マイネソーサリス(マイネマジックの01) 近況
ラフィアンターフマンクラブでは一口馬主に対して公式ホームページで出資馬の近況を毎週知らせてくれます。また、毎月発行されるクラブ会報でも近況が記載されています。さらに、ポートレイトとともに担当者からの近況報告が送られてきます。
私の感想(赤字部分)とあわせて月次報告をご紹介します。
◆クラブ会報・ポートレイトの近況報告
会報155号(2005年4月発行)
2月18日、栗東へ。精神的にたくましさを増した印象で、いつも走る気が満々です。当初は少し余裕を感じさせるスタイルでしたが、ひと追いごとに身のこなしもシャープに変化しつつあります。いよいよ飛躍の季節。レースから目が離せません。
真歌トレーニングパーク(2005年3月)
現在、坂路コースで順調に乗り込まれ2月15日に栗東に入厩しました。体重こそ490kgをキープしていましたが体にシャープさがもどり抜群の手応えで毎日調教をこなしていました。復帰は1000万からになりますが、勝つのはあたり前だと思っています。オープンまではノンストップでかけのぼっていってほしいです。
会報154号(2005年3月発行)
真歌の坂路で乗り込まれています。スピード調教を課すようになってから、気難しい面を見せるようになったものの、フットワークは迫力満点。出走時と比べれば20キロ近く重めでも、理想的なバランスに見えます。2月18日、人厩する予定です。
真歌トレーニングパーク(2005年2月)
現在、坂路で運動を行っていますが、あいかわらず馬場が使える日が限られていますが、そんな中でも順朝に来ていると思います。だいたい490kg前後をキープしていてとてもフックラして良い感じになっていると思います。入厩は2月を予定しています。ソーサリスにとって一番大事な年になりました、秋にはGIで好走できるようにがんばってもらいたいです。
会報153号(2005年2月発行)
真歌の坂路でキャンター調整されています。将来のスター候補だけに、丁寧に仕上げていく方針。馬なり中心のメニューに止めていますが、体質面が着々と強化され、いつも溌刺とした雰囲気です。適度に余裕のある好スタイルをキープしています。
真歌トレーニングパーク(2005年1月)
最近、寒さで坂路が凍結することがあり思うような調教をできないことがありますが、できないなりに順調に乗り込まれています。ヒザの方は問題なく熱をもつこともありません。体が弱くなかなかレースを使えませんが、レースを使えば必ず結果を出しています。こういう馬はなかなかいないので来年がとても楽しみです。先日、佐々木先生が来場したときも「この馬は来年目玉になるでえ〜」と言ってきました。
会報152号(2005年1月発行)
連戦の疲れも感じられないことから、真歌の坂路でのキャンター調整を継続。少し太めになったものの、スピードに乗るとぐっと重心が沈み、動きは実にダイナミックです。どんどん出世できるはずの素質馬。再スタートを楽しみに待ちましょう。
真歌トレーニングパーク(2004年12月)
皆さん2勝目おめでとうございます。潜在能力からすれば勝って当然という感じもありますが、何にしても勝つ、1勝を挙げるというのは大変なこと、まずは2勝目勝ってくれて一安心です。しかし、レース後、中1週で使ったからか、馬に疲れが見られることと、右ヒザに微熱を持っているため大事をとってビッグレッドに帰ってきました。今回は休み明けから3回しか使っていませんが、まだ馬全体に若さがあるみたいで1走1走による疲れが他の馬より多いようです。しかしその状態で素質を感じさせるレースをしていることから、古馬になって本格化したらどれだけ走るかとても楽しみです。来年のエリザベス女王杯が最大の目標と言っておきましょう。現在は真歌でヒザの様子を見ながら調整していますが、もし熱がなかなか引かないようであれば一度緩めるかもしれません。
会報151号(2004年12月発行)
10月24日の京郁は外枠が災いし、2着だったものの、11月7日に着差以上の強さを感じさせる勝利。ここまでのレース内容からも、どんどん出世できるはずの好素材です。11月12日明和へ移動。疲れを癒してから、さらにパワーアップを図ります。
真歌トレーニングパーク(2004年11月)
復帰戦は大幅に馬体重が増えていたように急仕上げでしたが、追い出されると馬群をついて伸びて4着でゴール。十分に存在感を示しました。叩かれた効果は顕著でその後は調教での反応も一変。前にいる馬を自ら追い掛けるように、一段と気持ちも前向きになってきました。デビュー当時はクラシックを意識させた逸材。今後のレースぶりに注目が集まります。
会報150号(2004年11月発行)
9月25日の阪神で久々に出走しました。4着に終わったものの、まだ余裕を感じる体付き。速い調教も不足していた段階にもかかわらず、高い素質は示してくれたと思います。ひと叩きされ、想像どおりに状態を上げているところ。次走は勝負!
会報149号(2004年10月発行)
真歌の坂路で豊富な乗り込み量を消化。8月27日、栗東へ戻ってきました。蹄底がすり減ってしまい、出発直前に少し楽をさせましたが、移動後も痛がる素振りは見られません。これから充実してくるはずの馬。大きく羽ばたいてほしいと思っています。
真歌トレーニングパーク(2004年9月)
運動をはじめて1ヶ月くらいたち9月上旬に入厩予定でさあこれからペースを上げようかという時にテイサをいためてしまいペースをおとさざるをえなくなってしまいました。もともとツメが弱い馬だけに十分に気をつけていたのですがざんねんです。ただ1週間くらいたちましたがだいぶよくなってきました。この様子なら予定どおりに入厩できると思います。
会報148号(2004年9月発行)
真歌の坂路で乗り進めています。きりりと引き締まった好馬体に。以前と比べると繊細なイメージが薄れ、ハードに攻めても疲れを見せなくなりました。そろそろ仕上げのステップヘ進ませる予定。秋シーズンにはどんどん飛躍してくれるでしょう。
真歌トレーニングパーク(2004年8月)
ツアー後に明和から真歌に移動し運動を再開しました。心身共にリフレッシュな状態で無理にレースに使わなかったことが良い方に出ています。いままで戦ってきた相手を見るとかなりレベルを高いレースをしていたことがわかります。なんとか秋の秋華賞に出走できるようにがんばってほしいです。
前回同様内容のないレポート。よく言われているように負けた相手が強かったソーサリス。まだまだ期待をかけていますが、まずは早期復帰を。
会報147号(2004年8月発行)
放牧地で快活に動き回っていましたが、一時は体重が500キロ近くまで増加。成長分もかなり含まれているでしょう。明和での休養生活を終え、真歌の坂路でキャンター調整されています。馬なり中心のメニューで基礎固めしているところです。
真歌に移り調教を再開。体調も戻ってきたようです。
ビッグレッドファーム明和(2004年7月)
ソーサリスの近況ですが、コスモアリオン、マイネピュールと共に昼夜放牧に出され、3頭で必死に青草を食べて元気一杯です。必死で青草を食べていてもソーサリスの名前を呼ぶと寄って来てくれる所があり、すごくかわいいです。ソーサリスですが、ツアーがちょうど終わった頃から真歌にて乗り始める予定です。少しでも早く競馬場で元気な姿を見せられるようスタッフ一同でがんばりたいと思います。
あまり内容のないレポートですね。体調の安定を願います。
会報146号(2004年7月発行)
5月22日、明和へ到着。昼夜放牧されています。すぐに環境の変化にも順応し、すっかりリラックス。健康状態も上向き、青草を夢中になって食んでいます。あっという間にゆとりを感じるシルエットになりました。しっかり態勢を整え直します。
のんびりと休養し立て直しを図っています。
会報145号(2004年6月発行)
再び熱発したものの、すぐに回復。ただし、その後も覇気が感じられません。一息入れることに。デビュー戦と2戦目に接戦を演じた相手が重賞ウイナーになっていることを考えても、現級は簡単に突破できるはず。状態が整うのを待ちましょう。
中京での復帰を目指していましたが、それもならず休養へ。出走予定から一転の休養で一体どうなってるんだという感じです。
栗東・佐々木厩舎(2004年5月)
中京のあざみ賞では牡馬相手の叩き合いの末にタイム差なしの4着に食い込みましたが、この際にかなりの体力を消耗してしまったようです。その後は熱発を繰り返しています。短期放牧に出して少し楽をさせましたが、効果はありませんでした。目標としていたオークスへの出走は厳しくなってきましたが、何とか立ち直って欲しいと願っています。(4月12日現在)
会報同様に内容は遅い状況報告。短期放牧自他には意味はなかったようです。
会報144号(2004年5月発行)
微熱が続き、軽い腹痛も発症。3月20日にトレセン近くの金勝ファームヘ移動しましたが、短期間で元気を回復してくれました。4月2日には帰厩し、再び調教ピッチが上げられているところです。レースまでそれほど時間はかからないでしょう。
3月に短期放牧、約10日で帰厩と目まぐるしい動き。週間レポートで動向に注目していましたが、どのような状況なのかさっぱりわからず。
会報143号(2004年4月発行)
オークス出走を大目標に、順調に調整されています。堂々の1番人気に推されたあざみ賞は4着に敗れたものの、ハナ、クビ、ハナ差の大接戦。先着したのはいずれも好素材の牡馬です。将来につながる経験になったと、前向きにとらえています。
一気に連勝を狙いましたが残念な結果。昇級初戦で牡馬相手だけに実力は確か。レース展開に疑問で余計惜しいような気が。ただ、このまま放牧へ・・・
栗東・佐々木厩舎(2004年3月)
2月7日の小倉では圧倒的な単勝支持に応えて、先頭でゴールイン。余力をたっぷりと残して順当勝ちを収めました。「ハミの取り具合がちょうどいい。気持ちは前向きだけど、掛かる感じがないですね」と佐藤哲三騎手。普段から自信に満ちた表情で大物感を漂わせており、今後はクラシックを目標にローテーションを組んでいくことになります。(2月11日現在)
厩舎側ではクラシック挑戦体勢へ。こちらは周囲の高い評価にとまどっていますが、着実に進んでほしいものです。
会報142号(2004年3月発行)
3戦目となった2月7日の小倉で、順当に初勝利。ここまでの相手関係やレース内容から、昇級しても即通用しそうな予感がします。オークスで5着した母・マジックは5戦目に未勝利を脱出し、一気に連勝。同馬には母以上の期待をかけています。
3戦目で初勝利。これまでのレースから評価が高まる一方で、クラシック候補ということで今後に期待。
会報141号(2004年2月発行)
12月28日の阪神で競馬場に初登場。やや余裕残しの造りだったこともあり、2着だったものの、追われてからの伸び脚は一際目立ちました。1月17日の小倉も2着と健闘。一刻も早く初勝利をつかみ、クラシック戦線を目指してほしいと思います。
デビュー後連続して2着と好スタート。クラシック戦線とはやや気が早いようにも思いますが、周囲の期待の表れか。まずは初勝利を。
栗東・佐々木厩舎(2004年1月)
遅生まれであることからも真歌TPでは焦らずに仕上げられ、意識的に入厩を遅らせました。入厩後に軽い風邪をひいたものの、調教にはほとんど影響はなく、間もなくデビュー戦が迎えられる見込み。馬体に余裕は感じられるものの、併せ馬で古馬に大きく先着するなど動きも鋭さを増してきました。初戦から期待に応える走りを見せてくれそうです。(12月10日現在)
これまでの総括的なレポートですね。
会報140号(2004年1月発行)
11月28日にはゲート試験を無事にパス。その後の調整は急ピッチに進行しました。なかなか太めが解消しなかったものの、それでも動きは上々。いよいよ5回阪神の後半には競馬場に初登場する予定です。早くも佐々木師のトーンは上がる一方です。
相当に期待されていたようです。デビュー戦では2着と無事期待に応えてくれました。
会報139号(2003年12月発行)
太め感もなくちょうど良いスタイルに。いよいよ入厩にゴーサインが出され、11月6日には栗東へ移動しました。初めて経験する長距離を難なく乗り越え、翌日からは順調に馬場入りしています。精神状態も安定。ゲート練習も素直に消化中です。
ようやく入厩しました。順調のようで、デビューに期待。
真歌トレーニングパーク(2003年11月)
現在、坂路コースで順調に乗り込まれて、良い馬体をキープしています。入厩が伸びてしまいましたが、その分乗り込めるので心配はありません。状態もかなり良化してきて動きの良かった夏前以上になってきたと思います。現在、真歌にいる2歳牝馬の中ではNo.1 です。皆さん、ソーサリスの新馬戦の時は口取りするつもりで来てください。
いい状態のようです。しかし、この時点で真歌にいる2歳牝馬って、一体何頭いるんでしょう。
会報138号(2003年11月発行)
真歌の坂路での調整も仕上げのステップヘ。遅生まれのハンデなど、もうまったく感じられません。適度に余裕のある好スタイルをキープし、精神的にも落ち着きを保ったまま。動きも一段と迫力を増しています。トレセンヘ出発する日は間近です。
入厩が遅れています。馬房の関係でしょうが、間近とかばかりで、遅れについてのコメントなしというのも・・・
真歌トレーニングパーク(2003年10月)
現在、坂路コースで順調に乗り込まれています。この前までいまいちの動きでしたが、ここ数日やっと動きが良化し良い状態になってきたと思います。そしてついに入厩の時がきました。9月下旬〜ら10月初旬に入厩します。ついにまちにまったといった感じです。むこうでうまく調整してもらえると思うのでかなり自信があります。
写真でみるとかなり絞られ、まるで別の馬のよう。動きも良化したようで、いよいよという感じです。10月初旬入厩で、年内デビューも見込めそうです。
会報137号(2003年10月発行)
馬体に幅が出て、たくましい姿に変身。ひと夏を越して、ぐっと大人っぼくなりました。真歌の坂路での走りは一段と力強いものに。内面の充実も著しく、自らがっちりハミを受けてくれるようになりました。まもなく栗東へ送り出せるでしょう。
大分と成長したようです。子供っぽいところも抜ければいいのですが。
真歌トレーニングパーク(2003年9月)
現在、3日に1回くらいのペースで坂路調教を行っています。最近はスタートで少しあばれたりしますが出てからはスッと自分からハミをとるようになり成長がうかがえます。てごたえもよくだんだん調子の方も上がってきたと思います。入厩は9月以降とのことですが、早く皆様にソーサリスの走りを見てもらいたいです。
会報にポートレイトのコメントの話題。この担当者さんも毎回ちょっとなあという感じですが…
会報136号(2003年9月発行)
生まれが遅いこともあり、あえて大切に育てている一頭。真歌の坂路でスムーズに調整され、適度に余裕を感じる好スタイルをキープしています。まだ気性面には子供っぽさを残すものの、動きは着実に上昇中。そろそろ仕上げの段階に進みます。
あいかわらずじっくりと、ゆっくりと育てられているようです。
真歌トレーニングパーク(2003年8月)
現在、真歌の坂路を順調に乗り込んでいます。馬体の方は成長して良い感じになってきましたが、内面がまだまだ子供で自分が気に入らないことがあるとあばれたりと子供っぽいところを見せます。ここらへんが成長してくれば、もう一段上のステップへ上がれると思います。
まだ依然として成長期待。馬体の方は素人目にも良い感じなので、さらに鍛えあげられることを期待。
会報135号(2003年8月発行)
気温の上昇とともに体調がアップ。毛艶も見違えるほどピカピカに変化しました。最近はスクんでしまうこともなく、調整はすっかり軌道に乗った印象。余裕残しの馬体ではあるものの、真歌の坂路での併せ馬でも先着することが多くなりました。
この時期は本当に綺麗な毛艶になるようですね。調整もようやく順調になってきたようです。
真歌トレーニングパーク(2003年7月)
現在真歌の坂路コースで順調に乗り込まれています。体重がかなり増えてきて今では470kgくらいになりました。毛づやも良好で体調はとても良いようです。乗っていても成長しているのがわかります。けっこうな手ごたえで坂路をあがっていてしんどいくらいです。もうすでに兄たちより良いのではないでしょうか。ここまで本当に順調にきています。
先月に比べて一気に大きくなりました。購入時と同様に綺麗な毛づやで見た目にはとても良さそうです。
会報134号(2003年7月発行)
坂路調教を終えてしばらく経つと四肢の運びがぎこちなくなります。膠着するほどのひどい症状ではないものの、ここにきてスクむ回数が多くなりました。3週間程度、昼夜放牧することも検討中。肉体的にももう一回りの成長が望まれます。
なんだかあいかわらず心配な体調ですね。またしても成長期待のコメントが…
真歌トレーニングパーク(2003年6月)
現在、坂路コースで乗り込まれています。しかし、まだ心身共に若いため時々調教後すくむことがあります。これからはじまる夏が一番の勝負だと思います。この夏で大きく成長し、来年のオークスに出られるようにマジックにはがんばってほしいと思います。
元々少ない量の近況ですが、今回はひどいですね。同じ出資馬のドミンゴに比べると3分の1もないうえ、中身もないです。がんばって、というのは誰でも書けるので、身近な人には何でも書いて欲しいのですが…
会報133号(2003年6月発行)
BT産駒特有の重厚感は感じないものの、動きが上向いてライバルのMパルティータとのリードを広げています。左前の繋靭帯が腫れてひやっとさせられましたが、幸い調教に支障はないとの診断です。今後も馬なりでの調整を続けていきます。
週間報告で既報済みですが、ちょっと心配な故障。何ともなかったようで一安心。
真歌トレーニングパーク(2003年5月)
(競走馬名がマイネソーサリスで登録されました。)
現在、いといきいれてだいたい1週間に1〜2回のペースで乗っています。冬も終わって春になりましたが、あまりかわった印象はありませんが、短期間で大きく成長するブライアンズタイムですので、心配はいりません。いまは無理をせず、じっくりとやっていきたいと思います。入厩の時期は未定ですが、たぶん秋口になると思います。
競走馬名も決定しましたが、あいかわらずまだまだの感じ。心配いりませんと言われても、何か希望的なコメントとしか思えないですね。
会報132号(2003年5月発行)
「後半でじわじわ伸びるようになった」と真歌スタッフ。伸び悩んでいた状態からやっと一歩抜け出した印象です。ゲート内で駐立中、不安がって周囲を気にするなどしていましたが、次第に慣れてきました。静内で産地馬体検査を受けました。
産地馬体検査を受けるとはデビューが早いんでしょうか。まだまだの状態のようですが。
真歌トレーニングパーク(2003年4月)
現在、坂路コースで順調に乗り込まれています。坂路といっしょにゲートのスタート練習を始めました。はじめは気の悪いところを見せていましたが、最近は落ち着いてスタートもまずまずです。まだ課題の残る内容ですが、これから毎日やる予定なのでだんだんとよくなってくると思います。
なんか走る気がないようですね。体力の上昇とあわせて向上してほしいものです。
会報131号(2003年4月発行)
体力不足でゴールまで息が続かないものの、馴致に取りかかってから約半年、やっと前向きな気持ちが出ました。馬体の成長は欠かせませんが、これをきっかけに上昇するのではないでしょうか。日によっては放牧地でゆっくりさせています。
気持ちの方は良くないようです。これからの上昇を期待。
真歌トレーニングパーク(2003年3月)
現在、こちらはかなりの頭数でなかなか乗り切れないこともありだいたい3日に1回のペースで乗り運動を行っています。最近は気の悪さをあまりみせずに順調にメニューを消化しています。この馬の良いところの1つとして1頭になってもぜんぜん泣きません。だから競馬場など環境をかわっても動じないのではないでしょうか。
あまり乗り運動はされていないようです。しかし、他の馬が多いから、というのはそんなものなんでしょうか。
会報130号(2003年3月発行)
もう少しじっくり乗り進める予定。併せ馬を行っていないため、もたれるくせが矯正されたかどうかはまだ分からないものの、ラチに頼らなくてもまっすぐ走ります。定期的に削蹄師にやすりがけを依頼し、蹄の手入れもきちんとしています。
“じっくり”というのは“ゆっくり”ということのようです。あまりあわてずに育って欲しいですね。
真歌トレーニングパーク(2003年2月)
現在、坂路コースで順調に乗り込みが進んでいます。まだまわりにくらべると小さいですが、遅生まれなのでだんだん成長してくると思います。兄トランプにくらべたらやわらかみがあり、バネがきいていて先々が楽しみです。しかし気が悪いところが見られ、これがこれからの課題になると思います。
体重422KGと昨年のパッサージュ並みなのには驚きました。小さいはずです。担当者がパッサージュと同じ川畑氏なので昨年を思い出します。
会報129号(2003年2月発行)
併せ馬の相手から逃げる素振りを見せ、矯正しようとすると余計にもたれてしまうことが何度かありました。まだ鞍上に促されながら仕方なく走っているようです。少しずつ蹄が伸び、亀裂の末端が下方へと移動してきています。
またまた心配な動き。ちゃんと走りを覚えて欲しいですね。
真歌トレーニングパーク(2003年1月)
会員の皆様、良い年を迎えられた事と思います。調教師の佐々木昌三です。マジックですが、産まれて3ヶ月位の時に一度見て、小さいけど、いい馬だなと思ったんですが、1歳の夏に再び見てすっかり気に入ってしまいました。結局、私が預からせていただく事になりました。遅生まれですが、この馬は走ります。絶対に!マジックと共に今後楽しみましょう。
何と調教師の佐々木昌三氏自らの報告です。これはいつものことなんでしょうか。本当に走ってくれると嬉しいですね。
会報128号(2003年1月発行)
道中でハミを抜いて楽することを覚えてしまったため、積極的に併せ馬を取り入れて乗り込みを進めています。フォームが完成していないこともあり、キャンターの脚さばきはまだ粗削り。それでも母の子らしい長所は随所に感じられます。
ちょっと心配な動き。楽することを覚えるとロクな事ないですからね。
真歌トレーニングパーク(2002年12月)
何ごとも無難にこなす優等生タイプ。まだ強い調教を始めているわけではないので特に動きが目立つわけでもありません。しかし、今の時期は順調に乗り進められていることが何よりも大切。将来へ向けて真歌トレーニングパークの坂路で黙々と汗を流しています。幸い今のところ蹄のトラブルもなく、着々と基礎体力が強化されています。
無難な動きのようです。それほど良くもなく悪くもなくというところでしょうか。
会報127号(2002年12月発行)
トラックコースでの馴致を卒業し、坂路での乗り込みに移行しています。走ることに慣れ、ハミ受けも安定して日に日にふらつく回数が減ってきました。まだ動きに関して何ともいえない時期ではあるものの、粘り強さはあるように感じます。
坂路調教に移行と、順調なようです。ただ、あいかわらず特徴はないようですね。
真歌トレーニングパーク(2002年11月)
真歌TPに移動して馬装馴致を済ませ、トラックコースでの乗り込みを始めています。鞍上との意志疎通を図りながら他の牝馬とともに集団で走らせるところ。これといって不安な箇所もなく順調です。蹄にひびが入っていますが、痛みはまったくありません(接着剤で固定しています)。雪が降るまで昼夜放牧を併行して成長を促します。
順調なようですが、蹄は心配ですね。ちゃんと成長できるんでしょうか。
会報126号(2002年11月発行)
真歌TPで馴致を始めてもほとんど抵抗しませんでした。若駒らしくふらつくのは仕方ないとして、基本的に口向きは良い方でしょう。蹄にひびが入っているため、アフターケアは欠かさず行っています。幸い、痛みはないようです。
まずまず順調。蹄の方はそういうものなのでしょうか。
ビッグレッドファーム明和(2002年10月)
率先して他馬を引っ張る方ではなく、放牧地ではいつも他馬の後をとことこと追い掛けるタイプ。体高はあまり伸びずに幅が出てきたためコロンとした感じに見えます。体型も他馬の後を追い掛けている訳ではないと思いますが、同世代の募集馬で1番人気だつたMコスモスの01に似てきました。今は目立たなくても調教が始まれば頭角を表してくると見ています。
きれいな馬体の割りに目立たないようですね。
会報125号(2002年10月発行)
他馬の後ろをくっついて放牧地を歩き回り、争いもほとんどしないため、鮮やかな毛色に反して普段の行動は目立ちません。馬体に厚みが出るなど順調に育っていることは確か。体高が伸びてすらっとしてくれば文句なしと言ったところです。
セイヴオンアイスの01のように地味なのでしょうか。
ビッグレッドファーム明和(2002年9月)
BRF明和で昼夜放牧中です。活発に動き回って自主トレーニングに励んでいるせいか、この血統にしては珍しく、無駄肉があまり付きません。兄達の雰囲気とはちょっと違います。トリック、トランプ、ジャグラーに続く、母にちなんだ女の子らしい馬名が似合うと思います。是非、名付け親になってください。
ポートレイトの写真も非常にきれいな馬体。すっきりした体格でまだまだ小さいようです。この路線の名前はやめてほしいのですが…
会報124号(2002年9月発行)
他馬にいたずらをしたり、スタッフに尻を向けて蹴ろうとする素振りを見せるなど、人馬を問わずに強気な性格を示します。ただし、扱いに手こずるほどではありません。き甲が未発達ですので、これからの成長は十分に見込めるでしょう。
まだまだ成長していない模様です。
会報123号(2002年8月発行)
雰囲気が上品。肉厚な兄のMトリックやMジャグラーに比べ、馬体がきりっと引き締まり、決め脚に優れていそうな印象を受けます。ツアーで実馬をご覧になって、即座に出資しようと決めた方も多かったようです。成長はこれからでしょう。
やはり馬体をみれば誰でも気に入るようです。よくぞ抽選に当たったものです。
◆募集馬カタログのコメント
父ブライアンズタイムの柔軟で卓越した収縮カは、そのまま産駒成績に表れています。逆に、この個性を受け継いでいない子供はあまリ良くあリません。張りが強すぎて硬いために走れない産駒も結構おり、そのあたりが取捨の難しいところです。母マイネマジックは軟らかく粘りはあったのですが、収縮力がもうひとつだったので、この父を配合することにより瞬発力をも引き出そうと考えたものです。本馬は望みに近い馬として産まれたと思います。体型も理想的です。
カタログの写真は栗毛のきれいな馬体。一目で気に入りました。父もあのブライアンズタイムで言うことなし。岡田氏の評価も極めていいものです。大いに期待されますが、さて…