2007年ラフィアン出資馬検討


ラフィアンTCに入会して7年目。

これまでラフィアンで出資した12頭のうち、愛知杯(GIII)優勝と最も活躍したソーサリスはこの2月で引退。
古馬ではトラヴェル、3歳ではガリレイ、インティマと今後がまだ楽しみな状態。
そして、2歳のラロンハ、ソシオは間もなく入厩を迎えるという2007年初夏、ラフィアンの募集が始まった。

◆募集馬公表

ラフィアン公式サイトで今年度の募集馬のラインアップが公表された。
社台・サンデー並みで、こんなに早い時期の公表は初めて。

募集馬のラインアップを眺めたが、牡馬が買い付けた馬中心、牝馬が自家生産馬ばかり。
その自家生産馬では牡馬のダイイチシガーの06が良血馬で人気を集めそうか。
なお、ノーザンドライバー仔はいない(笑)

税金問題で出資をどうするのか悩ましいところだが、今年から募集方法も変わることもあって、まだ最終的に何頭出資するのか決めかねているところ。
貯まった補償があるので安馬1頭はただ同然で手に入るのだが・・・

(2007年5月2日記)

◆募集価格発表

社台・サンデー、ラフィアンの両クラブで募集馬の価格が発表された。
ラフィアンの例年にない早い時期の発表は、社台・サンデーを完全に意識している。
両クラブとも税金問題の最終決着が公表されていない中での価格の発表で、某有名BBSでもこれに対する不満、全体に価格が高いとの不満が多い様子。

ラフィアンでは、募集価格とあわせて東西振り分けも発表。
美浦入厩馬ばかりなのは、やはり変わらない。

募集価格は、牡馬で3000万円超の馬が少ない一方で、2000万円台の馬がやや多く、社台・サンデーの募集価格を見た後では割高感。
牝馬ではなおさらで、聞いたこともないような産駒の牝馬が1000万円台では…
コスモフォーチュンの全妹のグレースマリヤが2000万円とはましか。

東西振り分けも発表されたところで、ぼとぼちと出資馬を考えていきたいと思う。

(2007年5月14日記)

◆カタログ送付

ラフィアンから今年度の募集馬カタログが送付されてきた。

募集馬の東西振り分け、価格の入った名簿は既に公表されていたが、厩舎発表がないままでのカタログ送付。
私の場合は価格と入厩先が出資馬選びの優先事項なので、これまでほとんど検討しておらず、今年は気に入ったマイネマジック、ノーザンドライバーの産駒がおらず、この2年間出資してきたダイイチコパン産駒もセゾンでの募集になったので、当初からこれといった関心馬が見当たらず、税務問題もあってあまり気乗りしない状況。

募集方法はまた変更になって、100口のうち70口が実績優先枠、25口が抽選枠、3口が新期会員枠、2口がリザーブとなり、抽選枠が大きく広がった。
適度に出資ポイントがたまっている会員には優先枠減少は腹立たしいところか。
私のポイントはようやく2,000点越えの2,101点なので、実績争いになると全く太刀打ちできない。

なお、税務取り扱いは、社台・サンデーとの違いが明確になり、JRAからの源泉徴収分はこれまで通り会員には還付しないことに。
これって会員の預かり金じゃないのか。
一方、プラス面ではようやく社台等の他クラブ並みに優勝記念品が会員に配分されることに。
会報ではわずかの金額なのでと否定的な説明が以前あったが、未勝利金メダルでも結構な値段になるので、やはり配分してもらわないと。
ソーサリスのような重賞勝ちのオープン馬なら万単位になりますからね。

さて、肝心の募集馬の概括だが、牡馬42頭、牝馬19頭、関東40頭、関西21頭のいつも通りの牡馬、関東重視。
価格帯では6,400万円の400口2頭、200口4頭と高馬の数が少ないのだが、牡馬で2,000万円台、それも2,600万円が多く、全体では高めの感。
2,000万円以下の関西入厩馬は牡馬6頭、牝馬6頭で、余程のことがない限り、私はこの中から出資することになる。
・・・ハナから募集馬の8割が対象外とは、よくそんな一口馬主クラブで続けてますな(笑)

それぞれの募集馬だが、カタログを見てもこれといったのがいない。
血統的にこれといった馬もおらず、写真を見て第一印象でピンときた馬もいない状態。
社台・サンデーのカタログを見るようになってから特に見劣り感が大きく、出資意欲がわかないのが正直なところ。
補償もあるので、安い牡馬と牝馬1頭ずつを選んでそれで終わりか。
やっぱり社台・サンデーか…

(2007年6月16日記)

◆出資馬検討

ラフィアンの募集馬カタログが到着したので、出資馬を検討した。
肝心の入厩予定先がまだ公表されていないので、血統、馬体などから検討。

まず、安い牡馬では次の3頭。

■02 インデポジットの06 (父トワイニング) 1500万円
早熟、ダート得意のトワイニング産駒。
社台ではさっぱりだった母の産駒ですが、堅実そうなので。
市場取引価格650万円で、募集価格1500万円はぼったくりの表れ。
ネットで検索すると、記事も載っており、期待してもいいのか。

■30 マイネアクティースの06 (父グラスワンダー) 1600万円
グラスワンダー産駒、母の実績も第2仔でなし。
自家生産馬で、堅実そうな牡馬ですが、以前ならもっと安かったのでは…

■31 マイネアレグリアの06 (父アグネスデジタル) 1500万円
昨年同様数多いアグネスデジタル産駒、カタログ写真は綺麗な栗毛で、本当に写真写りはいい。

次に、安い牝馬では次の4頭。

■45 グレースマリヤの06 (父マイネルラヴ) 2000万円
カタログ到着前から気になっていた数少ない馬の一頭。
重賞馬コスモフォーチュンの全妹で、血統からは期待できそう。
このクラスの牝馬で、募集価格2000万円を高いと見るか、安いと見るか判断が難しいところ。
ただし、市場取引価格が600万円で、かなりのぼったくり。

■47 ザナックの06 (父タイキシャトル) 1400万円
ラフィアンでは珍しいタイキシャトル産駒、園田でも走っていたツタンカーメンの全妹で、母の仔出しはまあまあ。
カタログ写真では素人目で好印象の馬体。

■55 マイネステラの06 (父アドマイヤコジーン) 1000万円
昨年応募するも取り下げとなった馬の半妹。
安いのと丈夫そうな血統が魅力も、芦毛はあまり好みでは…

■58 マイネノエルの06 (父マイネルラヴ)1200万円
母父トニービンで血統だけは良い馬で、これまた安いのが魅力。

以上、関西入厩予定の安い12頭の中から興味を覚えた馬だが、高馬ではダイイチシガー06(父ブライアンズタイム)、関東入厩馬ではマイネガイア06(父タニノギムレット)、マイネヴィータ06(父ネオユニヴァース)などが良さそうに思えた。

さて厩舎が発表され、人気を集めて実績枠から外される馬もいるだろうから、この中から2〜3頭に申込み、出資といったところか。

(2007年6月18日記)

◆入厩先発表

ラフィアン公式サイトで募集馬の入厩予定先が発表された。
とはいうものの、関西の牝馬ではほとんどが未定状態、これでは参考にならない。
佐々木晶三厩舎が全くないので未定の中から決まるのであれば、まあいいのだが…

(2007年6月20日記)

◆出資申込み

ラフィアンでは26日(火)から応募状況が発表されているが、今日の時点で満口は6頭とまだまだ応募数が少ない状況。
しかし、満口6頭は最も低い102口のグレースマリヤ06でも出資可能ポイントが2,582点で、やはり実績枠が少なくなった分、高レベルに。
私の場合ではまず満口では抽選になりそう。

ということで、最終的に以下の馬に申込みことにした。

30 マイネアクティースの06
31 マイネアレグリアの06
45 グレースマリヤの06
47 ザナックの06
58 マイネノエルの06

45は5番人気で既にポイント不足、30も9番人気でこのままいけばポイント不足で、この2頭はハナから抽選狙い。
他の3頭は何とかと願っているが、58あたりは人気してはねられるかもしれない。
全部確定しても困るのだが、さてどうなるか。

(2007年6月29日記)

◆申込み状況

ラフィアンでは、明日の締切りを控えて、募集馬の申込状況が一気に高騰。
11頭の満口頭数はともあれ、そのうち8頭が5000ポイント以上と、実績枠が70%になったため高騰するとは思っていたが、これほどとは・・・
私のような新参者はもちろん、キャリアのある中堅上位者でも歯が立たなくなってきた。
なお、マイネアレグリアの06が25位とランクインしてきたが、これくらいまでは届くだろうか。

(2007年7月2日記)

◆申込み状況発表

ラフィアン公式サイトで、前期募集の申込み状況が発表された。

・・・はずだが、上位勢はともあれ、人気15位以下の馬の応募数が昨日発表分から全く変わっておらず、どうやら応募数の修正をしないままホームページをアップした模様。

ということで、最終確定には至っていないが、1万ポイント超え4頭、5千ポイント超5頭ととんでもなくハイレベルに。
私の申込み馬では、グレースマリヤ、マイネアクティースが5千ポイント超で抽選待ちに。
マイネアレグリアは未確定のまま。

それにしても大事な出資馬確定で、いい加減な事務処理とはお粗末ですな。

(2007年7月3日記)

◆出資馬確定

ラフィアン公式サイトで、申込み状況の最終確定版が発表された。
やはり昨日の発表は満口以下の馬の応募数が前日分までのものだった模様。

最終的に満口馬は14頭、1頭はちょうど100口で、13頭が実績争いに。
最低でも2485ポイント、5千ポイント以上が9頭と高レベルの実績争いだった。
しかし、100口以下ではツアーで評判のよかったノエルが上位ランクインしていないなど、意外と応募数が少なく、一極集中状態。

しかし、こんな高レベルの実績争いでは私のような弱小会員はもちろん、相当実績のある会員でもやっていられない。
制度変更があまりにも場当たり的なのが最も腹立たしいのだが…

さて、申込み状況発表にあわせて抽選の結果が発表された。
私の応募馬では、グレースマリヤ、マイネアクティース、ともに外れ。
最終的に、マイネアレグリア、ザナック、マイネノエルの3頭で確定した。

募集馬リストが発表された時から関心のあったグレースマリヤの落選は残念至極だが、昨年のノーザンドライバー05と同様に心の愛馬として応援するしかない。
もちろん、出資確定した3頭には縁ですので出来る限り頑張ってほしいものである。

(2007年7月4日記)

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