2007年ビッグレッドファーム見学ツアー参加記

◆6月23日(土)ツアー初日

この日は朝から真歌へ。

休養しているトラヴェルとガリレイとのご対面です。
つい先日まで競馬場で走っており、現在は休養している両馬ですが、トラヴェルはしっかりした馬体で、すぐにでも競馬場で走れそう。
スタッフによれば、1か月ほど休養するだけということ。
それじゃあ何で牧場に戻ったのというのが正直なところで、降級戦使ってからでもよかったのでは…

一方、ガリレイはゆるゆるの馬体で、名古屋競馬場では状態が良かったはずですが、本当に競馬場にいたのという状態。
真歌で走っても脚をぶつけたりということで、こちらは今後が心配です。

トラヴェルガリレイ

ついで、明和に移動、まず育成馬との対面で、出資馬のラロンハとソシオに会うことができました。
ラロンハ、ソシオともに順調で間もなく入厩予定のため、かなり仕上がっている様子。
ラロンハは動きもよくかなり評価が高いようです。
一方のソシオはインティマに似ていますが、やや小柄なことが不安材料。
ツアー準備のため乗り込みができていないということで、人手不足も何とかならないものでしょうか。

ラロンハソシオ
この後、休養馬や種牡馬を見学して昼食時間。
ここで現地集合組が続々と集まり、やがて新千歳空港からバス6台で空港組が到着、午後からようやく募集馬展示会の開始です。

展示会は新社長の固いあいさつで開会、同じく固い説明で進行します。
私はあらかじめ注目していた関西入厩予定馬を中心に馬を見ますが、正直よくわかりません(^^;;
個別の馬は翌日じっくり見ることにして、この日の見学はこれで終了。

夜は公民館でパーティー。

ここで冒頭に新税務制度について新社長が説明。

が、募集馬カタログに同封されていた資料をなぞって説明するだけで格別の説明は全くなし。
ひどいのは、(1)JRA→クラブ法人、(2)クラブ法人→愛馬会法人、(3)愛馬会法人→会員の3度の源泉徴収について、「源泉徴収は2度されますが、クラブ法人源泉税は会員に還付します。」と、JRA源泉税については全く触れず。
最も関心のあった社台との違いをハナから無視するとはねえ・・・

稲葉調教師の乾杯の発声で歓談タイム。

私はさっそくクラブスタッフをつかまえて新税務制度について質問。
募集馬カタログの同封資料通り、(1)は従来より源泉徴収されていたものなので取り扱いに変更ありませんという、説明にならない説明。
社台との違いが明白になりましたがと指摘すると、そのあたりは認識しているが、税務取り扱いの差異の範疇で問題はないとのこと、ラフィアンでこの金額は億単位になるので、会員に還付できない、その分募集馬の価格を押さえて会員の負担にならないようにしていると、苦しい説明でした。

還付を募集馬価格で説明するのは話のすり替え以外の何ものでもないのですが、要するに手数料などと同様にラフィアンは会員に高負担を求めますということだなあと理解しました。
還付総額1億円でも馬代金に反映させると1頭100万円以上になるんですけどねえ…
これ以上尋ねても仕方ないので、某掲示板でも話題になっているから、そのように説明する以上は、きちんと会員に説明した方がいいこと、募集馬の価格を押さえているというのなら、出来る限り価格を押さえて好成績を残してほしいと要望を伝えました。

この間に前社長が壇上で何か言っていましたが、聞いていなかったので分かりません(笑)

後は競馬場などでよくお目にかかる会員さんや牧場スタッフと情報交換をしているうちにパーティーは終了しました。
なお、パーティーの食事はちゃんとしたホテルのケータリングで、かなりの量が残っていました。
あっという間になくなったというのは昔の話でしょうか(笑)

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