マイネパッサージュ(マイネセラヴィの00) 近況

ラフィアンターフマンクラブでは一口馬主に対して公式ホームページで出資馬の近況を毎週知らせてくれます。また、毎月発行されるクラブ会報でも近況が記載されています。さらに、ポートレイトとともに担当者からの近況報告が送られてきます。

私の感想(赤字部分)とあわせて月次報告をご紹介します。

週間近況報告


引退通知(2003年4月18日発行)

拝啓、貴下益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
ご愛馬「マイネパッサージュ号」は4月12日に阪神競馬場で出走し16着に入線しました。このレースで3戦連続9着以下となり、5月12日まで平地競走に出走できなくなりました。この結果をふまえ服部調教師と協議しましたが、能力的に限界があり、結果を先延ばしにしても皆様のご負担が大きくなるばかりだと判断し、残念ですが引退させることになりました。皆様のご期待に応えられず、このような結果になりましたことをお詫びいたします。長い間ご声援ありがとうございました。
今後のご精算ですが、4月分まで経費をご負担いただきます。実際の維持会費ご請求は3月分を最後とし、4月分は預り金と相殺し、余剰金は精算後に皆様のご指定口座に分配お振込みいたします。
マイネパッサージュ号は未勝利馬ですので、納入済み出資馬代金の60%補償(募集時カタログ13ぺ一ジD項)となります。これから支給される見舞金(180万円)がありますので、1口当たりの補償金額は、パッサージュ号への出資時に、分割払い及び補償を充当された場合で18,000円程、一括払いの場合で15,000円程となります。正確な補償金額は、見舞金支給後(5月下旬)に改めてお知らせいたします。
ご不明な点は東京事務所までお問い合わせください。
以上取り急ぎお知らせいたします。最後になりましたが、皆様のご健康をお祈りいたします。
敬具

話に聞いていた引退通知です。同じく聞いていたように“3戦連続9着以下による出走停止”というのが引退理由にされています。これまでのことを考えるとたかだか1か月の出走停止なんて大したペナルティではないので、はっきり能力不足とか次にいつ入厩・出走できるか見込めないと言ってくれた方がすっきりします。出走停止の件は各方面で話題になっていますが、ラフィアンでは引退の見極め判断になったようです。


◆クラブ会報・ポートレイトの近況報告

会報133号(2003年6月発行)

4月12日の阪神ではダートの短距離を試したものの、16着まで後退しました。3走連続の9着以下による出走制限。能力の限界と判断し、たいへん残念ながら引退させることになりました。地方競馬へ移籍予定。ご声援をありがとうございました。

ようやく会報で引退の記事。まだ載っていたのかというのが正直なところ。馬には責任ありませんから、園田で頑張ってほしいです。


会報132号(2003年5月発行)

3月15日に中京で迎えた復帰戦は11着。4月5日の阪神も11着と期待に反する結果でした。キビキビしたフットワークが目立ち、精神的にも落ち着きを保ったまま。もっと走ってくれても良いはずです。大胆な戦法で活路を見出したいところです。

4月12日のレースで最下位に終わり、引退が決定しています。もうあきらめていますが、こんな意味のない会報の近況はやめてほしいですね。


会報131号(2003年4月発行)

予定どおりに出走態勢が整いました。休養前と比べると心身ともにスケールアップした印象。調教の手応えも上々です。もともとレース運びは安定していた馬だけに、追われてからもうひとがんばりがあれば、上位を賑わすことができるはずです。

3月15日に中京で復帰戦を果たしました。“心”、“身”ともにレースを見る限りさっぱりの結果でした。希望的なコメントに過ぎなかったようです。


栗東・服部利之厩舎2003年3月

真歌TPに移動後は球節に熱を持つこともなくなり、順調に仕上がってきました。2月6日には栗東に入厩。馬体は小柄ですが調教でも一生懸命に走ろうとする前向きな気持ちがあり、厩舎でも「競走馬向きの性格」と認められています。前回の入厩時にすでに特徴は把握されており、調教のパターンも確立。すぐに復帰の目処が立ちそうです。(2月11日現在)

栗東での写真とともにレポート。順調のようですが、すぐに復帰といいながら1か月以上たってようやくの出走です。


会報130号(2003年3月発行)

2月7日、栗東に戻りました。大きく成長した印象こそ受けませんが、ふっくらとした好スタイルをキープ。いまのところ精神的にもリラックスし、とても良い状態です。いよいよこれからが正念場。一歩ずつでも上を目指してほしいと思います。

栗東に復帰。いい状態のようなので期待したいですね。


ビッグレッドファーム明和2003年2月

雨が降ってしまい坂路が完全に凍結してしまいました。ですので、現在は屋内馬場を使用しています。坂路での調教再開は2月下旬頃の予定です。さて、パッサージュですが、屋内馬場の運動に切り換わってから右前肢の球節から裏すじにかけて熱を持ち、少し腫れてしまいました。屋内馬場は小回りで肢に負荷がかかり過ぎてしまった為からだと思われます。ですので、坂路調教が行える真歌に移動し、調教を進めることになりました。

週間報告では詳しいことがわからなかったのですが、そういう事情だったようです。競走馬は生き物とは言え、難しいですね。


会報129号(2003年2月発行)

明和で調整中。当初は1月中には栗東に戻る予定でしたが、球節に軽い腫れが見られるため、大事を取って延期することになりました。ただし、詳しい検査でも異常はなく、単なる表面上の炎症だったことが判明。再び、ペースアップされています。

はじめに聞いた時は驚きましたが、大きな故障ではなくて何よりでした。早く復活して欲しいですね。


ビッグレッドファーム明和2003年1月

パッサージュのいる明和は、ここ最近の冷え込みが人にはとても厳しくなりました。さてマイネパッサージュ、厩舎から帰ってきて、まもなく明和の坂路で調教を行っています。体が小さいのに動きはしっかりしています。最後までしっかりと手応えもあります。マイネパッサージュ、普段から牝馬らしい神経質な所も見られるので、周りの環境に敏感なので、興奮してしまう事があります。

飼い食いも落ちたようで、環境の変化には弱いようです。


会報128号(2003年1月発行)

11月16日の京都も9着。上位を狙うためには、もっとたくましく変身する必要を感じます。リフレッシュを図ろうと、11月23日に明和へ。一息入れてから坂路でのキャンターを始めました。成長を促すよう、余裕を持たせた調教を心がけています。

BRFに復帰。さらに成長して欲しいところです。


会報127号(2002年12月発行)

10月19日の京都でデビュー。経験馬相手の不利もあり、10着に敗退しました。翌週も7着止まりだったものの、距離が3ハロンも延長されたのにもかかわらず、着差を1秒4も詰めた点を評価したいところです。堅実に前進してほしいと思います。

レース結果だけの遅い近況報告には全く意味なし。もうちょっとレースでの状況など外部からわからないようなことを書いてくれないのでしょうかねえ。


会報126号(2002年11月発行)

トレセンの調整にも慣れ、同馬なりに落ち着きが出てきました。10月2日にはゲート試験に合格。すでにこの時点で外見上はすっきりと仕上がっていました。それほどハードに追う必要を感じないため、態勢が整い次第、デビューさせる方針です。

既にデビュー戦、連闘でさらに2戦目まで経験しています。公式サイトで週間近況情報が得られ、実際に2走とも観戦してきた身には会報の遅い近況報告なんて全く意味がないですね。公式サイトを運営している訳ですから、文章内容を工夫すればいいのに。


栗東・服部利之厩舎2002年11月

入厩した当初から発汗がひどくイレ込みが目立っていましたが、陣営は苦労しながらもうまく調整を進めました。10月2日には無事、ゲート試験に合格。ゲートからのダッシュの練習が追い切りの代わりになったようで馬体も仕上がってきました。「態勢が整えば、3週目でも4週目でもデビューさせるから」と意欲的なコメントが届いており、デビュー戦に注目したいと思います。

入厩後も毎月ではないにせよ近況報告が写真つきで送られてきます。でも、記事の方は会報とほぼ同じで全く意味なし…


会報125号(2002年10月発行)

以前のひ弱な感じがなくなり、成長著しい同馬。9月6日、栗東へやってきました。翌日から順調に馬場入りし、キビキビとした走りを見せています。イレ込みが目立つものの、ゲート練習も問題なく消化中。デビュー戦が待ち遠しくてなりません。

週間の近況報告によるとゲート試験も合格。4回京都競馬3週目か4週目のデビュー戦を目指すようで、順調のようです。


真歌トレーニングパーク2002年9月

現在、坂路コースで順調に毎日のように乗り込まれています。特にかわった様子もなく順調そのもです。気性はあいかわらずですが、パッサージュに良い所でもある走りに安定感があり、レースでおりあいさえつけば、かなり良い脚が使えると思います。そのためにも、もっと大人にならなければなりません。これが、パッサージュの今の課題です。

極めて順調のようです。入厩してからも期待できるかもしれません。


会報124号(2002年9月発行)

真歌の坂路でキャンター調整中です。調教態度は引き続き真面目。鞍上の指示に的確に反応してくれます。非力な面も目立つものの、動きも着実に上向いています。終点近くの急勾配に差しかかっても、バテてしまうことが少なくなりました。

週間の近況報告によると、何と入厩決定とのこと。馬体の成長はあったものの、非力でスタミナ不足で、性格も幼く、まだまだ子供かと思っていただけに意外な展開。入厩はうれしい反面、少し心配でもあります。


真歌トレーニングパーク2002年8月

現在、坂路コースでじっくりと調教しています。ツアー後から運動を再開して1か月くらいたちますが、体重も増え、体もつくところに肉がついて良い馬になりつつあります。特にトモの発達が目立ちます。昼夜放牧が良い方に出てよかったと思います。ただ気性はあいかわらず幼さが残っています。これさえ良くなればと思い、じっくりとやっていきたいと思います。

写真でもふっくらした体型になってきました。ようやく成長の成果が・・・


会報123号(2002年8月発行)

3週間ほどの昼夜放牧を経て、真歌で坂路入りを再開。適度に余裕が感じられる丸みを帯びたスタイルになりました。カリカリした様子も見せず、調教態度はとても真面目です。自らハミをがっちり受けて、懸命に前進しようとしてくれます。

ついに身体の方に成長が見られるようになりました。調教態度も真面目なようで、好感がもてます。しかし、真面目で一生懸命はわかるのですが、成果の方はどうなんでしょうか。


真歌トレーニングパーク2002年7月

5月下旬から一時調教をやめ、Mプリテンダー、ノーザンドライバーとともに昼夜放牧をはじめました。まだからだが小さいことと、少しカリカリしてきたことで、昼夜放牧をしています。この休養で大きく、気性も成長してほしいと思います。ツアー時期のことはまだ放牧していますが、とても人間が好きみたいです。みなさんかわいがってください。

体重が432kgと一気に増えました。牝馬なのでかわいいのもいいですが、北海道までは見に行けません。


会報122号(2002年7月発行)

強い調教を控え、大切に育ててきましたが、馬体に変化は見られません。6月上旬からは昼夜放牧へ。疲れがたまっていたようで、寝転がっている姿をよく見かけます。これからが伸び盛りの時期。この機会にパワーアップしてくれればと思います。

あれっ、結局これまでまともに成長していないようです。これからって、何度目の言葉でしょうか。今度こそ頼みますよ・・・


真歌トレーニングパーク2002年6月

現在、坂路コースで順調に乗り込まれています。最近、走るということが徐々にわかっている様子でただ坂路で上下に行けばいいということはなくなり、リラックスして走ることができるようになりました。そのため体重も416kgくらいまで増えてきました。これで少し調教がしやすくなり、良さもどんどんでてくると思います。兄たちに負けないくらいの力はもっているはずです。

ようやく体重が増えてきました。これからの成長に期待。


会報121号(2002年6月発行)

疲れが解消し、再び調教ピッチを上げたところで右前脚を捻ってしまうアクシデント。繋靭帯の周辺が腫れてヒヤッとしましたが、幸い1週間ほどで落ち着きました。他馬に比べてやや小柄ですが、本馬なりに成長していることはうかがえます。

故障の方は週間の近況報告で既報。しかし、こう毎回のように小柄と言われると、成長してるというのも説得力ないですね。


真歌トレーニングパーク2002年5月

名前も決まり入厩にむけて気合がはいるところですが、本人はあまりわかってない様子であいかわらずやんちゃぶりを見せています。性格はあまりなおせないにしてももう少し大人になってほしいなあ、と毎日やっています。他の馬に比べると小さいですが、パワーなら負けません。性格とパワーは兄たちにそっくりです。そしてその兄たちにはやくおいついてほしいと思っています。

重賞馬のビンテージとは言いませんが、頑張ってほしいもんです。


会報120号(2002年5月発行)

夕方に与えた飼い葉を桶の隅に残したまま、翌朝を迎えることがあります。疲れでしょうか。馬体に細化は見られず、乗り込みはこれまで通りに続けていますが、強めの調教はいったん小休止。週に1、2回はWMで歩かせて体調を整えています。

マイネパッサージュという馬名がこの近況で初めてわかりました。パッサージュはフランス語で文章や楽曲等の一節ということですが、小道っていう意味もあったんじゃないかな。だったら”私の道”です。泥臭い名前ではないのは幸いですが、何か競走馬らしくない名前ですね。食の細いのがあいかわらずのようです。


真歌トレーニングパーク2002年4月

セラヴィは現在、坂路コースで順調に乗り込んでいます。以前はカリカリしたところを見せていましたが、最近はだいぶおちつくようになってきました。先月からへっていた体重もだんだんもどってくると思います。動きはとてもきびきびしていて小さい体をうまく使っている感じを乗っていてかんじています。これからはもう少し体の方が大きくなればと思います。

体重が減り続けてとうとう403kgにまでなってしまいました。400kgきるんじゃないかな。


会報119号(2002年4月発行)

他馬が近づくだけで耳を伏せる気難しさはありますが、運動神経の良さは繊細な馬ならでは。瞬間的な速い動きはすばらしいものです。小さいとよく言われていますが、Mグレイスの00より体高が1cm低いだけで、馬体重はまったく一緒です。

また気性難の一面が。身体の方は今年度の募集馬中で最小であることには変わりありません。


真歌トレーニングパーク2002年3月

現在、坂路で順調に乗り込まれています。運動量が増えてきたせいか時々カリカリするようになりました。おちついてくれるように日々やっていますが、やはり性格をすぐにはかえられません。だんだんよくなるようにやっていきたいと思います。時間をかければいずれわかってくれると思います。現在のセラヴィはこんな感じで日々をすごしています。

性格はあまりかわらないようですね。


会報118号(2002年3月発行)

将来、パドックでリボンを尻尾に付けるのは確定的と思われましたが、うれしいことに最近は蹴り癖が見られません。精神面でも成長しているようです。回転の速いピッチ走法とテンの加速力から見て、ダートからのダッシュは速そうです。

最近は蹴り癖がないって、以前は当たり前だったんでしょうか。それと、この馬ってダート向きということ?


真歌トレーニングパーク2002年2月

現在、真歌の坂路で順調に乗り込まれています。子供ぽいところはあいかわらずですが、走りはだんだんわかってきたようで、しっかりこちらの指示にしたがうようになりました。しかし、ときどき頭を上げてイヤイヤする事があります。最近はゆっくりやっているせいか、帰り馬道もおちついていてとても良い状態だと思います。このまま順調にいってほしいです。

ラフィアン特有の坂路調教も順調のようです。


会報117号(2002年2月発行)

腹帯が、最も小さいサイズから普通サイズのものに代わりました。腹回りは本馬なりにどっしりしつつあります。まだ成長中です。タッチするだけで体をこわばらせる敏感さはありますが、今のところ騎乗には差し支えありません。

以前は最小とはやっぱり随分と細いようですね。まだ成長中か・・・


真歌トレーニングパーク2002年1月

現在、坂路で他の1歳馬とともに毎日調教を行っています。他の馬に比べると小さいですが走りはしっかりしていてとても力強い走りをしています。しかし、まだ子供で、遊びながら走っていてヒヤヒヤすることが時々あります。あと少しカリカリすることがあるので、なるべくテンションを上げないようにやっていきたいです。この冬で少しでも大人になってほしいです。

ポートレイトに体高と馬体重が記載されるようになりましたが、何と420kg。毎号のように小さい小さいと書かれているのがわかりました。小さくても走ってさえくれればいいのですが。


会報116号(2002年1月発行)

馬体がコンパクトなぶん動きも小刻みですが、気難しい性格ながらも順調に調整中。坂路の環境に慣れてスムーズに走れるようになりました。調教の合間にゲート練習を行っていますが、躊躇することなく鞍上の指示に従っています。

ちゃんと走っている上にゲート練習まで。意外と順調なんでしょうか。


真歌トレーニングパーク2001年12月

馴致の初日に鞍と腹帯をつけたところひっくり返って抵抗。3日間でついに根負けし、人に逆らっても無駄なことを理解して、その後は素直になりました。小柄でひ弱な感じがしますが、骨力があり動きはしっかりしています。普段から小刻みな動きをしており、馬混みを器用に捌けるような競走馬になりそうです。

別にいいんですが、会報と同じこと書いてますね。


会報115号(2001年12月発行)

真歌TPで馴致を開始しました。初日の鞍付けで驚いてひっくり返り、そのショックで3日間は何も手が付かない状態でしたが、克服後はすべてスムーズ。すでに跨っていますが、小柄でも骨力があり、鞍上の重みを苦にしません。

トレーニングパークに移り、馴致に入ったようです。それほど大きな問題もなく、一安心。


ビッグレッドファーム明和2001年11月

引き続きBRF明和で昼夜放牧中です。他馬に見比べるとまだ小柄ではありますが、横幅が出てヒョロッとしたところがなくなりました。背中を上手に使った動きが見られ、踏み込みも力強くなりました。牝馬の馴致は牡馬の後に開始しますが、これなら人の重みを苦にすることもないと思います。

写真を見ると少しがっしりしてきたようです。


会報114号(2001年11月発行)

遊びすぎたせいか、疲れが感じられるようになりました。しかし、昼夜放牧を中断するほどではありません。すぐ元気を取り戻すはずですが、昼夜の気温差が大きくなってきたこともあり、間もなく日中のみの放牧に切り替える予定です。

元気が取柄なのにちょっと心配なコメント。大丈夫でしょうか。


ビッグレッドファーム明和2001年10月

母マイネセラヴィは12年度にはサンデーサイレンスを種付けされるなどビッグレッドでも期待の繁殖牝馬。その母オカノブルーが繁殖生活を引退したこともあり、ますます注目を集めそうです。本馬は快活な気性の持ち主で、人間が寄ってくるとちょっかいを出すなど、元気一杯。小柄ながらもバネのある動きが見られ、鍛えがいがありそうです。

全然知らなかったのですが、重賞馬を出したこともあり、母親のマイネセラヴィは相当期待が高いようです。初の牝馬なのですが、期待できそうです。


会報113号(2001年10月発行)

スタッフにちょっかいを出しては怒られる、相変わらずのおてんば娘。縦横無尽に放牧地を走り回っています。成長が待たれる馬体ですが、父に比べると四肢が長く窮屈さがありません。牝馬ですので馴致は最後のグループになる予定です。

元気は随分といいようですね。しかし、よく読むと毎回同じようなことばかり書いてますね。


ビッグレッドファーム明和2001年9月

セラヴィの子らしく繊細な面があり、乗り込みを始めればカリカリしてくるかも知れませんが、今のところは思いのほか従順です。馬体には幼さを残しており、成長の余地は十分です。放牧地の動きはとても小刻みでトリッキー。将来も、器用さは持ち味になるでしょう。ぜひとも大活躍し、さらにはオカノブルー系の一派として、その血を子孫に残してほしいものです。・・・ちょっと気が早いですね。

結構期待されているようです。私もそこそこ活躍して繁殖入りしてくれることを期待しています。


会報112号(2001年9月発行)

まだ子供っぽい体つきですが、フットワークの良さはピカイチ。走りに窮屈さがありません。動きも器用で、蹄の先まで神経が行き届いている感じです。元気さは太鼓判を押せますが、青草も忘れずに食べてもらいたいと思います。

動きはいいようです。ただ、身体は小さいのに食が細いようです。


会報111号(2001年8月発行)

やんちゃですが、現時点では思っていたより扱いやすい性格。岡田によるとMアクティースに似ているそうです。確かに、馬格以上の伸びやかな動きが目に付きます。四肢の長い、幼い体型が示す通り、成長の余地は十分に残していそうです。

性格が相当にきついようです。のんびりしてるよりはいいのですが・・・


募集馬カタログのコメント

父ペンタイアの一世代目の産駒成績は、落胆する結果です。思ったほどの瞬発力がなく、速い回転はきいても動きに伸びがないことがすべての原因だと思っています。ということは、伸びのある動きができることが、この馬の子供が走るための絶対条件かも知れません。本馬は、父の子にしては枝が長く、柔軟な体質と収縮力の強さから、敏捷で素軽い動きをします。悍性もきつく、かなりのじゃじゃ馬ぶりなので、体質と相まって末脚の切れる馬になると見ています。(岡田繁幸)

ペンタイアに関する評価は散々なもんです。岡田氏はすでにあきらめたとも言われています。募集馬カタログでは2000年産駒は既に付けているので、仕方ねえなあという感じが伺えるコメントばかりです。このコメントもいい点を探して捻り出した評価と思われますが、とりあえず、これを信じて末脚に期待。


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