2012年ラフィアン出資馬検討

◆ラフィアン募集予定馬発表

社台・サンデーの募集馬価格発表と日を同じくして、ラフィアン公式サイトで今年の募集予定馬が発表されました。

募集頭数は昨年とほぼ同様の54頭で、内訳は牡馬30頭、牝馬24頭と、例年になく牝馬の比率が高くなっています。
何より驚いたことに、購入馬がわずか6頭で、自家生産馬が9割を占める状態。
選馬眼もなければ購入資金もないので、自家生産馬ばかりになったというのが実情でしょうか。

ラフィアンは元々は先代社長の購入馬の選馬眼が売りだったので、それに期待して入会した会員は相当の落胆でしょうね。
近年の成績低迷を募集馬の質の低下が原因と説明してきたのに、これだけ自家生産馬ばかりでは、問題解決には全く至っていないと思うのですが、詰まるところは何も考えていないのでしょうね。

なお、種牡馬別ではコンデュイット19頭、ステイゴールド10頭と、この2頭の産駒で過半数を占めます。
ちなみにあのロージズインメイは1頭のみ。種付の時点である程度わかっていたことですが、まあやることの極端なこと。

最後に、私のゆかりの馬では、マイネソーサリスの11(父コンデュイット)が募集されていますが、それ以外に繁殖に上がった馬の産駒は募集されていません。
以前にここに書いたように、今年はムジカとペンタグラムの補償で出資することを考えていますので、とりあえずはまた様子見です。

(2012年5月 7日記)

◆ラフィアン募集馬ラインアップ発表

ラフィアン公式サイトで、募集価格と東西入厩予定先が掲載された募集馬ラインアップが発表されました。
何故かこのクラブは毎年のように発表方法が変更されます。

募集価格をみると、最高価格が3600万円の牡馬3頭、2000万円以上は牡馬12頭、牝馬4頭の16頭。
最高価格は抑え目ですが、平均的にみると、やはり高目の価格のようです。
なお、また全馬100口募集に戻っています。
入厩先をみると、美浦37頭、栗東17頭とこちらはあいかわらずの美浦偏重です。

ゆかりの馬では、ダイイチコパンの11が栗東となっていますが、マイネソーサリスの11、コスモバレンシアの11は予想通り美浦になりました。
ダイイチコパンの11は昨年牧場では見た記憶がありませんが、もう少し安ければ間違いなく候補のところ。
後は実馬次第で様子見になるでしょう。

今年は昨年に続いて社台の牧場見学ツアーには参加を決めていますが、ラフィアンの方はどうするのか決めていません。
そもそも運営体質が気に食わないので新規出資しないことにしていますが、補償を行使して1頭だけは申し込むつもりなので、一応は募集馬を見ておきたいのと、ウインとの協同化でクラブ運営がどうなるのか関心があるので、ツアーに参加するかどうするか決めかねています。
帰りの航空券を確保するのが面倒ですが、顔なじみの会員さんとの懇親会と思えば参加してもいいのですがねえ…

(2012年5月18日記)

◆ラフィアン募集馬入厩先決定

ラフィアン公式サイトで募集馬の入厩先と写真・動画などのカタログ情報が発表されました。

昨年同様に出資意欲はないのですが、補償があるので1頭だけ出資しようかと思っています。
ラフィアンでは重視される入厩先ですが、関西入厩馬では馴染みの厩舎ばかりで、トンデモ厩舎はいないように思います。

出資候補ですが、ゆかりの馬では、マイネソーサリスの11が美浦・手塚厩舎になって見送り決定。
堅実さが売りのダイイチコパンの11も気になりますが、コンデュイット産駒がよくわかりません。

社台ではオルフェーブルの活躍でステイゴールド産駒が人気必至。
ということでやはりラフィアンでも同産駒は大いに気なるところです。
少々高めのマイネアモーレの11以下、沢山の募集馬がいて絞りきれませんので、カタログからの選択になるかと思います。
この他に、1000万円台半ばくらいの安い馬から選択することになると思います。

さて、今年もBRFツアーは参加しません。
元々参加するつもりはなかったところ、ウインとの合同ツアーとなり、ウインの入会金と会費が無料と聞いて、それならウインの募集馬を見るのも悪くないかなと、ツアーに参加するつもりでいたのですが、1か月程前に気がついたら、復路の安い航空券が売り切れていて断念しました。
いつでも申し込めばいいとのんびりし過ぎていたのが失敗でした。
なお、来週は社台の牧場見学ツアーに参加しますが、8〜9月には恒例となっている牧場めぐりで募集馬と休養馬を見てくるつもりです。

(2012年6月12日記)

◆ラフィアンカタログ送付

ラフィアンから募集馬カタログが送られてきました。
驚いたことに全く同じ外装でウインの募集馬カタログが同時に送付されてきました。
よく見ると、発送元がクラブではなく、BRFグループになっていました。

募集馬カタログですが、例年のように冬毛だらけの馬体ばかりでよくわかりません。
とはいえ、出資予定のステイゴールド産駒は、関西馬で牡馬3頭と牝馬2頭といるので、この中から好印象の馬を選ぶつもりです。
ペンタグラムの引退が確定しましたが、前期募集には補償が間に合わないので、あまり人気になって即満口になるのは困ります。まあ即満口は全体でも5頭くらいだと思いますが。

(2012年6月14日記)

◆ラフィアン申し込み状況発表

ラフィアンの第1次募集の前期募集が終了し、公式サイトで募集馬の最終申込み状況が発表されました。
リストにするまでもなく、満口馬は次の1頭だけでした。

10 コスモプラチナの11 【申込総数】111 【出資可能ポイント数】 7,002ポイント

結局、昨年以上の売り行きの悪さで、満口馬1頭というのは、私が入会してから最低の成績です。
過半数以上の申し込みがあった馬はこの他に13頭だけで、多くの馬が半分どころか20口も売れていません。
社台・サンデーでも記憶にない程の売れ残りの多さでしたが、ラフィアンではそれをはるかに上回る状況です。
補償もないのでじっくり選ぶ会員が多くなったといえば聞こえはいいのですが、これから多くは望めませんので、ラフィアンもついにここまできたかという感です。

(2012年7月2日記)

◆ラフィアン出資馬検討

前期募集終了時点でたった1頭しか満口にならなかったラフィアンですが、今日の時点で3頭追加されて4頭が満口になっています。
残り口数が少ないところで、残り21口以下が5頭なので、第1次募集の満口は9頭は確実でしょう。
21口の次が37口なので、ここから上乗せがあるかどうかわかりません。
それにしても前期募集だけで20頭近くが満口となり、その後も多くの馬が売れたのが、わずか3〜4年前とは信じられないような転落振りです。

さて、改めて私の出資馬検討を記します。
新規出資しないことにしていましたが、補償が結構あるので、1頭だけ出資することにしています。

まず、社台が牝馬ばかりなので、牡馬に出資することに。
流行のステイゴールド産駒から、カートゥーンの11とマイネアモーレの11。
カートゥーンの11は社台系の母親で、好成績を残していますが、かなり年寄りなのが気がかり。
マイネアモーレの11は、ラフィアンでは名牝の母親ですが、やはり年寄りで、産駒の成績も峠を過ぎた感。私はスペラーレで外したので、雪辱をと思いますが、募集価格がやや高め。

ゆかりの馬から、ダイイチコパンの11。
大物はでませんが、堅実さが売りのダイイチコパン産駒。例年人気するのですが、今年も同様で、現時点で満口になってしまいました。

その他から、タイノーブルレディの11。
入厩先がアンソロジーでお世話になった中尾厩舎、種牡馬が早世したものの社台では期待の高かったチチカステナンゴ、牡馬で15万の格安馬、ということで候補に考えました。
実は私は芦毛馬は苦手なのですが、走ればかまいません。

ツアーに行けなかったので、そのうち牧場見学に行って実馬を見て、その後の成長振りから出資馬の申し込みをするつもりです。

(2012年7月6日記)

◆ラフィアン二次募集馬カタログ送付

牧場見学から帰宅すると郵便ポストが満杯状態。
一体何が…と中を確認すると、BRFからラフィアンとウインの二次募集のカタログ、社台から会報と経費の明細書が届いていました。

ラフィアンの二次募集は、私はまだ一次募集ですら申し込んでおらず、元々関心がありません。
そもそも現時点で9頭しか満口になっておらず、大半が半分も売れていない状態で、二次募集で一体全体何口売れるというのでしょうか。

(2012年9月24日記)

◆ラフィアン出資馬再検討

2歳馬は社台のアイスドールの11だけなので、ラフィアンで補償を使って出資しようかと思っています。
今のところラフィアン1次・2次募集78頭でわずか10頭が満口なので、残りから選び放題です(笑)

半年前の出資馬検討では、関西入厩牡馬のステイゴールド産駒から、カートゥーンの11、マイネアモーレの11を希望馬にあげていましたが、いまだに売れ残っているというか、その後もほとんど売れていません。母親が高齢なのが難点かと思います。
次に、社台ご推奨のチチカステナンゴ産駒のタイノーブルレディの11をあげていましたが、現時点で同産駒が走っておらず、手を引こうかと思っています。

2次募集馬では関西入厩馬は4頭しかおらず、募集当初はソルティスの11を考えていましたが、やはりチチカステナンゴ産駒なので見送り予定。
このほかに何かいないかと改めて考えていますが、ピンとくるものがいません。
で、はじめは考えていなかった牝馬でもと思うようになっています。

牧場見学でエアリバティーの11がやたら寄ってきたので(笑)、関心をもっています。血統的には母父トニービンなので芝の中距離でやっていけそうです。
ステイゴールド産駒では、シャイニングムーンの11がいますが、遅生まれなのが気がかり。

出資していた牝馬の仔として、マイネソーサリスの11がいるのですが、関東入厩馬なので悩ましいところ。
マイネルストラーノが勝ち上がって、期待されているようなので、どうやら、マイネソーサリスは繁殖馬としてある程度はやれそうななので、関心を持つようになっています。
関東入厩馬なので、そもそもの出資方針とは異なるのですが…

申し込み期限の2月末までまだ時間はありますが、以前と違って、公式サイトでも大した情報が出なくなったので、怪我しないかみることくらいしかできません。のんびりと考えたいと思っています。

(2013年1月6日記)

◆ラフィアン出資馬申込み

ラフィアン2歳募集馬の近況が更新されました。
それまで短く愛想のない内容だったのが、1月末からセールストークを交えた詳しい内容になったのですが、補償があって出資馬を検討する立場からすれば、これが最後の近況更新です。
調教の進み具体とその印象、血統的背景などの文章から、出資馬を決めることになります。

以前に出資馬を検討しましたが、父ステイゴールドということからカートゥーンの11に出資することにしました。
5月の遅生まれが心配だったのですが、調教では他の馬との遅れはなく、それほど悪い様子もないので、予定通りこの馬に決めました。

あと関東馬なので最後まで迷いましたが、マイネソーサリスの11にも出資することにしました。
いうまでもなく元出資馬の仔ですが、近況に書くまでもなく、半兄のストラーノが、父ディープインパクトとはいえ、ホープフルS2着、共同通信杯3着と好走しており、マイネソーサリス産駒がしっかり走ってくれそうなので、2頭目として決めました。

ラフィアンでは新規出資しないことにしていましたが、補償が1頭分ほどありますので、思い切って2頭出資することにしました。
ラフィアンへの不満はもちろん山程ありますが、急変期と違って悪い意味で安定してきたので、覚悟しておけば腹も立たなくなっています。

これで、社台のアイスドールの11、レイクサイドカップの11とあわせて久々の年間4頭出資になります。
2006年産駒のように全滅したこともありますが、昨年の2010年産駒のように1頭だけの出資だとやはりつまならいし、走った場合の税金処理のリスク管理もありますからね。

(2013年2月23日記)

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