マイネパッサージュ観戦記

●パッサージュ園田競馬へ

ホースケアの現役馬の売買情報によると、パッサージュは園田への売却が決定したようです。
中央競馬からの引退は残念ですが、私にとって地元園田で走ってくれるのは小さな幸せです。
平日開催なのでなかなか観戦に行くことはできませんが、機会があれば早く元気な姿を見に行きたいと思います。

賞金はぐっと下がった園田ですが、元気でいれば長い間走ることができます。
サンポーレディーのように未勝利でも100戦出走も可(^^)
しかし、超高額馬のエクソンと超安馬のパッサージュがこの時期から園田で同居するとは皮肉な話ですね。

NARのサイトによると、パッサージュ、渡邊幸生厩舎に入厩です。

渡邊厩舎というとアラブのクールテツオー、マノノトップガン、サラではハッピーマリヤなどがいた厩舎です。
比較的なじみのある厩舎ですが、最近あまり活躍馬がいないような。
いつ再デビューかわかりませんが、続けて見守っていきたいと思います。


●パッサージュ引退通知

ラフィアンから正式なパッサージュの引退通知が届きました。
既に確定していたので引退通知とはこんなものかというのが実感。
出資してから2年足らずの短い間でしたが、色々と楽しませてくれました。

本当にパッサージュご苦労様でした。


●パッサージュ引退へ

ラフィアン公式サイトによると今後について厩舎と相談中とのレポートがあったパッサージュですが、売りに出されているようです。
すぐに買い手が見つからなかったようで、売買情報が流れています。

◆(有)ホースケアの現役馬の売買情報◆

3歳中央未勝利、入着なし、59万円。
馬名マイネパッサージュ、中央で6戦しましたが7着が最高で入着もありません。
小柄な牝馬で大きな変わり身は期待できないかもしれませんが、丈夫でコンスタントに出走を重ねられると思います。
3歳馬ですから、南関東以外の全ての競馬場に転入可能です。


ラフィアンからの正式通知はまだありませんが、中央引退確定です。
昨年秋とこの春のわすか6走のあっという間の現役でしたが、私の初めての出資馬だけに一生忘れることはないでしょう。
前途は多難なようですが、地方でできるだけ頑張ってほしいものです。

59万円くらいなら何とかならんこともないので、私が引き取って、地方馬主になってパッサージュを地元の園田で走らせたいものですが、預託料が高くて現実には夢のまた夢。
誰かいい人に引き取ってもらえないでしょうか…


●2003年4月12日 (土) 阪神競馬 第4R 3歳未勝利戦 16着

パッサージュ、阪神未勝利戦に出走。
連闘で初のダート戦に臨みました。

私はこれまで全て現地観戦を果たしてきましたが、今日はさすがに都合がつかず、なんとか場外で観戦。

レースはいつもの好スタートというより、騎手が意識しての先行。
向こう正面では5,6番手を進みます。
かなり松田騎手の手が動いていたので、ここで不安が頭をよぎります。

3コーナー辺りから後方集団が一気に前を詰めますが、パッサージュはこれまで同様に大きな伸びがありません。
4コーナーを周ると後方集団に吸収され、中継画面からフレームアウト。
この時点で8着入線が絶望的。

このままゴールを迎え、現地観戦ではない悲しさ、どうなったのかと心配していると、スロー画面で最下位でゴールに入るパッサージュの姿が。
何と予想だにしなかった最下位となってしまいました。

あまりの完敗に言葉もありませんが、これで3連続9着以下となり、ペナルティを受けることになってしまいました。
最近の流れからするとこのまま引退の可能性が高いと思いますが、最終的な決定を待ちたいと思います。



●2003年4月5日 (土) 阪神競馬 第6R 3歳未勝利戦 11着

パッサージュ、阪神競馬6R未勝利戦に出走しました。
地元阪神なので私はもちろん現地観戦。
園田の小牧太騎手騎乗で多少は期待したいところ。
朝までの雨は止んで馬場状態は不良から重へ。

さて、パドックのパッサージュですが、前走ほどではないにせよやはり落ち着きを欠いています。
特に、周回時に観客側に向かうとひどくなります。
ひょっとして観客が怖いのでしょうか。

小牧太騎手が騎乗しましたが、足をタラリと垂らしたまま。
無理をせず馬が落ち着くのを待っていたようです。

馬場に入ると今回はさすがに落ち着きを戻したようで、さっと待機所に走っていき、一安心。

レースの方は、パッサージュ、好スタートを決めます。
いつもはせっかくの好スタートもすぐに後方に控えますが、今日は、中段上位でレースを進めます。
小牧太騎手は最内の最短コースで騎乗。

レースは終盤もペースは上がりませんが、パッサージュ、3コーナーに差し掛かったところでも中段のまま。
4コーナーから各馬攻防が始まり、一気に差していく馬がいるなか先行馬がバタバタと後方に落ちていきます。
どうなることかと思いましたが、パッサージュは粘って11着に。

バテる訳でもないのですが、格段のキレ味もなく、結果的に全体の中段をずっと走っていた形になります。

18頭立て17番人気の11着ですから絶望的な結果ではありませんが、8着の壁は厚く、これでリーチがかかってしまいました。

今回は多頭数のレースだったので厳しい結果になりましたが、レースを選べば何とか8着には入ってくれるのではないかと思いました。

そのうちレースを使いながらの変わり身があればいいのですが。


●2003年3月15日 (土) 中京競馬 第4R 3歳未勝利戦 11着

パッサージュ、中京競馬場で4か月振りの復帰を果たしました。
私も初の中京遠征で現地応援。
…しかし、ちょっと先行き不安なレース結果でした。

まず、発表された馬体重は402KGと復帰前から8KGのマイナス。
厳しく乗り込みをされているとはいえ、成長が期待されていただけにちょっとびっくり。

続いてパドックに現れたパッサージュはこれまでになく落ち着きがありません。
何か様子が違うなあと思っていたら、すぐに粗相をしてしまい、かなり入れ込んでいる模様。
パドック中、終始クビの上げ下げなどうるさい様子で、写真を撮ろうとしても、ちゃんとフレームに収まらないので私も困りました。

内田騎手が騎乗しても落ち着きがなく、騎手が御しきれない感。
これは本馬場入場の際も同様で、他の馬がさっそうと待機所に走っていくのに、何やらバタバタしていて一頭だけ誘導馬の後を付いていっていつまでたってもキャンターに入りません。
この時点で私としては大丈夫なのかなあという暗い気分に。

いよいよのレースの方は、いつもの好スタートがなく、やはりバタバタした感じで、集団にとりつき、そのまま後方待機。
しんがりから3番手の4コーナーからようやくしっかりした走りになりましたが、これまで同様にそれほどの伸びもなく11着に。

今日は一言で“気性が悪かったなあ”でしたが、馬体もこれまでと同じで、レース展開も同様で、成長が全く感じられなかったので、正直なところ、がっかりしてしまいました。
気性はともかく、馬体の大きな成長が望めそうにないので、
レース展開を変えるなど、何か変化を期待したいところです。



●2002年11月16日 (土) 京都競馬 第2R 2歳未勝利戦 9着

兄たちが勝った注目の3戦目。またも現地観戦してきました。
天気もよく暑いくらいの京都、でも観客席はガラガラでした。

今日はパドックでラフィアンのスタッフの方をようやく発見し、話を聞くことができました。
それほど厳しい調教もしていないので、レースを使いながら鍛えていく方針とのこと。
まだ馬自身がレースをよくわかっていないようです。

この日も前回同様の馬体重と意外と丈夫そうなので、引き続き出走させていきそうな感じです。

さて、この日は前回同様芝2000mのレースでしたが、いつものように後方待機。
4角を回ったところで一気に、と期待しましたが、同じく後方を走っていたノーブルフォースが直線抜け出して勝利を収めたのに対して、パッサージュは全く伸びず9着。
ちょうどデビュー戦と同じような展開でした。

またも残念な結果に終わってしまいましたが、スタッフの方の情報を信じて徐々にレースを覚えていってもらいましょう。
でも、多少は成績も上げてもらわないとレース自体に出れないので、頑張ってほしいものですね。


●2002年10月27日 (日)京都競馬 第4R 2歳新馬戦 7着

連闘の京都競馬場、またまた現地応援。
先週と異なり天気が良く、観客も多かったようです。

さて、芝2000mに挑むパッサージュ。
単勝173.1倍という最低人気(^^;;

パドックではやたら首を振るなどうるさいところもありましたが、概ね先週と同じような雰囲気か。
心配された体重は変化ありませんでした。

レースの方はさすがにゲート順調、好スタートを見せましたが、前走同様後方に控えます。
ずっと内から後方のまま進み4角まわったところで殿近くになったので前回と同じかと思いきや、直線で頑張って7着に。

少頭数とはいえ、何とか8着内に入ることができ一安心。
良血の牡馬の中での7着は立派なもので、次走以降に期待できそうですね。

天気が良かったので、私はまたも写真を撮りまくっていましたが、今日はまだましな出来でしょうか。


●2002年10月19日 (土) 京都競馬 第4R 2歳新馬戦 10着

パッサージュ、京都競馬場で無事デビューを果たしました。

雨の中、私は現地で観戦してきました。
レーシングプログラムに名前があり、本当にデビューするんだなあと実感。

まず、パドックで初めて出資馬の姿を目の前にすることができ満足。
牝馬限定戦のため特に小さくも思わなかったのですが、他の馬同様に充分に仕上がっている感じがしました。
落ち着かない馬が結構いるなかで、特にうるさいところも見せず、意外なほど落ち着いているように見えました。
パドックは外、外と歩き、写真を撮ろうとすると近すぎて困りましたね。

さて、レースの方はまずまずのスタートで、すぐに縦長の展開に。
パッサージュは後方から進みましたが、3角まわっても後方のまま。
4角まわっても後方で、直線に入っても全く伸びず、最後まで後方で
レースを終え、12頭中先頭から2.6秒差の10着と少々残念な結果になりました。

ゴール前で見ていたので全体の流れ、向こう正面の動きはさっぱりわからなかったのですが、縦長の展開だけにまずは実力通りの結果と考えた方がいいようです。
12頭立てだったのでせめて一桁を期待したのですが、次走に期待。
まずはデビュー戦、無事に回ってくれたので良しとしましょうか。
思っていた以上に元気そうなので次走も近いかもしれません。
またその時は現地で見たいものですね。