2008年社台・サンデー牧場見学ツアー参加記

◆6月21日(土)ツアー1日目(2)

ツアー自体のことばかり書きましたが、ここで、1日目の主な展示馬です。

クリスマスツリーの07(父アグネスタキオン)

カタログで今後の成長が楽しみとあったように他の馬に比べてまだまだの感じがしました。しかし、馬体自体はカタログ写真以上に綺麗な栗毛の馬体。展示会場でも多くの会員の注目を浴びていました。

エミネントピークスの07(父アグネスタキオン)

やや締まったというか、ほっそりした鹿毛馬体。クリスマスツリーと同じアグネスタキオン牝馬で同価格でしたが、母がダート短距離馬ということから嫌われたのか余り多くの会員はいませんでした。スタッフの話しでは血統よりも馬体からは芝向きとのことでした。

マクダヴィアの07(父ロージズインメイ)

ラフィアン期待のロージズインメイ産駒。社台会員にとっては全く関心がないのか、他に誰も見ていませんでした。
牝馬とは思えぬ立派な好馬体で、好感が持てました。スタッフの話しではやはりダート中距離向きということでした。堅実にダート路線で活躍し、交流重賞に出走してくれるような馬になるといいのですが・・・

2歳出資馬のアスペンアベニュー。
昨年9月の牧場訪問以来の対面です。

左後脚にバンテージをしていたので真っ先にどうしたのか尋ねたところ軽い外傷を負ったとのこと。特に大事はないとのことでしたが、心配です。
入厩前に一旦休養をとったのですが、それほど時間はかからないような話でした。

同じくアスペンアベニューです。

当たり前のことですが、昨年9月に会ったときはユルユルの馬体でしたが、入厩直前までいったので締まった好馬体でした。
ただ、マクダヴィアの07が本来のこの母系の馬体とすれば、かなり小さめの感じは否めません。
普段はテンションが高いらしいのですが、怪我による投薬中ということで、この日はかなり大人しく、こんな風に写真は撮れないということでした。

この見学で驚いたのは、とにかく牧場がとんでもなく広かったこと。
ラフィアンのビッグレッドファームでは山間の浦和、真歌は言うまでもないことですが、近年開場した広い明和でもいくつかの厩舎が固まって、数十頭の競走馬が繋養されているのですが、ここでは大き目の厩舎が個別に独立しており、その周辺に広大な放牧場が広がっています。
また、ビッグレッドファームでもスタリオン周辺は公園のように綺麗に整備されていたのですが、ここの展示会場は全て芝生広場かと思うほど綺麗に手入れされていました。展示専用の広場なんでしょうね。

また、2歳以上馬の展示で厩舎にも立ち入ることができたのですが、天井の高い綺麗な厩舎でした。ビッグレッドファームでは重賞馬でも古びた厩舎で、初めて行った時はあまりの素朴さというか、環境の悪さにびっくりしたのですが、ここはさすがに手入れが行き届いているようです。
また、広々とした周回コースはウッドチップコースとなっていました。社台ファームではここでじっくり乗り込みが行われる訳です。

ビッグレッドファームでは会員は牧場内見学自由ですが、社台では普段は自分の出資馬しか見学することができません。また、厩舎前に引かれてきた馬を見るだけなので、厩舎内を自由に見学できません。ここで、物珍しそうに厩舎を見学する会員さんの様子を見ていて、自分の出資馬はもちろん、それ以外の多くの馬を見たり、厩舎まで入ることができるのはこの牧場見学ツアーしか機会がないようで、何で募集時期以外の9月に牧場見学ツアーがあるのかわかったような気がしました。

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