でも11頭と全体的に安い印象。

個別にみていくと、事前に最も関心のあったノーザンドライバーは残念ながら美浦に。
気になるところを選ぶと、コスモバレンシア、ダイイチコパン、と昨年と同じ(^^;;
マイネアイルは母親が活躍馬、宮厩舎で人気しそう。
ユウコウターナはミツアキサイレンスの弟で佐々木晶厩舎で興味大。

後はカタログを見てからの検討に。
今年は補償もあるので、社台・サンデーの安いところ1頭としてもラフィアンでも牡馬1頭、牝馬1頭くらい出資してもいいのだが、今年は全体的に割安感の分、人気が集中しそうで、実績争いはまたも激しくなりそうか。

(2006年5月25日記)

◆出資馬検討

ラフィアンの募集馬を名前だけで検討。
もちろん栗東入厩予定馬の安いところを念頭において考えると、

(父)コスモフライトの05 ジャングルポケット
(父)ユウコウターナの05 ステイゴールド
コスモバレンシアの05 アグネスデジタル
(父)ダイイチコパンの05 タニノギムレット

カタログを見ないと最終判断できないが、一目惚れがない限りはまあこんなものか。
おそらくみんな人気して高ポイント争い必至。
これに美浦のノーザンドライバーの05を加えて申し込めば1頭くらいは抽選あたるだろうか。
結局抽選頼りとは、やっぱりつまらないところ。

(2006年5月29日記)

◆募集馬カタログ送付

ラフィアンから募集馬カタログが送付されてきた。

カタログ自体はもちろん、肝心の募集馬も社台・サンデーに比べると見劣りするのが正直なところ。
ただし募集価格は、社台・サンデー高めのため、ラフィアンは随分と安め感がある。

これから、栗東入厩予定馬から応募する馬を選ぶことになるが、カタログを眺めていると、アグネスデジタル産駒が綺麗な栗毛ばかりで素人目に映えた馬体でどれもよく見える。
以前にあげた候補馬からではコスモバレンシア、美浦入厩だが、ノーザンドライバーはかなりよく思える。
このほかではコスモフライト、マイネステラが好印象。

今日届いた請求書によれば私のポイント1,831点で人気馬には届かないので抽選を睨みながらの応募にかけるしかない。
ただ、例の税金問題であまり多くの馬にはと悩ましいところも。

(2006年6月16日記)

◆出資馬本格検討

ラフィアンから募集カタログが送られてきたので、出資馬を検討した。

社台・サンデーの場合は、価格、入厩先もわかる募集馬一覧が事前にネットで公開。
しかもカタログと同様の写真もあるので、カタログが郵送される前に募集馬の検討を行うことができる。
しかも繁殖牝馬名簿もあるので、血統も含めての検討が可能。

しかし、ラフィアンは事前情報は価格、入厩先のわかる募集馬一覧だけで肝心の馬はカタログが初見。
ということでカタログ到着後の検討があいかわらず重要。

事前に募集馬が発表されてから入厩先が変わって、栗東入厩馬は21頭、うち牝馬は7頭に。
この中からカタログで気になる馬を取り上げてみた。

■11 ゲイリーアジェンダの05 父ジェイドロバリー
栗毛の立派な馬体が目を引いた。
父ジェイドロバリーでダート路線に期待。
私は兄姉馬を気にするので初仔なのが未確定要素大。
入厩先は今年もやたら多い中村均厩舎でまずまず。

■13 コスモフライトの05 父ジャングルポケット
この馬も馬体から気になった。
初仔なのと実力のわからないジャングルポケット産駒が不安要素。
入厩先西浦厩舎で可もなく不可もなく。調べると主戦本田騎手か…

■35 ユコウターナの05 父ステイゴールド
兄ミツアキサイレンスと佐々木晶三厩舎というだけで事前に関心。
カタログを見ると馬体がやや小さいのが気にかかる。

■43 コスモバレンシアの05 父アグネスデジタル
昨年も関心があったコスモバレンシアの第2仔。
アグネスデジタル産駒はどの馬も綺麗な栗毛馬体で興味を覚えるが、この馬もその1頭。
こんな馬で1千万円は安いように思える。
入厩先が昨年同様の野元厩舎なのが難点。

■45 ダイイチコパンの05 父タニノギムレット
私の出資馬インティマの全妹。
血統は問題なく、馬体も昨年同様の好印象。
姉妹馬なので引き続き出資したいところ。
ただし、インティマと違って入厩先岡田稲男厩舎とは、イマイチ。

■52 マイネステラの05 父サクラバクシンオー
ラフィアンには珍しいサクラバクシンオー産駒。
カタログでは小柄ながら良い馬体に見える。
43と同じく1千万円とは安い感じ。
入厩先変更で宮厩舎となった。

ざっと見て興味を抱いたのは以上だが、何度も言うようにアグネスデジタル産駒は綺麗な馬体でどれも気にかかる。
マイネアイルの05はラフィアンの活躍馬だった母の初仔で人気必至だろう。
美浦入厩予定のノーザンドライバーの05は産駒の中でもさらに好馬体でカレッシュの活躍もあって人気必須。
この2頭は高ポイントでどれだけいくかに注目。

(2006年6月17日記)

◆申込状況掲載

ラフィアン公式サイトで募集馬の申込み状況のランキングが今日から掲載されるようになった。
今日の時点での一番人気は、マイネアイルの05の111口、976点。
私の出資予定の馬ではコスモフライトがランク入り。
これからどこまで上がるかに注目の日々。
(2006年6月27日記)

◆出資申し込み

今日、ラフィアンの出資申し込みをした。
来週火曜日必着なので、念のため速達で郵送。

今週から公式サイトで応募状況が公表されている。
今のところ第1位はマイネアイルで早くも5,000点突破。
今年の上位勢はどこまでポイントが上がるのだろうか。
また、満口馬はどのくらい出るのか、来週の発表に注目。

さて、私の申し込んだ馬はというと、例によっていろいろ考えたが、結局は先の出資検討と変わらず、下記のとおり。

13 コスモフライトの05
35 ユウコウターナの05
43 コスモバレンシアの05
45 ダイイチコパンの05
47 ノーザンドライバーの05
52 マイネステラの05

我ながらあきれたが、何と6頭に申し込んだ。
ただし、13、35、47と既に上位10番内に入り、高ポイント争い必至の馬が3頭もいる。
また、43、45も昨年並みなら満口確実。
ということで、5頭は抽選狙いでの申し込みである。
対象が5頭もいれば、1頭は何とか当選するだろうとの思いだが、もしも複数あたるようなら運がいいということだろう。

私は持ち点約1,800ポイントだが、ポイント争いが低くなって、4頭以上出資確定ということには、ならないように…

(2006年7月1日記)

◆出資ポイント争い

ラフィアンでは申込み最終日を前にポイント争いが高騰。
トップのマイネアイルは7,000点を突破、これを含む6頭が4,000点以上。
昨年よりも上位陣のポイントは高くなっている。

私の申し込んだ馬ではユウコウターナが6,000点超とはるかかなた。

コスモフライト、ノーザンドライバーもあっさり上へ。

コスモバレンシア、マイネステラが間もなく満口で、何とか足りそうか。
このままいけば3頭出資になりそう。

(2006年7月3日記)

◆申込状況発表

ラフィアンで募集馬の申し込み状況が発表された。

満口馬は17頭、人気トップのマイネアイルは何と10,923点。
一昨年の1万点超えの復活。
出資制限枠1割程度では何の規制にもなっていない模様。
満口馬の数は例年通りだが、水準は間違いなく上昇している。
5千点以上が7頭、2千点以上でも12頭、満口馬のうち16頭は千点以上。
満口になるような馬には出資できないと思った方がよさそう。

という訳で、1,800点程度では何の役にも立たず、私の申込んだ馬は6頭のうち3頭がはるかかなたで全く届かず。
ユウコウターナが5千点超えるとは思いもしなかった。
申込み口数も200口以上なので、抽選通過も無理だろう。

意外なことにコスモバレンシア、マイネステラはぎりぎりで満口足らず。
ダイイチコパンとあわせて3頭出資確定。
本当に安い牝馬ばかりになってしまった(^^;;

社台・サンデーでは社台の関東馬を中心に売れ残りが目立ったが、ラフィアンでは全く例年通りの売れ行き。
税金問題などどこ吹く風といった感じ。
やはり税金問題は大口の社台・サンデーだけの問題なのだろうか。

(2006年7月4日記)

◆出資確定

ラフィアンで募集満口馬の抽選結果が発表された。

私は、コスモフライト、ユウコウターナ、ノーザンドライバーの3頭が満口でポイントが全く届かず抽選待ちとなったが、その結果は、残念ながらというか予想通り、全て外れてしまった。
昨年と違って全て200口以上なので、厳しい抽選。

ということで、今年の出資馬は次の3頭に確定した。

43 コスモバレンシアの05
45 ダイイチコパンの05
52 マイネステラの05

安い牝馬3頭で補償があるので、出資金額は24万円強。
牝馬ばかりなのが気になるが、余程のことがない限りこれで今年は打ち止め。

(2006年7月5日記)


1次募集から2か月がたった9月、ラフィアン2次募集が始まった。

◆2次募集馬発表

ラフィアンの2次募集馬が公式サイトで発表された。
今年は何と30頭と例年以上の頭数に。
もともとあまり関心はないのだが、カタログを見て気が変わるか。

(2006年9月4日記)

◆2次募集馬カタログ送付

ラフィアンから第2次募集馬のカタログがようやく送られてきた。
9月4日の募集馬の発表から約1か月、少々間延びした感。

私は元々2次募集というもの自体に関心がなかった。
しかし、今年は1次募集で安い牝馬ばかり3頭しか確保できなかったので、牡馬の1頭くらいはいうことから、入厩予定先も徐々に決まってきたところで、カタログを検討しようかと思うことに。
もっとも良い馬にはポイント不足で出資できないので、地力だけでは到底無理な話だが…

(2006年9月29日記)

◆2次募集申込み発表

2次募集馬が発表され、リストの中に園田競馬サラ1期生のバクシンクリークの初仔がいるのにびっくり。
園田競馬ファンとして関心を抱き、アンソロジーの中尾秀正厩舎ということもあって、思い切って申込むことにした。

10月になって公式サイトで申込み状況が公開され、そのバクシンクリークの名が上位にあってまたまた驚き。
そして今日、前期申込み状況が発表。
バクシンクリークは6番目の人気、142口2,855ポイントで出資叶わず。
2次募集のポイント争いは敗退必至なのだが、まさかこの馬でこんなに人気するとは思ってもいなかった。
やはり2次募集には縁がないのか。

(2006年10月12日記)

◆募集中止

ラフィアンからBRF在厩馬のポートレイトが送られてきた。
いずれもほぼ1か月前のコメントなので近況とは程遠い内容。
1歳馬3頭の近況は気性面などでいずれもあまり内容がないので、この時期はこんなものかと思っていたところ、驚きの事態に。

某一口BBSを覗くと、何と1歳馬3頭、コスモフライト、マイネアウローラ、マイネステラが募集中止の報。
私の自宅には届いていないが、出資会員に通知が送られてきた模様。
マイネステラ、入会以来初めての募集中止とは・・・

今後の見込みがないので募集中止とは良心的といえばそうだが、見切りの時期が早すぎるような。
ちょうど今日届いたポートレイトは何だったんだろう。
この1か月の動きがあまりにも悪かったということか。

この時期ならまだ募集馬がいるので替わりに出資をということらしいが、私としてはこれで打ち切りかと思っていた矢先だけに、この時期に再出資してねと言われてもねえ。

事務的なところで、マイネステラはほぼ補償金で出資したのだが、返還はどうなるのか。
色々と考えると少々鬱陶しくなってしまった。

(2006年10月19日記)

◆募集中止通知

ラフィアン事務局からマイネステラ05の募集中止の通知が届いた。
説明文は下記の通り。

無事に馴致を終え、坂路調教を開始しました。
ハロン20秒程度のキャンターで乗り込んでいましたが、同じ時期にトレーニングを始めた1歳馬と力の差が感じられます。
鍛錬を続けてデビューさせても、走るフォームや身のこなしから、満足な成績を残すことは難しいものと思われます。
このままでは皆様の経費のご負担が増えるばかりと判断し、募集を中止することになりました。

何やら今回募集中止の3頭は全て同じ中止理由だったようで、一言で見込みなしということ。
少々判断が早いような気もするが、あきらめるしかない。
最後の一文は却って気分を悪くするなあ(^^;;

なお、気になる補償返還は事務局に問い合わせたところ、すぐに回答があった。
ふ〜ん、そういうことか…

(2006年10月20日記)

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