2007年ビッグレッドファーム見学ツアー参加記

◆見学ツアー初参加

ラフィアンTCに入会して7年目、初めてビッグレッドファーム見学ツアーに参加しました。
開催時期がちょうど職場の忙しい頃にあたることと、元々馬を見てもさっぱりわからないので、これまで参加したことがなかったのですが、ソーサリス出資仲間のプラチナさんからお誘いがあり、初参加を決定。
もっともツアーといっても、レンタカーで周る現地集合・現地解散のヘビー会員向けコースで、私達はツアー前日に牧場入り。

◆6月22日(金)ツアー前日
新千歳空港に到着後、レンタカーでBRFに向かう途中でノーザンファームに立ち寄って、山元TCから移動したアンソロジーと対面。
事務所を訪れるとスタッフに車に乗せてもらって厩舎へ移動。
ここで厩舎からスタッフに引かれてきたアンソロジーとご対面。
2月のレースから半年ほど休養しているアンソロジー、間もなく入厩ということで、馬体はかなり仕上がっている感でした。
8月中旬の札幌競馬出走を目指すとのことで、好走を期待したいものですね。

アンソロジー
牧場内を自由に回って厩舎内の馬を見放題のBRFと違って、ノーザンファームでは厳重な管理で、スタッフの立会いの元で出資馬と会うだけ。
ということで、ここでの見学はあっという間に終えて、BRFに向かいます。

BRFではまずは休養しているトラヴェルと対面すべく浦和へ。
私は昨年初めてのBRF見学では真歌と明和を訪問しただけだったので、浦和の訪問は初めて。
ラフィアン発祥の地の浦和は真歌をさらに小さくしたような牧場でした。
残念ながら、お目当てのトラヴェルは真歌に移動したとのこと。
放牧場を歩き回ってインティマ、ソシオの母親のダイイチコパンなどの繁殖牝馬を見つけました。

BRF浦和
次に昨年繁殖にあがったカレッシュと対面すべくコスモビューファームに移動。
牧場スタッフに会員だと名乗ると、どちらの会員ですかと尋ねられ、ここはセゾンの馬しかいないと冷たい反応。
結局、どこに馬がいるのかわからず仕舞い。
忙しいツアー前日とはいえ、空振りばかりでがっかり。

続いて今年繁殖にあがったソーサリスと対面すべくコスモビューファーム泊津に移動。
近年買収したという小さな牧場でしたが、スタッフがおらず、放牧場をうろうろ。
途中で車から出てきたおっさんに声をかけられると何と隣の牧場まで入り込んでいたようで、あやまって退場。
すんませんでした、山岡牧場さん。

探し回った挙句、道路を挟んだ放牧場で、見慣れた馬体を発見。
ようやくソーサリスとのご対面を果たすことができました。
金ぴかで毛艶が良く、昨年BRFを訪問した際に会った現役時の姿より余程好馬体に見えました。
昨年は近くまで行くことができませんでしたが、今回は放牧場の中まで入って間近で対面。
これまでの鬱憤を晴らすかのように散々かわいがってあげることができました。

ソーサリスソーサリス

隣の放牧場にはサマンサと仔のいない繁殖牝馬達がいました。
サマンサはちょっとお疲れ気味だったでしょうか。
それにしてもこんな公道沿いの放牧場に重賞勝ちの繁殖牝馬がいるとは思いもしませんでした。

サマンサCVF泊津

最後に明和に向かい、コスモビューファームから移動しているはずのカレッシュとその当歳と対面です。

放牧場にはマジック、ノーザンドライバーなど沢山の繁殖牝馬がいましたが、さすがに一発でカレッシュを見つけることができました。
そのカレッシュさん、相変らず食用旺盛で、ひたすら草を食べまくっていました。
アグネスデジタルとの当歳は最初カレッシュとはぐれていたのですが、途中からはずっと一緒。
なるほど出資馬の初仔はかわいく見えました。

主に繁殖にあがった元出資馬と会うツアー前日の行程はこれで終了です。

余談ですが、夜に宿泊先のレストランで飲みながらプラチナさんと競馬談義をしていると、隣の席の老人がこちらをちらちら。
ラフィアンの会員さんかなあと思っていたところ、帰り際にその老人が声をかけてきました。
何と船橋競馬の調教師(栗原師)さんで、この5月に引退したので、牧場にあいさつ回りにきているとのこと。
さすがに馬産地ですね。

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