ラフィアンの岡田繁幸氏から息子紘和氏への社長交替以後、いやその前から、その運営を巡って多くの不平不満の声が掲示板等で交わされています。
最近は、各種サービスの低下、事務処理のミス頻発、ロージズインメイ産駒だらけの募集リスト公表、セゾンとの関係などを巡って、またぞろクラブ批判の話題が沸騰しています。
岡田氏批判、クラブ批判の書き込みがあれば、文句言うなら辞めればというのが掲示板でのいつものやりとりです。
クラブへの不平不満については、私は競走馬自体に関することは関係者側に一存という姿勢です。
いわゆる厩舎批判、騎手批判というのは本来の馬主でもないうえ、競馬の素人である私がとやかく言っても仕方がないというのがあるためです。
とはいうものの素人目でもわかるような騎乗ミスがあれば文句を垂れていますが…
競馬本来のことは口を挟まない代わりと言っては何ですが、クラブ運営のことについてはかなりうるさい方だと思います。
専ら事務処理面でのことですが、疑問点があればクラブに問い合わせるようにしています。
先の新会計方式の処理方法については直接尋ねたりもしました。
先日話題になった口取りの申込みで抽選があった場合に適正に抽選しているかなどという莫迦げた質問は如何なものかと思いますが、疑問があれば尋ねるに越したことがありません。
最近の事務処理ミスの頻発については、ファンド会社としてはもちろんですが、サービス会社としては考えられない話であると思っています。
競馬サークルでよく見られるいい加減な体制のままでは立ち行かない大きな転換点にあるのではないでしょうか。
社長交替からサービス面での変化については、改善といいながら著しい低下であると思っています。
また、企業規模としては小さいはずですが、その動きが悉く後手後手になっており、将来に向けて不安を感じているところです。
社長交替によるセゾンとの関係については、断片的に尋ねたりした内容から自分なりに判断していたつもりです。
社長を交替したというものの、BRFとCVFの実施的な責任者は相変らず繁幸氏で、馬の生産、育成、クラブへの提供は繁幸氏の裁量。
紘和氏はラフィアンという一口馬主クラブの責任者で、他牧場の馬を自分の裁量で購入したりするものの、BRFから提供を受けるだけ。会員への募集馬については、これらの中から決めるだけ。
馬の管理はBRFに委託しているので、クラブ所属馬は繁幸氏の管理範囲で、あいかわらず調教師に口出しする。
よくわからないと言われるセゾンはCVFから馬の提供を受けるだけで、言うまでもなく、ラフィアンとは全くの別法人で関わりはなし。
従って、ラフィアンとセゾンはよく言われる社台とサンデーの関係ではなく、社台・サンデーとキャロット・グリーンの関係で、入会費と会費の共通化はありえない話し。
ラフィアン会員には唐突だったセゾンのカタログ送付も社台・サンデーでは行われていたことです。
繁幸氏は将来ダービー馬を出すことを目標として牧場経営を始めたということですが、その経営資金獲得手段が一口馬主クラブだったに過ぎないように思っています。
社長交替にとまどい、混乱しているような会員の声も見受けられますが、クラブの会員サービス、事務処理等の会社運営が紘和氏に替わっただけで、実質的なクラブ運営は以前と何ら違いはないでしょう。
会員には腹立たしいことですが、会員サービスなどの鬱陶しい雑事だけを紘和氏に任せたと思っています。
文句があればやめればの答えになるかと思いますが、私自身は馬がそこそこ走って成績を残している以上このクラブをやめるつもりはさらさらありません。
先ほどの繰り返しになりますが、事務処理面、サービス面では言いたいことは言うつもりですが。
(2008年5月19日記+修正)
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