考え方の違いと言ってしまえばそれまでですが、私自身としては、生活費だろうか、趣味の出費だろうか自分自身で納得できないものには稼いだお金を支払うつもりは毛頭ありません。
概ね内容がこういう仕組みで料金が決まっているのかや、世間相場的にどうかなど、ある程度は考えるようにしています。

一口馬主では、先の新会計処理もそうですが、数十万〜百万円のお金が動く訳ですから、できるだけ理解しておかないと気持ち悪いというのが正直なところです。
納得できれば、趣味として負担できる範囲内でお金を払って楽しめるだけ楽しもうと思っています。
後は、馬券同様に賞金を稼いでくれて、収支が好転すれば言うことはありません。
他の多くの趣味は支払う一方ですが、競馬ですから馬券同様に配当を期待するのは当然のことです。

私の場合は、一口馬主を始めたきっかけはホームページにも書いているように、同じ損をするなら馬券よりは一口馬主でというのがそもそもの発想で、馬券だけでなく特定の馬を応援したいというものでした。
このため、現地でレースを観戦し、応援して、勝ったら口取りをして喜びに浸るというのが最大の楽しみです。

従って、できる限り現地観戦することにしており、その経費というのは度外視されます。何せこれが目的ですからね。

ちなみに私がよく掲示板に書き込んで反感を買うのがこの現地観戦の件で、私の価値基準から言って、現地観戦しない、またはできない人が一口馬主になろうかというのは全くもって理解できない次第です。

大抵の場合、行けない人もいる、人それぞれじゃないかと反論されますが、一口馬主になっても自分の出資馬のレースを生で観戦したことがないというの聞くと本当に何が楽しいのかと思ってしまいます。
じゃあやっぱり配当目当てでお金かなのとと思うと、そうではないと言う。
この馬を持ってるぞという自己満足だけなんでしょうか…

観戦系の趣味としてプロ野球観戦を例にとると、テレビ観戦のみで球場に行かない、行けない阪神タイガースファンもいますが、私は全く現地で観戦しないのであればあそこまで熱くなれません。
競馬でいうとテレビ観戦のみのファンというのももちろんわかりますが、それが高じて一口馬主になるほど熱中できるというのは理解しがたいことです。

ということから、私は出資馬が目の前で勝ってくれることが最大の目的で、一口馬主を辞めるのはお金が続かなくなった時よりも、仕事か家庭の都合で全く競馬場に行けなくなった時だと思っています。

（2008年5月19日記＋修正）