■ 今後のラフィアンとのつき合い方
先日ラフィアンの新規出資を申し込みました。
一口馬主掲示板では丹内騎手起用についての堂々巡り、たまに見る会員さんのブログでも文句等々と、相変わらずクラブ批判が絶えないラフィアン、私は3年前に新規出資しないと表明したのですが、新たに出資した訳で、このあたりで今後のラフィアンとのつき合い方を整理しておきます。

一口馬主を始めるに当たって多少ともなり検討し、入会したラフィアンですが、全ての点で満足がいくクラブなどあるはずもないのは承知のうえで、現状では納得いかないことばかりのクラブになってしまいました。
私にとって一口馬主となった目的は、特定の馬と関わりを持ち、競馬場でレースを観戦し、勝ったら口取りをして喜びに浸ることにあります。
一言でいって、馬主の擬似体験、”馬主ごっこ”をしたいのです。

しかし、ラフィアンの美浦厩舎と特定騎手への偏重は、この楽しみを大きく奪うようになってしまいました。
また、肝心の成績の方も、すっかり低空飛行で落ち着いてしまいました。
厩舎は元々美浦偏重ですが、栗東厩舎の預託数は増えもせず、成績上位の有力厩舎に変わることもありません。
4年前に丹内騎手の起用が急増した時から騎手起用の偏重はさらに加速し、今や柴田大知騎手、丹内騎手の2人だけで全レースの半分までも占めるようになっています。
クラブ側は特定騎手の重用のメリットだけをことさら重視し、変えるつもりは全くないようです。
クラブの方針としては、悪い気味で首尾一貫しており、これからも変わることはないと思われます。
ということで、”馬主ごっこ”としての面白みは増えそうにもありません。

新規出資しないことは、当時クラブとのやりとりでさすがに頭にきたのと、抗議の意図もあって決めたことです。
当然ながら一会員の私ごときの抗議は全く受け入れられず、今に至っている次第ですが、ネットで見る限りでも引き続いて会員離れは続いているようです。
今年限りで永年有効の補償もなくなるので、ここで区切りをつける会員も多いかと思います。

さて、私は今では社台・サンデーに軸足を移していますが、何せ40口クラブなので、扶養家族がいないとはいえ、ただのサラリーマンでは資金繰りが厳しいのが正直なところです。
選馬眼がないうえ、運もないようで、なかなか良い馬にめぐり合えず、累積赤字も相当になっています。
一時はやめようかと思ったこともありますが、クリスマスキャロルがエリザベス女王杯に出走してくれたので、気が変わりました。あと3年間は、年100万円くらいの予算で続けるつもりです。

それでラフィアンですが、何といってもソーサリスが重賞制覇という一口馬主としては特上の喜びを与えてくれ、クラブとしてもやはり愛着もあります。
今後は、牧場見学でソーサリスとその産駒も見守っていきたいので、毎年出資するかどうかはともあれ、しばらくは会員は続けていきたいと思っています。
社台・サンデーだけでは出資頭数も限られ、現地観戦派の私としては面白みに欠けるので、今年は出資することにしました。
13年産駒では、ステイゴールド×ソーサリスの牝馬に出資するかどうかだけ考えるつもりです。

しばらくは会員を継続しますが、騎手起用やサービスなどの運用面では期待していません。期待するとストレスがたまるだけです。成績を含めてその程度のクラブだと思ってつき合っていつもりです。
なお、顔見知りの会員さんもそれなりにできたので、会員さんとの交流など、情報収集には引き続き努めていきたいと思っています。

(2014年2月7日記)