マイネストレーガ(マイネマジックの02)近況

ラフィアンターフマンクラブでは一口馬主に対して公式ホームページで出資馬の近況を毎週知らせてくれます。また、毎月発行されるクラブ会報でも近況が記載されています。さらに、ポートレイトとともに担当者からの近況報告が送られてきます。

私の感想(赤字部分)とあわせて月次報告をご紹介します。

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◆クラブ会報・ポートレイトの近況報告

真歌トレーニングパーク(2005年4月)

どうも肩の出が悪いということで、ここ真歌トレーニングパークへ放牧されてきました。早速、軽く針を打ってみたところ、やはり肩まわりの筋肉がガチガチだったそうです。今は前に馬を置いて無理しない程度に追いかけています。ぎこちなさは相変わらずですが、到着当初減り続けていた体重も徐々に回復してきて、最初は付いていけなかったペースにも楽に付いていけるようになってきました。北海道へお越しの際はぜひ会いに来てあげてください。


会報155号(2005年4月発行)

2月19日の京都は12着と案外な結果。前の出にぎこちなさが目立ち出し、軽い熱発もあったため、真歌で状態を整えることとなりました。27日に到着し、パドックで静養。2日後には坂路入りを開始しました。少しずつペースを上げているところ。


栗東・佐々木厩舎(2005年3月)

調教の動きなどからこれといった強調材料がなく、強気になれずに迎えたデビュー戦でしたが6着とまずまずの内容でした。ゲートで潜ろうとしましたが、最後まで集中力を失わずに走りきったことは評価できます。走法から、距離には限界がありそうですが、一戦したことでさらなる良化は間違いないところ。一歩一歩前進を期待しています。


会報154号(2005年3月発行)

1月19日、ゲート試験をパス。スピード調教を課すようになってからも素直な性格はまったく変わりません。2月5日の小倉では早くも競馬場に登場、前半はもたついたものの、鋭い伸び脚を見せ、6着でゴールしました。さらに前進が可能な状況。


会報153号(2005年2月発行)

CVファームで丁寧に調整され、走りに安定感が加わりました。1月6日、栗東へ。長距離輸送も難なく乗り越え、体調はすこぶる良好です。環境の変化に戸惑った様子も見せず、調教態度も真面目なまま。デビューまでまっすぐに歩んでいます。


コスモヴューファーム(2005年1月)

基本的にはCVFでは担当制は行っていませんが、ストレーガは私が主に乗って調教を進めています。明和から移動してきた時の印象はとても非力であるということで、体がかためなので余計に目立っていました。キャンターでもフォームが伸びない筋肉に負荷のかからないところが良化を遅くしていると見てCVFに来てからはハミを操作して「ため」を作りながらゆったりと走るように乗りひたすら筋力アップをはかっています。最近ようやくあまり気をつかわなくても脚が伸びるフォームで走れるようになってきましたが、まだまだ乗り込みが必要なようです。


会報152号(2005年1月発行)

CVファームの坂路で調整中です。ふっくらとした好スタイルを維持。しっかり体力が付き、疲れた様子など見せません。まだ全身を上手に使い切れないのが課題。もっと仲びやかなフォームで走れるように、調整方法をいろいろ工夫しています。


コスモヴューファーム(2004年12月)

ストレーガは10月20日過ぎ頃にBRF明和からCVFへ移動してきました。(詳しい日付は忘れちゃいましたが。)理由としては口向きに難があり、環境をかえて調教をしてみたいとの事でしたが、走りだすと真面目に走って、特にいまの所は問題なく乗っています。多少スタートで首をふったりしますが、ご愛嬌ってことで。普段は女の子らしくとてもカワイクてしようがないです。普段はおしとやか。でもやるときはやるのよっ!てそんな女性っていいですよね。誰かいい人いないかなあ?ってなんか方向が間違ってきたような。とりあえずこれからはストレーガもCVFの一員です!!他の馬達と仲良くやってね。喧嘩はダメだぞ。あっ!あと口向きも悪くならないでね。


会報151号(2004年12月発行)

明和からCVファームに調教の場所を移し、順調にキャンター調整されています。まだ神経質な面が残り、飼い食いが細いのが気になるものの、急激に細化してしまうこともなく、引き続き好状態。傾斜のきつい坂路をまっすぐ駆け登っていきます。


ビッグレッドファーム明和(2004年11月)

現在ストレーガは相変わらず元気が良く、とても順調です。また少し左にもたれようとするのがでてきましたが、今はそれほど心配ないです。調教のほうも今までは普通にやってきましたが、これからは強い調教をちょくちょくやりながら様子を見ていきたいと思います。スピードのある馬だと思いますので期待したいと思います。


会報150号(2004年11月発行)

明和の坂路で調整中です。同期と比べると、まだ子供っぽい感じは受けるものの、少しずつ遅生まれの不利を挽回しつつあるのは確か。左にもたれるくせも目立たなくなり、フットワークに力がこもるようになりました。さらに調教を強化します。


ビッグレッドファーム明和(2004年10月)

現在ストレーガは順調に坂路で乗り込んでいます。左にもたれるのもとても良くなってきたのですが、相変わらず食欲があり、カイバもほとんど残さずに食べてしまいます。そのためなかなか体がしまってきません。まさに「馬肥ゆる秋」といった感じです。入厩はまだ先になると思いますので、ゆっくりとすばらしい馬にしていきたいと思います。


会報149号(2004年10月発行)

左前脚の打撲傷は短期間で癒えました。明和の坂路での乗り込みを再開。当初はフットワークにぎくしゃくした感じが残り、しきりに左にもたれていたのですが、それも徐々に解消に向かっています。問題なくぺースアップしていけるでしょう。


ビッグレッドファーム明和(2004年9月)

今年の北海道は昨年の夏とは全然違いとても暑いです。ストレーガはそんな暑さも関係ないかのように、とても元気がよく、食欲もあります。体調面では全く問題ないのですが、調教では少し左の方にもたれるようになってきました。そのため少し乗りにくくなってきたのですが、どんどん良くなってくると思うので、ゆっくりやっていきたいと思います。


会報148号(2004年9月発行)

左前脚を捻挫し、2週問は昼夜放牧。7月末には明和の坂路に復帰したものの、今度は左前の球節付近を打撲し、調教を小休止することとなりました。ただし、奥手のタイプでもあり、ここであせる必要はありません。今後も丁寧に乗り込みます。


ビッグレッドファーム明和(2004年8月)

現在のストレーガは順調に調教を進めていましたが、少し歩様が悪くなったため、また昼夜放牧に出しました。相変わらず食欲はすごくあるので夏バテの心配もありません。たぶん蹄が少し悪いと思うので、伸びてくれば良くなるとは思います。まだまだ小さい馬なのであせらずにゆっくりやっていきたいと思います。

調教に入りましたがすぐに放牧に戻ってしまいました。歩様が悪いのは少々心配です。


会報147号(2004年8月発行)

昼夜放牧されている間に、見違えるほどたくましいスタイルに変身しました。明和の坂路に復帰し、少しずつピッチを上げているところ。気性的にも大人になったようで、気難しい面が目立たなくなりました。手応え良く、まっすぐ登坂しています。

調教に戻りました。走りも気性も良化してほしいですね。


ビッグレッドファーム明和(2004年7月)

ストレーガは相変わらず昼夜放牧に出されています。放牧地では小さい牛がいると思ったらそれがストレーガだったりします。しかし今はツアーの準備でとても忙しくあまり乗れない状態が続いています。けれど6月産まれのストレーガにとっては今が成長するときなので、ゆっくり休んで体を大きくしてもらいたいです。

体重が+24キロの469キロと成長。食べているだけのようで、例によってあまり内容のないレポートです。


会報146号(2004年7月発行)

午前11時から翌朝の5時までたっぷり昼夜放牧されています。狙いどおりに大量の青草を摂取しているようで、腹袋が膨らんできました。ブラッシングするたびに長い冬毛がまとまって抜けます。同馬なりに見栄えするように変化してきました。

かなり成長してきたようです。


ビッグレッドファーム明和(2004年6月)

現在ストレーガは昼夜放牧となっています。放牧地ではのんびりと草をたべていますが、集牧のときには毎日泥んこになって帰ってきます。牧場ではそろそろツアーの準備で忙しくなる時期ですが、皆様はとても楽しみにしているかと思います。そのときにはぜひストレーガを可愛がってあげて下さい。

体重が+20キロの445キロと一気に増えました。ツアーの話などどうでもいいんですが。


会報145号(2004年6月発行)

行きっぷりの良いキャンターですいすい坂路を駆け上がるのですが、少し手先のグリップ力が物足りません。そのため、スタッフに「まだ動きにメリハリがない」と評価されてしまうのでしょう。放牧地が緑一色に。新芽をたっぷり与えています。

動き自体はあいかわらずまだまだのようです。


ビッグレッドファーム明和(2004年5月)

本馬は現在坂路で順調に乗りこまれています。気性はとてもわがままで、少し物見をして突然逃げだすこともあります。キャンターをしているときは大丈夫ですが、常歩をしているときは怖いときもあります。すごく元気が良くて調教を終えた後の放牧地でも元気に走りまわっています。

元気なのはいいですが、気性面が何やら不安です。


会報144号(2004年5月発行)

動きが単調なため、なかなか地味な印象から脱却できないでいます。今では胸を張って実力馬と呼べる全姉のMソーサリスですが、育成時代は強調材料に欠けるごくごく平凡な牝馬でした。あまり気にする必要はないのかも。乗り込みは順調です。

動きは今ひとつ。平凡なのであまり書くことも無いようですね。


ビッグレッドファーム明和(2004年4月)

ようやくこの馬にもストレーガというすばらしい名前が決まりました。ストレーガは現在放牧をして休ませています。特にどこかが悪いというのはないので安心してください。乗っていたときはすごく順調でとにかく良かったです。あい変わらず小さい馬ですが、どんな魔法でも使えるような魔女になってもらいたいです。

毎月のレポート内容が貧弱ですね。分量が少ないうえに内容がほとんどありません。馬体重が418キロとかなり減りました。


会報143号(2004年4月発行)

同じ母の仔で体型のギャップが極端な代表例が、細身のMノエルとずんぐりしたMナターレ。もしかすると、姉Mソーサリスと同馬のスタイルの差はそれ以上かもしれません。余分な脂肪が落ちて、坂路での動きが徐々に身軽になっています。

体型がまるでソーサリスと違う。写真でもわかることなんですが・・・ 動きは改善の方向に。


ビッグレッドファーム明和(2004年3月)

現在本馬は坂路で調教を進めております。1月の中旬ころから2月の始めころまで放牧で休ませていましたが、今はすごく順調に乗っています。体が小さく6月生まれなので少しおくれをとると思っていましたが、そんな心配もなく、すごくいい感じできています。まだまだ成長しそうなので楽しみです。

会報は全く駄目でこちらは順調。かなりいい加減なレポートです。


会報142号(2004年3月発行)

まだ体の使い方を分かっていないようです。ある明和スタッフも、スピードに乗り切れない原因を「手先だけで走ってしまうため」と指摘していました。同馬のぺ一スに合わせて速い調教に慣らしていけば、いずれ自然と矯正されるでしょう。

まだまだ不安な状態から抜けていません。


ビッグレッドファーム明和(2004年2月)

明和で坂路の屋根の取り付け作業も終わり、雪が降っても乗れるようになりました。もちろん本馬も坂路で乗っており、普通に前の馬について行きます。まだ体が小さくしっかりしてこないのでパワーがあまりないのですが、乗り味はとてもよく、まじめに真っすぐ走って行きます。これからは坂路でしっかりと体をつくっていきたいと思います。

ちゃんと体を作っていってほしいですね。今月から写真が台紙に直接プリントしたものになりましたが、馬体が真っ黒で何が何やらわからない状態。


会報141号(2004年2月発行)

まだトモがしっかりしていません。ゆえに、前躯と後駆が連動せずにフットワークがばらばらになってしまうのでしょう。鍛えるために必要な体力を養っているところで、筋力や心肺機能を高める作業はこれから。改善の余地は十分にあります。

いきなり、かなり不安になるコメント。走り方がばらばら、体もまだまだとは・・・


ビッグレッドファーム明和(2004年1月)

本馬は現在屋内馬場でまた乗り込みを始めました。少し前までは放牧をして休ませていたのですが、だいぶ元気もいいし、疲れもないので乗り始めることにしています。乗ってからはとてもおとなしく、走りだしてからもまじめにしっかりと走っていきます。しかしとても寂しがりやなところが少し困っています。

少し休ませていたようです。性格もまずまずのようです。


会報140号(2004年1月発行)

全身を使って走らせるには、馬体に蓄えている脂肪をもっと取り除かなければなりません。他の牝馬とともに、屋内馬場を20秒ペースのキャンターで走らせて汗をかかせています。気難しい面は3週間のリフレッシュ放牧を機に解消しました。

小さいながらも太めなのでしょうか。


ビッグレッドファーム明和(2003年12月)

現在本馬はケガもなく元気一杯に乗り込んでいます。相変わらず小さい体で普段はおとなしく可愛らしいです。気持ちの方もだいぶ前向きになってきており、乗り味の方も良くなってきました。これからは乗っては休ませの繰り返しになると思います。これからは馬体とともにいろいろと成長していってもらいたいです。

馬体重は433キロとかなり小さい方ですが、厚みがあり、写真を見る限り細身の感じはしません。


会報139号(2003年12月発行)

屋内馬場へ。のんびりしているにもかかわらず、なみあしの最中に暴れることがあって何度かスタッフを振り落としていました。キャンターに移れば走りに集中するので大丈夫。背丈が伸びず、厚みだけがあるため、体付きは豆タンク型です。

同じ世代のサンセットキスがもやしっ子なら、こちらは豆タンク。極端な体型ですね。


ビッグレッドファーム明和(2003年11月)

現在本馬は順調に乗り込んでいます。馬体はすごく小さく、まるっこい体でとても可愛らしいです。乗り味はあまりよくないのですが、まだ乗り始めたばかりでこれからだと思います。気性の方は、普段はとてもおとなしいのですが、乗っていて何もないところで急に暴れだすときもあります。父はブライアンズタイムなので、これからよくなっていけば、とても期待が持てると思います。

写真を見ても同じ馬かと思うくらい先月に比べて丸っこい体になりました。


会報138号(2003年11月発行)

馬体が丸々としてきました。まだ背が低いため、少し窮屈な印象も受けますが、姉のMソーサリスと違ってがっちりしているので、こちらはパワー型にも見えます。9月下旬より馴致を開始。この調子ならすぐ屋内馬場で乗り込めるでしょう。

ソーサリスとはタイプが違うようですね。馴致も順調のようです。


ビッグレッドファーム明和(2003年10月)

遅生まれのため他馬と比較すると華奢で見栄えがしませんでしたが、最近の急成長で同世代の牝馬に追いつきつつあります。兄に大型馬が多かったことからもまだまだ成長することでしょう。毛艶が良く、カタログの写真とは別馬のようになっています。ぜひ牧場まで見学にお越しください。本馬も大歓迎してくれると思いますよ。

会報同様のレポート。写真の見栄えは本当にいい馬です。


会報137号(2003年10月発行)

小兵でしたが、めざましい成長を遂げ、平均サイズの一歩手前まで大きくなりました。毛艶の光沢も素晴らしく、自身より大柄な牝馬と見比べてもまったく遜色ありません。今後が楽しみになってきました。どのようなタイプに育つか興味津々。

順調に成長しているようです。


ビッグレッドファーム明和(2003年9月)

Mマジックにはファンが多いので、母や兄に出資されていた方のお申し込みがほとんどかなと思っていましたが、比較的新しい会員の方々からもたくさんのご支持をいただきました。カタログの写真では冬毛が目立っていた1頭。3頭の兄もなかなか冬毛が抜けない体質でした。母の仔らしく、ほほえましく感じます。

送られてきた写真では綺麗な馬体です。


会報136号(2003年9月発行)

たっぷり青草を頬張り、毎朝の飼い葉もぺろり。成長して他馬との体格差がぎゅっと縮まり、毛艶もぴかぴかでカタログの写真とは大違いです。かわいい顔に惑わされてしまうのですが、特に削蹄中、油断すると急に暴れることがあります。

大分と成長し、毛艶もよくなってきたようです。


会報123号(2002年8月発行)

遅生まれのハンデがあるにもかかわらず、同じ体格の馬の中では力強さが突出しています。現時点で人が跨ってもすいすい走ってしまうでしょう。成長が見込め、馴致を始めるまでにどこまでパワーアップするか非常に楽しみ。穴馬の存在です。

非常にいい評価です。これからに期待。


募集馬カタログのコメント

父ブライアンズタイムは、全世界の柔軟性を持った種牡馬の中で、最も強靭な収縮力を持っていると思います。体格が小柄な子供でも強烈な末脚を使い、一流馬まで登り詰めるものが多いのは、優れた体質のなせるわざです。「柔軟性を持った」と注釈をつけたのは、それがなければ短距離馬になってしまうからです。本馬は、体質に少し甘さのあるギャロップダイナの肌ですが、どうしてこれほどまでに強靭な体質に出たのだろうと思ってしまうほど、筋肉に強さとバネを感じます。

昨年出資したソーサリスの全妹で、ブライアンズタイム産駒で血統、実績的に問題なし。遅生まれのうえ、小さいのも同様。鹿毛で、カタログ写真がソーサリスと違い冬毛だらけなのが違うくらい。全くと言っていいほど同じ条件の馬なので、迷いましたが、カタログの評価も良いので出資決定。


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