マイネソーサリス観戦記

●引退通知

ラフィアンの事務局から正式にソーサリスの引退通知が送られてきました。

さすがに重賞馬だけにこれまでの馬と違って少々丁寧な文面のように思いました。
これからホームページの近況から名前が消え、事務局からのポートレイトや案内もなくなっていくのは寂しいものです。
ほぼ規定期限一杯まで、本当によく頑張ってくれました。

なお、引退通知に先日会報で発表された元出資馬の仔への優先出資権がソーサリスから適用される旨記載されていました。
ソーサリスが制度改正のきっかけになったようで嬉しいところです。

私自身はこれで繁殖入りは3頭目ですが、まだ産駒が募集されていないこともあって、正直なところ何が何でも産駒に出資とは考えていません。
元々兄姉馬の状況を見て出資を決めているので、初仔にとびつくかどうかもわかりません。
ソーサリスの産駒はおそらく相当の価格になり、牡馬であれば募集価格3千万円以上・200口以上になるでしょうから、優先権自体必要がないかもしれません。

という訳で、多分私の場合は優先出資権をもらっても、しばらく様子見して、産駒が走りそうで、大きく人気して実績制では手が届きそうにない時に権利行使するでしょうね。
そんな状況になってくれることを願ってやみません。


●ソーサリス引退決定

ラフィアン公式サイトによる近況。

3日(土)、東京で出走し、9着でした。
メイショウオウテと半馬身ほど併せるかたちで最後方を進みます。直線で外へ。
じっくり追走していたにもかかわらず、34秒台の脚を使う馬がいる中、同馬は推定で36.1秒もの上がりを要しました。
いつもより反応が鈍かった印象です。
勝浦騎手は「ゲートを出た瞬間、流れが速くなると思って無理をしなかった結果、あの位置に。
もっと伸びると思ったんですが…」とコメントしていました。
調教師と協議の結果、このレースを最後に引退させることに。
今後は繁殖牝馬になります。長い間、ご声援をいただきありがとうございました。

ソーサリス、予定通り、先日の白富士Sをもって現役引退が決定しました。
出資馬初の重賞馬だけに思うところも沢山ありますが、まずはお疲れ様の一言を。


●2007年2月3日(土) 東京競馬 第11R 白富士ステークス 9着

ソーサリス、本日行われた東京競馬第11R白富士Sに出走しました。

前走愛知杯で敗退後、予定していたニューイヤーSは除外となって、間が空いてしまったソーサリス。
小倉大賞典が目標といいながら、除外可能性が高いとあっさり見切って予備の白富士Sだけに登録。
結果的に小倉大賞典は出走できていたはずなのに出走せずと、何ともチグハグな陣営。
そうこうするうちに、クラブ公式サイトでは、ソーサリス自身がすっかり落ち着いてきて、もはや母親モードとのことで、引退レースの予告。

何とか引退勧告を跳ね返す好走を期待し、また、これまでずっと応援してきただけに最後のレースとなれば現地で応援と、私は急遽東京競馬場まで観戦に。

東京競馬場に入ると2月とは思えない暖かさ。
雲一つない快晴で、何と富士山の姿がくっきりと見え、さすがは白富士S開催日と思ったのは私だけではないはず。

その白富士S、競馬ブックの予想ではソーサリスは全くの無印。
人気は上位5頭に集中、ソーサリスはパドック周回開始の頃は単勝人気30倍台だったのが、どんどん下がって96.6倍の9番人気に。

さて、パドックのソーサリス、馬体重は前走変わらず。
しかし、トモのあたりなどすっかり緩んだ感。
見た目はさらに落ち着いたというか、静か過ぎる感で、以前のような血走ったような目も全くなし。

いよいよレース、そろったスタートでしたが、ソーサリス控えて、最後方に位置取り。
レースは8号馬が先行、独走状態に。向正面もそのままの位置取りで進行。
3〜4角へ入って、各馬ペースアップし、先行馬との差はなくなります。
ソーサリスも大外からペースを上げ、数頭交わしますが、これまで。
人気通り、上位勢とは大きく引き離されての9着に終わりました。

この秋からの復帰後全く同じような、「先行できず、後方でレースを展開、最後に少し交わすだけ」というレースでした。
クラブの引退予告コメントでもありませんが、無理せず周っただけの感じがします。
残念ながら、これで予告通り引退となるでしょう。

東京競馬場を後にして、駅に向かうと、クラブスタッフのO氏とばったり。
率直にソーサリスの今後を尋ねると、予定通り、今日のレースで引退決定、繁殖入りとのことでした。

最後のレースの使い方には大いに不満も残りますが、ソーサリス自身の昨今の調子では致し方ないところでしょうか。
私にとって初めて重賞制覇という大きなプレゼントをもたらしてくれたソーサリスの引退には思うところも沢山ありますが、それはまたの機会に…


●2006年12月16日(土) 中京競馬 第11R 愛知杯(GIII) 10着

ソーサリス、本日行われた中京競馬第11R愛知杯(GIII)に出走しました。

開催時期は変わりましたが、昨年制した愛知杯出走。
レーシングプログラムの表紙は昨年の優勝写真で、やはり重賞を勝つと扱いが違います。
このところの低迷で引退もささやかれているソーサリスですが、復帰2戦目、調教での動きもいいので、掲示板入りくらいの好走を期待したいところ。

競馬ブックの予想はアドマイヤキッスが大本命の◎で、ソーサリスは全くの無印。
ただし、スポーツ各紙では多少印を打つTMもいて、果敢な◎も。

パドックでのソーサリス、馬体重は前走比+2キロの468キロ。
パドックを見るのは巴賞以来で、そのときよりはいい印象でしたが、やはり随分と静かになった感。
人気は単勝52.9倍の11番人気でやはりというか低評価。

さてレース、そろったスタートから、9号馬次いで11号馬が先行、ソーサリスは控えて中団後方に位置取り、後ろから3〜4番目あたりに。
1〜2角を通過、ソーサリスは向正面で後方3番手に。
3〜4角を周り直線に入って3番手追走の人気馬アドマイヤキッスが先行に抜け出し、他の馬もこれを追いますが、これを抑えてさすがの貫禄勝ち。
ソーサリスは後方のままで落ちてきた馬を交わしただけの10着に終わりました。

ソーサリス、重賞出走最低目標の10着は確保しましたが、直線どころで全くの見せ場のないままレースを終えてしまいました。
前走時は仕掛けが早すぎたとのことで、今回は抑えていくようにとの指示だったようですが、それにしても位置取りが後方すぎた感。
せめて真ん中あたりにいて前方が開けばひょっとしてもあったかもしれませんが、これではソーサリスに行く脚が残っていたのかどうかもわかりませんでした。
インティマ出走の中京2歳Sともども騎乗にも不満の残るレースでした。
今年は成績さっぱりの佐々木師、佐藤哲三騎手では仕方ないかもしれませんが・・・

ラフィアンスタッフ氏にレース前にいろいろと話を聞く機会があったので、大負けをしない限りせめて3月までは現役で走らせてほしいとお願いしたのですが、レース後のコメントを聞くことができなかったので、さてさて今後は・・・


●2006年11月26日 (日) 京都競馬 第11R アンドロメダ S11着

ソーサリス、本日行われた京都競馬第11RアンドロメダSに出走しました。

3月中山牝馬Sに出走した後に休養し、京都競馬・マーメイドSを目指していましたが、間に合わず、何とか函館競馬・巴賞に出走したものの全く調子を落としていて惨敗。
出戻りですぐに休養、復調ままならずと迷走気味のソーサリス、何とか体調を整えてようやく入厩、約半年振りの復帰となり、どのような走りを見せてくれるかに注目。
一戦一戦結果を残すことができなければそのまま引退と思われますが、まず復帰初戦はハンデ戦のアンドロメダS。
地元京都競馬での出走でしたが、今日はグリーンチャンネルでの観戦。

パドックでのソーサリス、馬体重は前走比+4キロ、充分に仕上がっている感。
競馬ブックの予想は全くの無印、人気は単勝56.7倍の11番人気と低人気。

レースはそろったスタートからソーサリス、中団後方に。しかし、1〜2角で引っ掛ったような感じで後退、最後方に下がります。
1頭離れた位置でそのままレースは進んで、向正面を通過、3〜4角で各馬スパート、ソーサリスも大外から上がり、集団横一線のかたまりに。
直線に入ったところで各馬叩き合いとなりますが、ソーサリスはついていけず後退、画面からフレームアウト、後方から一気に先頭に立った12号馬がそのまま優勝、遅れること1.0秒差でソーサリス11着で入線しました。

53.0キロの負担重量とはいえ12頭立てのハンデ戦、最低でも8着と期待していただけに残念な結果に終わってしまいました。
元々は叩き良化型のソーサリス、ここで一叩きして、次走おそらく愛知杯で変わり身があることを願いたいものです。


●2006年7月9日(日) 函館競馬 第11R 巴賞 11着

ソーサリス、本日行われた函館競馬第11R巴賞に出走しました。

昨年秋の府中牝馬Sから中山牝馬Sまで使い続けて放牧に。
秋の活躍を期待して休養していましたが、当初はマーメイドSが復帰目標のはずが、どんどん遅れてしまい、復帰目標は函館競馬巴賞に。
それもまたまた遅れて何と1週間前の直前競馬場への入厩。
元々叩き良化型のソーサリスだけに、こんな状態でレースに挑んで大丈夫なのかというのが正直なところ。

私は、アンソロジーの2戦目も予定されていたので、ソーサリスの函館競馬での現地応援を決定。
ところが、そのアンソロジーが熱発で回避、インティマが思ったよりも早く京都競馬でデビューと、何のためにわざわざ函館競馬までという思いもありましたが、福島競馬以外は皆勤なので、現地観戦を決行。

パドックで久々に会ったソーサリスは、馬体重前走比-4キロの462キロ。
休養なのに痩せてしまったのは、牧草のせいか夏ガレ気味。
馬体自体は春先に見たのとあまり違いはないような印象。

予想紙は1馬では△チラホラで、人気は単勝45.8倍の9番人気とかなり悪い状態。

さてレース、スタート自体はまずまずでしたが、中団後方に。
後方から3〜4番目という位置取りでレースを進め、正面から向正面へ。
コーナーを周って直線に入り何か動きはと期待して見守るものの、全く位置取りかわらず、そのまま11着でゴールしました。

悪い予想通り、後方でただ周ってきただけのレースに終わってしまいました。
このレースは真に残念な結果に終わってしまいましたが、次走までにきっちり調子を上げてくれるのでしょうか…


●2006年3月12日(日) 中山競馬 第11R 中山牝馬ステークス(GIII) 7着

ソーサリス、本日行われた中山競馬第11R中山牝馬Sに出走しました。

ソーサリス、昨年秋の復帰から月1走使ってきたところでの休養前の一戦。
京都金杯〜小倉大賞典と牡馬との重賞を経て、久々の牝馬限定重賞で、ここでは結果を残しておきたいところ。

私もソーサリスの好走に期待して現地観戦へ。
前回のターコイズS開催時の中山競馬は厳冬でしたが、風が強いものの今日は暖かくてまさに春の陽気。

競馬ブックの予想は、◎一つ、△一つの本紙△。
人気は思っていたよりも低く単勝20.8倍の10番人気。
どれが勝ってもおかしくない難解なレース模様。

パドックでのソーサリス、馬体重は前走比-6キロとやや減。
最近の傾向として以前ほどの張り艶感はないものの好馬体を維持。
今日は首を上げ下げしたり引き手に甘えたような仕草をみせたりやや落ち着かない様子。
馬場入りでは、府中牝馬S以来よくあるように外ラチ沿いをゆっくりと歩いから待機所へ。

いよいよレース、ところがゲート前での輪乗りでソーサリスの姿が見えないことに気がついてびっくり。
どうしたのかと心配するなか、なかなか待機所から出て来ず、ソーサリスは引かれてゆっくりと登場。
以前は走る気満々だったのが、走る気が無くなってしまったのではと心配してしまうような最近の馬場での雰囲気。
理由は定かではありませんが、他の馬と違うというのは気になるところ。
ゲート入りしても最近の傾向で落ち着きがなく、嫌な予感。

さてレース、ソーサリスはスタートからの加速がつかず出遅れ。
全体の後方、後から4番目の位置で正面を過ぎて1〜2角へ。
向正面でメイショウオスカルが一気に先行してレースは進展。
3〜4角に入ってメイショウオスカル沈んで各馬激しく先行争い。
しかし、ソーサリスは後方から中団に上がった程度。

直線に入って先行勢からヤマニンシュクルが一気に抜け出してそのまま優勝。
ソーサリスは中団から上位に迫り、何とか4着争いも、僅差で7着に。

私は最低でも掲示板と思っていただけにかなり残念な結果に。
小倉大賞典ほどの見せ場もなく、最後の追い込みも今ひとつで成績はもちろん、内容的にも物足りない結果となってしまいました。

レース前の雰囲気が大人しかったので嫌な予感がしていましたが、不安が的中してしまいました。
しばらく使い詰めだったので、ここで休養で馬体とともに精神的にリフレッシュして、復帰を期待したいところです。

今日の中山競馬場、春の陽気にもかかわらず場内の観客の入りは今ひとつ。
私が10時過ぎに到着すると屋外席はゴール前が確保されている程度。
何と指定席はまだ売れ残っており、私はA指定席を購入。
全席禁煙席で快適な空間でしたが、最近は大抵売れ残っている模様。
指定席、一般席を早朝から並んで確保したのは昔日の話。

という訳で今日は指定席で贅沢に観戦。
ついでにレストランなどでもいつになく豪勢な食事。
たまの遠征での贅沢でしょうか。


●2006年2月4日(土) 小倉競馬 第11R 小倉大賞典(GIII) 6着

ソーサリス、本日行われた小倉大賞典(GIII)芝1800mに出走しました。

前走京都金杯惨敗を受けての小倉大賞典出走。
小倉は初勝利を上げたところであり、距離1800mはベストの距離で条件的には最高の舞台。
紅一点の牡馬相手の重賞出走もハンデは微妙な53.0キロ。
果たしてどのくらいの成績を残せるのか注目の重賞出走となりました。

厩舎側が早くから出走を宣言していたので、私も同じく早い時期に現地観戦を予定しての小倉競馬入り。
ところが一昨年と同様寒波到来で積雪のため折角早い時間に到着したのに出走時間順延。
重賞開催で指定席も完売していたので、プラザ99に陣取って時間潰し。

小倉大賞典、小倉大将のメイショウカイドウなどが強敵ですが、正直なところ重賞としてはやや二線級の相手ばかり。
いずれも決め手にかけ、観戦する私としては上位勢の一角を崩して最低掲示板、できれば勝ち負けで2〜3着内を期待しての観戦。

パドックのソーサリス、馬体重は前走比-2キロでまずまずの感。
最近の傾向として以前程の入れ込みはありません。
ただ他の馬に誘発されるように周回中ボロも。
競馬ブックの予想は本紙△で、スポーツ各紙も同様。
人気は上位勢の人気が割れて、ソーサリスは単勝17.7倍の8番人気。

さてレース、最内枠のソーサリスは先行したいところでしたが、加速がつかなかったのか出遅れ、スタートすぐに全体の後方へ。
写真を撮ろうとゴール前に張り付いていた私はこの時点ですっかりあきらめムードに。

レースは4号馬メジロマイヤーが先行し、ソーサリスは中団後方で1,2角を周って向正面へ。
ところがソーサリス、3〜4角から大外を周って一気に上位に上がります。
観戦していた私としてはひょっとしてを期待して声援飛ばしまくり。

しかし、直線で先行馬メジロマイヤーはさらに加速して後続を突き放ち、ソーサリスはこれについていくことができず。
メジロマイヤーがそのままゴール、エイシンドーバー以下がこれに続き、激しい5着争いとなったソーサリスは惜しくも6着に終わりました。

6着という結果は可もなく不可もなくという印象。
3〜4角で大外回って脚を使った分、最後まで脚が持たず敗れてしまった感。
秋の復帰からこれまでになく使っていますが、次走の中山牝馬まで無事に走ってくれることを願いたいものです。


●2006年1月5日(木) 京都競馬 第11R 京都金杯(GIII) 14着

ソーサリス、本日行われた京都競馬第11R京都金杯(GIII)に出走しました。

ターコイズS優勝から1か月、5歳となったソーサリスの今年を占うレース。
久々の1600mの重賞レースということで、やや距離が短い感も。
ここで勝ち負けするようなら、新設GIヴィクトリアマイルへの挑戦もという狙いでしょうか。

久々の地元出走ということで私は仕事を休んで現地観戦に。
競馬を始めてから中央の年始開催観戦は初めて。
場内のかなりの混雑振りには驚きました。
スーツ姿のグループが結構目についたような気がします(笑)

ソーサリス、馬体重は474キロで前走比+4キロ。
馬体は競馬ブックの写真同様に綺麗な馬体で良い感触。
パドックで首を上げ下げするなど少々うるさいところも。

競馬ブックをはじめ予想印が薄く、人気は単勝30.4倍の13番人気と人気はあまりありません。

さて、雪がちらつくなか行われたレース、揃ったスタートからソーサリス、押してやや前方に。
向正面では前から6〜7番手に位置取り。
3〜4角を周って各馬スパート、ソーサリスはここで他の馬についていけず、後方に下がってしまい、最後は僚馬ハーティと並んで14着で入線。
府中牝馬Sと同様、全く見せ場のないままレースを終えました。

調教の調子自体は良かったので、さすがに中央メイン重賞だけに相手が強かったか、やはり距離が短かったかなあというのが敗因か。

当初、金杯でも距離からは中山金杯の方かと思いましたが、これは言っても仕方ないことか。
ほとんど収穫のないレースでしたが、予定通り次走が小倉大賞典なら今度は適性距離なので何とか好走を見せてほしものです。


●2005年12月4日(日)中山競馬第11R ターコイズステークス 1着

ソーサリス、本日行われた中山競馬第11Rの牝馬限定オープン戦のターコイズSに出走しました。

福島記念4着で復調気味のソーサリス、今回は牝馬限定オープン戦に挑戦。
愛知杯優勝馬ながらレイティングが低いソーサリス、今回のハンデ戦は何と52キロの軽ハンデ。
これまで必勝の叩き3走目でもあるので、掲示板は当然で勝ち星を期待。

ということで今回は重賞でもないのに私も現地観戦。
ソーサリス同様、中山競馬場は東京競馬場に続く初めての遠征。

ソーサリス、競馬ブックの予想は本紙△と意外にも低評価。
ただし、スポーツ新聞等では一部◎もある穴馬の筆頭格。
人気は単勝9.9倍の5番人気でまずまずの人気。

パドックでのソーサリス、天気が悪く周囲が暗いためもありますが、張りのある好馬体という以前のような感じはなく、雰囲気も大人しい感。
馬場入り後は府中牝馬Sの時と同様、ラチ沿いをゆっくり歩いてキャンターに。
走る気がないのか、逆にやる気を抑えて落ち着かせようとしているのか…

さてレース、そろったスタートからソーサリス、中団に位置取り。
1〜2角、8号馬ペニーホイッスルが先頭に立ち、ソーサリスは9,10番手辺りに。
向こう正面もほぼ位置取りは変わらず、3角に入ってペースアップ、全体に先行馬から一固まりの集団に。
直線に入り、ソーサリスは馬群を割ってグングンと上がり、一気に先頭に。
外からコスモマーベラスが追ってきますが、3/4馬身差で押さえて快勝、見事にオープン勝ちを決めました。

あまりの軽ハンデで甘く見られたものだなあと思いましたが、期待通り叩き3走目できっちり勝ちを収め、実力を示しました。
これで賞金2,400万円を獲得し、堂々の1億円馬に。

私は直線の集団での競り合い、周囲の観客がそれぞれ贔屓の馬を応援するなか、同様にソーサリスに声援を飛ばし見事勝利し大満足。
馬券も今回は馬単総流しと3連単流しが的中、自己新の万馬券を獲得。
もちろん配当金は約19万円あるようで遠征した甲斐がありました。

初の中山競馬での口取りは関東在住者が来たためかこれまでで最多。
とはいうもののお馴染みの顔ばかり。
ラフィアンの岡田氏も来場しており一緒に口取り写真に納まりました。

さて、実力をみせつけたソーサリス、注目の今後は、佐々木師の話によれば金杯をつかって、小倉大賞典とのこと。
金杯は中山のことかと思いますが、牡馬相手のハンデ戦重賞に出走の模様。
来年のソーサリスのさらなる活躍が楽しみです。


●2005年11月13日(日) 福島競馬第11R 福島記念(GIII) 4着

ソーサリス、本日行われた福島競馬第11R福島記念に出走しました。

府中牝馬S惨敗で当初目標にしていたエリザベス女王杯を回避しての福島記念出走となったソーサリス。
一叩きしての復調、好走を期待したいところ。
牡馬相手の重賞も、51キロの軽ハンデで掲示板入りを期待。

私はこれまでデビュー以来全て現地で観戦してきましたが、今日はさすがに日帰り遠征はきついので京都競馬場で大型モニター観戦。

パドックでのソーサリス、前走比馬体重は変わらず。
映像越しのせいか大人しい感じで、まだ充分な仕上がり感もなし。
競馬ブックの予想は△一つあるだけの低評価、人気は上位勢が割れて単勝18.3倍の8番人気。

さてレース、1枠1番の最内枠のソーサリス、そろったスタートから前を行く馬が被さったのか、口を割って折り合いを欠いてしまい、後方に下がってしまいます。
1〜2角を回って向正面にまわったところで最後方に。
ここでモニター観戦の私としては絶望的な気持ちに。

しかしソーサリス、4角を最内で回って一気に上位に進出、直線に入って先行馬を追走、3番手まで押し上げます。
さらに上位を伺おうかというところで、後続から1番人気12号馬が一気に上がり、競り合いの末ハナ差で交わされ4着に終わりました。

惜しくも4着となりましたが、前走惨敗だけにこの結果には満足。
まだ充分な体調ではない中、軽ハンデとはいえ牡馬相手の重賞でこの結果は、今後さらに調子を上げれば重賞戦線でいけることが明らかで、次走以降が楽しみになってきました。

個人的には、3着に入っておれば3連複万馬券獲得となったので、最後の直線でもう少し頑張ってくれたらというのは後の祭りでしょうか。


●2005年10月16日(日) 東京競馬第11R 府中牝馬ステークス(GIII) 13着

ソーサリス、本日行われた東京競馬第11R府中牝馬Sに出走しました。

愛知杯優勝の勢いをかって出走するはずだったマーメイドSを出走取消、そのまま休養となり、ソーサリスは4か月ぶりの復帰戦。
目標となるエリザベス女王杯のためには何としても賞金加算したいところ。

そのステップレースのはずが入厩が遅くなり急仕上げが否めず、また、いつもの佐藤哲三騎手からの乗り替わりと不安面が大きく、どのようなレースをみせるかに注目。

ということで、何と言っても重賞レース、これまでの現地観戦皆勤のため、私もソーサリスと同じく初めての東上での現地観戦となりました。

ソーサリス、競馬ブックの予想では全くの無印、人気は単勝11番人気の低評価で、やはりやむを得ないところか。
さてパドック、馬体重は前走比変わらず。
周回はいつもの入れ込み気味の雰囲気がなく大人しい感。

馬場入りでは他の馬がさっ返し馬に入るのに、ソーサリスはトコトコと静かに歩いていき促されるように返し馬に。
何かやる気を感じさせず不安を感じる状態。

さて、レースはそろったスタートから2号馬オースミハルカが先行、ソーサリスは中団後方に位置取り、前から10番目くらいでレースを運びます。
後方での位置取りも、さらに後方にダンスインザムード、スティルインラブと強豪勢が待機、そろって直線での追い込みを期待しながらレースを注視。

ところが府中名物の長い直線に入って先行勢がペースアップするもソーサリス、いつもの追い込みが出ず後方のまま。
直線でヤマニンアラバスタが抜け出して優勝、先行勢に遅れて結局ソーサリスは13着で入線と全くいいところなく敗退してしまいました。

体調面で不安も、勝ち負けはともかく、掲示板くらいはと思っての観戦でしたが、継続していた掲示板を外し、惨敗に終わってしまいました。

レース終了後、スタッフ氏に話を伺うと、佐々木師は稍重の芝のため脚運びが…というコメントだったそうですが、身体ができていなかったのは明らかだったようです。
素人目にも覇気がなかったのも頷けます。

気になる今後ですが、エリザベス女王杯はおそらく無理なので福島記念を照準にするようです。
小回りで荒れ気味の馬場が向いている、ということのようですが、夢のGI出走が果たせそうになく残念な次第です。

今回は残念な結果に終わりましたが、早く立て直して、次走は好走を期待したいものです。


●2005年7月9日(土) 阪神競馬第11R マーメイドステークス(GIII) 出走取消

ソーサリス、マーメイドSへの出走を取消しました。
状態は不明ですが、このまま休養に入るものと思われます。
地元の阪神競馬場での重賞出走なので楽しみにしていましたが、残念なことになりました。
立て直して秋の復帰を期待したいものです。


●2005年6月5日(日) 中京競馬 第11R 愛知杯(GIII) 1着

ソーサリス、本日行われた中京競馬11R愛知杯(GIII)に出走しました。

私は一口競馬を始めるにあたり、自分の出資馬が重賞に出走することが夢の一つでした。
クラシック戦線を期待されながらも体調不良で惜しくも機会を逃したソーサリスがついに愛知杯出走。
抽選をかいくぐっての出走ですが、夢を果たしてくれました。
というので、もちろん現地観戦へ。

競馬ブックでの予想は全くの無印、人気は単勝32.0倍の13番人気。
もう少し人気するかと思いましたが圏外状態。

パドックでのソーサリス、レースが続くためか前走比−4キロと体重減。
見た目はいつもの好馬体で、日差しがきついなか、あまり汗もかかず、なんだか大人しい感。
入れ込み気味で充血したような目つきも今日は涼やかで、ちょっと心配。

さてレース、各馬そろったスタートで、ソーサリスは大外枠から中団上位へ。
直線から1、2角と外目6〜7番手でレースを進めます。
人気の1号馬ウイングレットが先行、ほぼそのままの位置取りでレースは展開。
4角周ったところでソーサリス、外から上位へ。

直線に入り、私が声援を飛ばす中、これに応えるかのようにソーサリス、一気に上位に上がり、そして先頭に躍り出ます。
後方から7号馬チアフルスマイルが迫ってきたもののクビ差で抑えて見事に勝利を収めました。

正直言って出走だけでも嬉しいところで、上位半分に入れば上出来、何とか掲示板にと淡い期待をかけての観戦でしたが、期待を上回る優勝という嬉しい結果。
直線に入ってから騎乗の安部騎手の名前を叫び続けで、ソーサリスが中団上位からすっと上がって先頭に立った時は思わず我が目を疑ってしまった程の強さでした。

騎乗の安部騎手も中央初重賞制覇。
大外枠を活かし、揉まれないように好位置につけ一気に先頭に運ぶ好騎乗でした。
さすがは名古屋トップジョッキー、これで私も地方勢には随分と助けられています。

終わってみれば人気上位勢は総崩れ、軽ハンデの二桁人気馬が上位4着を占め、ハンデ戦も怖さともいえる一戦でした。
このため、馬券は大荒れで、馬連・馬単から万馬券で、3連単は何と2,214,210円の高配当。
私もソーサリスから3連単等買っていましたが、応援単勝馬券100円が的中しただけで後は大外れ。
結果論ですが、馬連総流しでも買っていれば…

さて、レースが終わって恒例の口取り。

他の会員さんと興奮冷めやらぬまま指定場所へ集合。
ラフィアンからの3頭出しもあり今日は大勢の参加者。
中京競馬場のウイナーズサークルは観客の中を通り抜けての入場。
さあ口取りと思ったら、東京競馬場の安田記念発走ということで、参加者もウイナーズサークルから映像にて観戦。
こんな変な経験は今後ないことでしょう。

安田記念も終わり、優勝レイをかけたソーサリスが入場。
佐々木師、安部騎手、そしてソーサリスに感謝感謝。
そして口取り写真撮影。
これで私は都合7度目の口取りで、西日本の競馬場を制覇。

ここで口取り参加者は退場して、表彰式。
外から見守りますが、文字通り我が事のように嬉しい表彰式でした。

終了後、ウイナーズサークル前に集まって、会員さんで記念撮影会。
私も優勝レイを持たせてもらって写真に。
まさに夢のような重賞レースでの歓喜の口取りでした。

さて、デビュー前から期待を集め、実際にレースでも好走のソーサリス。
勝ち身は遅いものの、その後活躍した馬と接戦の数々で、そのうちに勝った馬が強かったと、自然と評価も上がったソーサリス。
そのダイワエルシエーロ、メイショウオスカルを破っての重賞制覇は軽ハンデを活かしたとはいえ、その実力がついに開花した感があります。

これで気がつけば最強世代といわれたラフィアン4歳馬で獲得賞金最高位へ。
これでオープン入りで、今後厳しいレースが続くものと思われますが、次走はマーメイドSとのことで、ついに牝馬重賞戦線に殴りこみ。
秋のエリザベス女王杯を目指して、さらに期待が高まります。


●2005年4月30日(土) 阪神競馬 第9R 紫野特別(1000万円下) 1着

ソーサリス、本日行われた京都競馬9R紫野特別に出走しました。

5月8日の京都競馬12R牝馬限定戦に出走するものと思っていたところ、相手関係を見ての判断か、牡馬相手の特別戦に出走することに。
期待と不安の入り混じる中での現地観戦となりました。

例によっての口取り申し込んでの現地観戦も5週連続、カレッシュ、ザカートに続いての3週連続勝利なるかに注目。
この日の京都競馬場は4月末というのに初夏並みの暑さで人馬ともにぐったりの陽気。

さて、ソーサリス、馬体重は前走比+2キロとほぼ体重を維持。
パドックではあいかわらずの好馬体、この2走と違って落ち着いた感じで、静かながらも気合を感じさせる周回。
競馬ブックの予想では▲、人気は2番人気。
昨年の日本ダービー出走の武豊騎手騎乗のヴンダーに人気が集中、単勝1.6倍と一本被りの状況。

馬場入りした時もすぐにキャンターに入らずに落ち着いた感じで、何やらいつもとは違うソーサリス。

またも1枠1番の最内コースとなったソーサリス、そろったスタートから先行馬を追って3番手付近につけます。
3〜4コーナーを周って2番手に位置取り。
直線に入って先行する2号馬を一気に抜き去り先頭に。
先頭に立ってからもさらに脚を伸ばし、後方から追ってきた5号馬を抑えて、見事に通算3勝目、初の特別戦勝ちを収めました。

少頭数、最内でのレースに最高の展開で完勝の感。
叩き3走目、良いタイムで挑んだレースで遂に本領発揮といったところ。
観戦する私としても夢の3週連続勝利で大満足のレースとなりました。

待望の口取りは何だかいつものメンバー5人でウイナーズサークルへ。
佐々木晶調教師、佐藤哲騎手に感謝感謝。
特別戦というので時間が充分あって佐々木晶師にお礼の言葉を。

口取りではソーサリスなかなか落ち着かずちょっと苦労しながらの撮影。
そして特別戦勝利なので表彰式があり、傍らで会員5名も見守ることができました。
やはり特別戦というのは「特別」です。

ソーサリス、なかなか勝ち身の遅いところがありましたが、今日は牡馬の強豪を相手に本領発揮。
これで3勝で牝馬重賞に駒を進めるくらいになってきました。
次走は中1週で準オープン同条件の下鴨ステークスか、間を置いて愛知杯に出走か、今後がますます楽しみになってきました。

なお、レースの優勝賞金は1450万円、獲得賞金は4260万円に達しました。
Echigo-yaさんの配当シミュレータで計算すると約11万6千円の配当金で、私としては初の待望の黒字馬に。
馬券は逃しましたが、金銭的にも嬉しいレースとなりました。


●2005年4月9日(土) 阪神競馬 第12R 1000万円下 4着

ソーサリス、本日行われた阪神競馬12R牝馬限定戦に出走しました。
復帰2戦目、牝馬限定戦ということで必勝を期して現地観戦。
今週ようやく暖かくなり、遅かった桜も満開の阪神競馬場。

パドックでのソーサリス、馬体重は前走比−2キロ、好馬体を維持。
歩く様子も前走と比べてやる気満々。

競馬ブックでは、ソーサリスは前走内容、調教での好調から高評価で、予想は本紙○。
ライバルは前走同条件で勝ったキャッチザゴールド。
人気もソーサリス単勝2番人気。
もう少し2頭に人気が集中するかと思っていましたが上位5頭が一桁オッズ。

さてレースは、スタート後ソーサリスは後方に控え、10番目位で正面を通過。
向正面からじりじりと上がっていき、3〜4角で6〜7番手に。
直線に入り、声援も飛ばしましたが、先行2頭について行けず。
かえって差が広がってしまい、最後は先頭に約5馬身、0.8秒差離されての4着と完敗に終わってしまいました。

牝馬限定戦ということで確勝を期待、1番人気馬が強そうだったので悪くても2着と思っていただけに差のある4着にかなりがっかり。
レース展開で先行できず後方からのレース運びに少々不満の残る結果でもありました。
あいかわらずの掲示板と確実なのは救いですが、次走は5月8日の京都競馬の牝馬限定戦芝1800mでしょうか。

なお、この日は必勝体勢ということでソーサリスの口取り申込者も多く、レース後にラフィアン会員でなじみの店で一杯。
ソーサリス祝勝会にならなかったのは残念至極。


●2005年3月20日(日) 阪神競馬 第10R 千里山特別(1000万円下) 3着

カレッシュ、ソーサリス、本日行われた阪神競馬に出走しました。
同日同競馬場の2頭出走ということでもちろん現地観戦。

ソーサリスは11月のレースから4か月振りの復帰・昇級初戦を牡馬との芝2000mのレースに挑みます。
騎手は先ほどカレッシュに勝ったばかり福永祐一騎手。

馬体重は前走比+6キロとややふっくら気味。
パドックではいつも目が充血し入れ込み気味ですが、今日は首を下げたまま静かな雰囲気。
競馬ブックの予想は△、人気は3番人気。
昇級初戦も関係者の期待馬だけあって予想以上の人気。

レースはそろったスタートから10号馬が先頭に立ち、ソーサリスは3番手に位置取り。
そのままの展開で3〜4コーナーから直線勝負に。
ソーサリス、逃げる10号馬を追走しますが及ばず、後方から一気に
上がってきた大本命の5号馬ベストアルバムに差されて最後は3着で入線。

前走同条件で勝ち4勝を上げていた5号馬には歯が立たなかったものの、復帰・昇級初戦としては充分の内容のレースでした。
さらに鍛えてくれば次走の牝馬限定戦では確実に勝てるものと期待。

このところ出走馬が確実に掲示板入りしてくれて嬉しい限りですが、私としても現地観戦ばかり続いてややお疲れ気味。
そろそろきっちり勝ってほしいのですが、期待はソーサリスでしょうか。


●2004年11月7日(日) 京都競馬 第8R 500万円下 1着

ソーサリス、本日行われた京都競馬8Rに出走しました。

復帰後4着、2着と惜しいレースが続くソーサリス、芝のレースが少なくなるだけに早く2勝目を上げておきたいところ。
これまで比較的大事に使われてきたものの、今回は中1週での出走。

私はこれまで全観戦だけに必勝を期しての現地観戦。

パドックでのソーサリス、強めに鍛えてきたため前走比-4キロの馬体重。
元々うるさいところをみせるソーサリスですが、今日はかなりご機嫌斜めで激しく首を動かしたりで引き手を手こずらせます。
元々目つきも悪いのですが、かなり充血した目でギロッと周囲を睨み、出資馬でなければ、間違いなく馬券は外して買う感じ。
その人気は予想紙の高評価で単勝1.8倍の1番人気。

レースは前走から一転最内枠での出走。
スタートは各馬揃ったスタートから2号馬が先行。
ソーサリスはこれについていき、5〜6番手に位置取り。
3〜4角を回ったところで絶好の位置に。
直線一気に先頭に立ち、11号馬に最後に迫られましたが3/4馬身差をつけて優勝。
実力を発揮し2勝目を果たすことが出来ました。

勝利の後はもちろん口取り。今日は有名会員の稲川氏などと5名での参加。
1月のドミンゴの時と同様かなり時間に余裕があった口取り。
ソーサリスがかなり興奮しておりなかなか静まることができず、時間をかけてようやくの記念写真撮影。

厳しいスケジュールで無理をした感のあったソーサリス、無事2勝目をあげて次走以降が楽になりました。
反動がなければ中2週で京都の牝馬限定戦、間をあけると阪神の出走でしょうか。


●2004年10月24日(日) 京都競馬 第7R 500万円下 2着

ソーサリス、京都競馬7R芝1600m戦に出走しました。

菊花賞開催日というので、ソーサリスの出走レースは第7レースでしたが、私としては珍しく第1レース前に到着。
9時半到着でも4コーナー前の屋外席はまだ空いており余裕で座席を確保。

4Rの新馬戦でラフィアンから2頭出走のため、パドックでスタッフの小平氏に会い、調子を尋ねると「今日は勝つでしょう。」とのこと。

ソーサリス、パドックですが、前走との馬体重の増減はなし。
好馬体を維持しており、前々走からの増は成長分か。

予想は競馬ブックやグリーンチャンネルでは高評価。
このためオッズは何と1番人気に。

さて、レースですが、まずまずのスタートながらも、やや後方に控えます。
向正面で全体に縦長の展開になりますが、やや後方気味でレースを運びます。

3角を回ったあたりから12号馬ニシノビギンがやや抜け出し、4角から直線に入ってさらに差を広げられ、ソーサリスはと思っていると、後方から徐々に上がっていき、差を詰めていきます。
2番手にあがり、さらにこのまま差すかと声援を飛ばしましたが、4分の3馬身届かず、残念ながら2着に終わってしまいました。

少しばかり先行馬を楽に走らせたのと後方でレースを運んだのが最後になって響いたかなあという感じでした。

前走の上積みを期待し、今日は勝ちを信じていただけに、正直がっくり。
ソーサリスから流した馬単、3連複馬券が的中したものの、嬉し悲しといった感。

前走4着から2着ですからいい結果にはなった訳で、次走は適性距離の自分にあったレースを選んで走れば2勝目は近いと信じています。

さて、昨年の菊花賞開催日もドミンゴが出走し、現地観戦しましたが、レースが終わるとさっさと帰宅。
今年はコスモバルクが出走するのでちゃんと観戦。
そのコスモバルクは4着と善戦。
勝ったのは何と日頃応援している園田競馬の岩田騎手騎乗のデルタブルース。
中央競馬に移籍する前にGI、それもクラシックを制してしまいました。


●2004年9月25日(土) 阪神競馬 第12R 500万円下 4着

ソーサリス、阪神競馬12Rに出走しました。

3月6日の中京以来6か月振りのレース。
8月末に帰厩してからわずか1か月の急仕上げでの復帰戦。
馬体重は前走比+14kgの470kgと明らかな太め残り。
予想紙の評価は競馬ブックで△等の印が2つついている程度。

パドックでのソーサリスはややふっくらとしか感じでしたが、それほど見た目には変わっていないように思いました。
久々のレースにパドック周回では落ち着かない様子。

人気の方は単勝5番人気。
パドック周回時は一桁でしたが徐々に下がって最後は12.7倍に。
予想紙の評価の割には意外と高い感。

レースは、スタートから中団後方に位置取り。
ほぼそのままの位置でレースを進めます。
4角を回ったあたりから一気に狭いところを割って上位に。
一時は3着まで上がりましたが最後は脚が止まって4着に。

半年振りで太め残りのレースとしては上々の出来の4着でした。
上がりタイムも上位の34.5と実力を発揮できたように思います。
次走以降の使い方も難しいところですが、調教が進み体調が戻れば2勝目も早い時期に期待できると思います。


●2004年3月6日(土) 中京競馬 第9R あざみ賞(500万円下) 4着

ソーサリス、6日(土)の中京競馬あざみ賞に出走。
予想紙でも高評価で、単勝2.1倍の1番人気でしたが、ハナ・クビ・ハナのタイム差のない惜しい4着に終わりました。

さて、ソーサリス4戦目のレース、私も中京競馬場へ観戦に。
JRAデビューとなる赤木騎手の応援幕を張るため早朝出動し現地入り。
ソーサリスの出走する日は荒天ばかりでこの日も晴れていたかと思うと、いきなり土砂降り、晴れてまたまた霙交じりの吹き降りと猫の目天気。

9レースのあざみ賞、パドックのソーサリスは−6キロも馬体自体はいつもの好馬体。
ただ、やたら厩務員にまとわりつきやや気の悪いところを見せる。

レースはスタート後から控えて後方に。
小倉での前走と同じく後ろから5〜6番目とかなり後方の位置取り。
向こう正面に行ってもほぼそのままの位置。
私としてはここで少し不安が頭を過ぎる。

3コーナーを周ったあたりで上位に進みますが、前走のようにスムースに上がるのではなく内から無理して上がった感。

直線に入り、ゴール前で張り付いていた私は位置関係が一時わからず、どうなってるの、と不安に思う中、ソーサリスが内をついて先頭に。
しかし、私の佐藤哲三騎手への声援もむなしく、競ってきたカンパニー、グレートベースンに交わされゴールイン。
3着かと思いましたが写真の末もう1頭にも交わされ4着に終わりました。

ソーサリス、昇級初戦もかなりの高評価で牡馬相手にここで勝つようならオークスも、との夢もありましたが、残念な結果に終わってしまいました。

ラフィアンの担当者によると、ソーサリス、ふわふわしていたとのこと。
また、息を抜くことができず直線に入ってしまい…ということで期待してような反応がなかったようです。

なお、ラジオたんぱサイトによる佐藤哲三騎手のレース後コメントでは、「これまでが外を回る競馬だったので、今日は意識的に馬群をさばく競馬をしてみた。
開幕週の競馬は少し忙しい気もしたし、どうせなら内枠が欲しかった」ということで、佐々木晶三師の指示が騎手の判断か、あえて内をつく競馬をしたようです。
昇級初戦であえて戦法を変えなくても、何だかなあ…というのは敗戦コメントにつきものか。

ともあれ、これで次走は確実に勝てるレース選びが大切になってきました。
無理をすることもないのですが、少し間隔をつめて使ってもいいかもしれません。
中1周で中京の芝2000mか中2週で阪神の芝2000mくらいでしょうか。
今後の動向に注目したいと思います。

なお、応援していた赤木騎手は1着1回、2着3回と好成績で最高のJRAデビューを飾ることができました。
また、私も赤木騎手絡みの馬券がことごとく的中し、久々の大勝ちだったのが遠征しての幸いでした。


●2004年2月7日(土) 小倉競馬 第2R 3歳未勝利戦 1着

ソーサリス、初勝利をかけて小倉で出走しました。
私も再度遠征し現地観戦。

前走の時と同様に寒波が押し寄せ日本海側は雪の天気予報。
新幹線の遅れ、開催変更等が心配でしたが、観戦を決行。
小倉に到着するとやや雪が残る街景色。
そしてやはり競馬の方は出走時間が1時間遅れと折角早く起床したのも無駄足。
競馬場に到着は9時過ぎも第1Rまで約2時間ただぼーっと待って過ごしました。

心配された競馬場の天気は、時折晴れ間も差すものの激しい吹雪もありの荒天。
ただ、コースのほうは積雪もなくやや重の状態。
余りの寒さに屋外の観客はまばら。

さて、待ちに待ったソーサリスのレース、パドックでは相変わらずの良い気配。
実績的には圧倒的に優位だけに他の馬と比べても余裕の感。
予想紙の評価はほぼグリグリの◎で、人気は最終的に単勝1.4倍の一本かぶり。
自分の出資馬ながらあまりの人気にちょっと信じられない気持ち。

私はラフィアンのスタッフの方や他の会員さんともお目にかかり少しばかり話しましたが、このレースは勝ったも同然で早くも次のレースが話題に。
そして冷たい風が吹き付けるゴール前に移動して観戦。

レースは、スタートからソーサリスは後方に待機。
今日は先行策ではないのかとやや不安に思う中、そのままレースを運びます。
向こう正面から一気にあがり3コーナーあたりでは早くも上位にとりつき、4コーナーを周ったところで先頭に立ちます。
このまま、と思う間もなく後続を一気に付き放ち、芝のいいところを走り、ゴール前では勝負がつき力を抜いて走り、余裕のゴールで見事初勝利を飾りました。
ライバルと目されていたキタサンラブソング以下を大きく離しての完勝と我が馬と思えない横綱相撲の見事な勝ちっぷりでした。

ドミンゴの時は人馬ともに苦労しての初勝利だったので喜びも一層でしたが、今日は余りの人気と勝ち方に通常の競馬観戦モードで、心の中で"よしっ"のみ。

さて、もちろん申し込んでいた口取りは、集合場所に走っていくと私あわせて4名とまあまあの人数。
ただし、近辺の方ばかりで長距離遠征は私一人だけとのこと。
真新しい小倉競馬場の施設の中を抜けてウイナーズサークルに向かうと早くもソーサリス、佐藤哲騎手が待機状態。
あわてて皆集まって口取りの記念写真撮影。

この後恒例の優勝ゼッケンを持っての記念写真撮影と行事は無事終了。
持参カメラでも撮ってもらい大満足。
ただ、前回ドミンゴの時と異なりこの日はかなり余裕がなかったので、感慨にふける間もなくあわただしく終わってしまったのはやはり残念。

なおソーサリスは、次走等の情報をスタッフの方からは残念ながら聞けず終い。
この3戦、素人目に見てもかなり強い馬であることには間違いなく、冗談抜きでクラシック戦線に名乗りを上げてくれそうです。
次走は地元阪神の特別かオープンを使ってオークス目指してほしいものです。

最後に、この日は余りの寒さに写真をまともに撮ることができなかった上に、小倉開催なので関西のレースダイジェストではレース映像も見ることも

できないのが残念至極。
やはり現地観戦でもグリーンチャンネル入ってビデオくらい録っておかないといかんなあ。


●2004年1月17日(土) 小倉競馬 第2R 3歳未勝利戦 2着

今日はソーサリスが小倉競馬で2戦目。
私は何としても初勝利は目の前で見たいので現地観戦へ。
朝、早起きしたら阪神間でも雪が降っていたのでびっくり。
新幹線は、競馬場の芝は、と心配になりながら新幹線に乗り込みましたが、列車の遅れはそれほどでもなく、途中の雪景色に絶望的になっていましたが、小倉に着くと雪はそれほどでもなく、既に晴天。
しかし、競馬場に着くと、レース時間が遅れており、ターフ周りの積み上げられた雪に必死で除雪作業したんだなあと納得。

なお、競馬場は開催初日ということもありガラガラで、特別観覧席を確保してレース開始までのんびり待機。

さて、肝心のレースですが、ソーサリスは競馬ブックの本紙予想では▲、人気は2番人気で、こちらとしても期待が高まります。
ライバルは良血のうえ、志村けん所有というので話題のアイーンベル。

パドックでは、ソーサリスは前走同じく綺麗な馬体のうえ、前へ前へと行きたがる感じで好調が感じられました。

さて、レースは全体にゆったりスタートから、ソーサリスは中段というよりやや後方の位置に待機。
レースはメイショウオスカルが引っ張り、ソーサリスもそのまま進みます。
4コーナーを周ったところで外からソーサリスが上がっていき、一気に2番手に。
このまま先行馬を差して先頭に、とこちらも声援を飛ばしましたが、既に離され過ぎていたのか届かずに2着に。

人気のアイーンベルを破っただけでなく、3Fタイムが一番の35.6、3着に5馬身差ということで同じ2着でも強い2着でまずは満足のいく結果。
ただ、やはり小倉まで行ったので、目の前で勝ってほしかったですね。
もう少し好位でレースを進め、内を周るとかレース運びに少しばかり不満も。

しかし、2走続けて良血馬を破っての2着で、実力は本物のようです。
好調が維持できれば近いうちに初勝利は手中に入るものと今後に期待。

さて余談ですが、パドックの馬主席にいたおっちゃんはやはり志村けん?
また、パドックにはソーサリスの横断幕も。
しかし、スタッフの方などそれらしい方を見かけなかったので残念。

最後に、ソーサリス2着は良かったのですが、私としては大きく買った馬券は外してしまい、おまけに以後のレースも裏目裏目で結局全敗。
馬券的には少々後味の悪い小倉遠征でした。


●2003年12月28日(日) 阪神競馬 第5R 2歳新馬戦 2着

本日は現役馬2頭にもかかわらずまさかの同日出走で地元の阪神競馬場へ現地観戦。
年末締めの競馬開催日は有馬記念、ということで阪神競馬場でも9時過ぎに到着するとかなりの混雑。
屋外席もゴール前は一杯で隙間に座席を確保。

◆ソーサリスデビュー戦◆

ソーサリスのデビュー戦はロンドンブリッジ、ファビラスラフィン産駒と超良血馬が登場しかなりの注目度。

パドックに登場したソーサリスは458キロとまずまずの成長。
きれいな馬体で遠目にみてもかなりかわいい感じ。
しかし、入れ込んでいたのか充血気味でかなり目つきが悪い(^^;;
新馬戦で暴れまくる馬もいてかなり落ち着かない雰囲気にもかかわらずソーサリスは悠然と歩き、大物の雰囲気と思ったのは私だけか。

パドックにはラフィアンの小平氏の周りに多くの会員さん達が。
こんなのはデビュー戦3頭目で初めて。
小平氏によるとソーサリスはかなりいい出来で今後が期待でき、デビュー戦でもそこそこいけるのではとのこと。
レース予想はロンドンブリッジ産駒ダイワエルシエーロの1番人気をはじめ良血馬に人気が集まり、ソーサリスは5番人気。

さてレースは、スタート後から大外2番手集団に位置取り。
ダイワエルシエーロがレースを引っ張り、そのまま4角を周り、直線に注目。
ソーサリスは大外から一気に上がっていき2番手に。
私は思わず「アンミツ行けえ!」と声援を飛ばしましたが、届かず2着に。

それでも周囲期待の馬を破っての2着、しかも上がりタイムは1番で最後の脚を見せてくれ、今後が大いに期待できるレース結果でした。
徐々によくなる新馬戦の結果に個人的には大満足。
本気で王道路線を歩んでくれるかもと夢を抱きそうです。

さて、この日は未勝利戦4着、新馬戦2着ということで、配当金が3万円超。
加えてワイドで買ったソーサリスの馬券が的中し、初めて出資馬で馬券を獲得しました。
年の終わりにふさわしく来年に期待できる1日でした。