2011年ラフィアン出資馬検討


◆ラフィアン募集予定馬発表

ラフィアン公式サイトで今年の募集予定馬が発表されました。
募集頭数は51頭、昨年63頭、一昨年72頭に比べると大きく減っており、私が入会したこの10年間でも最も少ないようです。
馬房制限の影響や募集対象馬から厳選したというよりも、好調時のように募集馬が売れなくなったためかと思われます。

募集馬の内訳は、牡馬33頭、牝馬18頭といつもの牡馬偏重。
種牡馬別ではあのロージズインメイはわずか3頭、最多はステイゴールド10頭 で、社台系種牡馬を中心に幅広く分かれた状態。

個人的に関心のある馬はやはり何といってもマイネソーサリスの10(牡:父ディープインパクト)。
人気種牡馬に重賞馬の母、駄目かと思った初仔もオークス出走なので人気必至。
もっとも募集価格が問題で、社台でディープインパクトの牡馬は6〜8千万と言われていますから、ラフィアンでは1億円に届くかもしれません。
さすがに100口募集でも手を出し難い超高額馬になりそうです。
気にはなる募集馬ですが、おそらく関東入厩の超高額馬、私は新規出資を見送ることにしていることもあり、もちろん出資するつもりはありません。

後の関心は募集価格と入厩先ですが、とりあえず今年のラフィアン募集馬は傍観です。

(2011年5月11日記)

◆ラフィアン募集馬価格発表

ラフィアンから今年の募集馬の価格が発表されました。
募集価格のみで、東西振り分け、入厩先はまた後日です。

募集価格をみると、最高価格がウエスタンシャープの10・牡馬(父ブライアンズタイム)5000万円で、続いてマイネソーサリスの10・牡馬(父ディープインパクト)4200万円、ノーチェリンダの10・牡馬(父ディープインパクト)3600万円、ハナノメガミの10・牡馬(父ディープインパク ト)3600万円、タカラカンナの10・牝馬(父アグネスタキオン)3600万円と、都合5頭が3000万以上。2000万以上がさらに10頭で、都合15頭が2000万円以上です。

昨年は2000万円以上が11頭だったので高額募集馬の頭数は増え、全般的な価格も昨年以上の高値となっています。
一口馬主掲示板等では、 補償制度がなくなるので、募集価格がどれだけ安くなるのかという予想がありましたが、社台と同様に、全く価格には反映されていません。

個別の馬をみると、ブライアンズタイム産駒が最高価格というのには時代遅れの印象は否めません。
ディープインパクト産駒は3頭で、社台で牡馬は6〜8千万と予想していたところ、実際はかなり安くなったのと同様に、ここでも安めになっています。
ということで、私の注目していたマイネソーサリスの10は4200万円と、大幅に私の予想を下回りました。

なお、この3年間は全て100口募集でしたが、3000万円以上の募集馬は200口募集になっています。
やはりこのご時世で高額馬を100口で募集というのは売れないとみたのでしょう。

さて、かねてより表明しているように、今年は新規出資する予定はありません。
元々出資する気があったのがマイネソーサリスの10だけだったのですが、予想よりも安くはなったものの、栗東厩舎に入厩してくれないことには…

(2011年5月16日記)

◆ラフィアン募集馬東西入厩先決定

ラフィアン公式サイトで募集馬の東西入厩先が発表されました。
昨年とほぼ同時期での発表ですが、関東36頭、関西15頭と、7:3の比率で、従来以上の関東偏重となっています。
1頭だけ関心のあったマイネソーサリスの10は関東入厩予定となりました。
佐々木厩舎と揉めて全馬を美浦厩舎に移した経緯から、いまさらその原因となった血統の馬を栗東厩舎に入れることはなかろうと思っていましたが、予想通りの結果でした。

元々新規出資を見送るつもりでしたが、このマイネソーサリスの10の関東入りで、出資しないことになりそうです。
ラフィアンには2000年 に入会して以来10年間で19頭に出資してきましたが、ここで一旦一区切りです。
社台で申し込みできなかった時は考え直すかもしれませんが…

(2011年6月3日記)

◆ラフィアンカタログ送付

ラフィアンから募集馬カタログが送付されてきました。
ざっと見ただけですが、募集馬の写真が、昨年は冬毛だらけのパッとしない馬体が多いうえに、ピンボケまじりでしたが、今年は良くなっていました。
しかし、各馬の「配合と特徴」が「血統と特長」になり、ただの種牡馬と母系の成績をなぞっただけの誰でも書けるものに代わっていました。
先代社長得意の少々意味不明な解説は、若社長には荷が重すぎたのかもしれません(笑)

肝心の募集馬ですが、今年は出資する気がないので、じっくり見ることもなく、これでおしまいです。
ラフィアン公式サイトで入厩先も発表されていたようです。
概ね従来からの厩舎ばかりです。ちなみにマイネソーサリスの10はやはり手塚厩舎でした。

(2011年6月15日記)

◆ラフィアン申し込み状況発表

ラフィアンの第1次募集/前期募集が終了し、公式サイトで募集馬の最終申込み状況が発表されました。
満口となった馬と出資可能ポイントは下記の通り。

03 ヴォルピアの10 ・・・ 115  6,346
07 グレートキャティ10 ・・・ 151 10,340
08 グレート ハーベストの10 ・・・100 全員出資可能
10 コランディアクインの10 ・・・ 120 6,438
12 シャイニングムーンの 10 ・・・ 279 17,010
22 マイネアクティースの10 ・・・ 113 5,118
27 マイネディーバの10 ・・・  100 全員出資可能
38 コスモフォーチュンの10 ・・・ 161 7,939
44 マイネサマンサの10 ・・・ 100 全員出 資可能

12番の馬以外は売れ行きが悪く、何頭満口になるのやらと思っていましたが、最終的にはちょうど100口の3頭を含めて9頭が満口となりました。
思っていたよりも満口馬は多かったのですが、全体的には、申し込み数が過半数を超えた馬は他の4頭しかおらず、全くといっていい程売れていません。
成績低迷などから私同様に出資を見合わせた会員や、補償廃止で様子見を決め込む会員などが多くなっているのではないでしょうか。
一時隆盛を誇ったラフィアンも人気が地に落ちた感ですが、肝心の募集馬のレベルアップをはじめ牧場・クラブ経営などこの際見直してくれるといいのですが…

(2011年7月5日記)

◆ラフィアン2011年度出資見送り確定

ラフィアンの2011年度募集が終了しました。

私はムジカの補償があり、2月末まで申し込みができたので、ぎりぎりまで出資するか否か、具体的にはマイネソーサリスの10に出資するか否か迷っていました。
昨年新規出資はしないと決めたものの、多くのマイネソーサリス出資者がそうであるように、この血統には愛着があるので、ここで出資を見送って走られたら…と思っていたからに他ありません。
幸か不幸か当初募集で大きく売れ残り、その後も多数口売れ残っていたので、様子見を決め込んでいました。

昨日もクラブスタッフに電話をかけて今の様子を聞いたりして、迷った挙句に、ディープインパクト産駒に出資するのも今後なかろうと申し込むことにしたのですが、今日の定刻までに申し込むのをすっかり忘れていました(笑)
ラフィアンでは例にない良血馬でずっと気にかけていた馬ですが、申し込みできなかったのも何かの運命かもしれません。
今後は心の愛馬として陰ながら応援したいと思います。

ということで、ラフィアンに入会して11年目の2011年度の出資は見送りで確定しました。
ムジカの補償は持ち越しで、ペンタグラムで新たに補償が発生することは確実なので、合わせて結構多額の補償額になり、これはいつか使うことになるでしょう。

(2012年2月29日記)

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