2008年社台・サンデー牧場見学ツアー参加記

◆ツアー初参加

社台・サンデーTCに入会して4年目、初めて牧場見学ツアーに参加しました。

・・・と書き出しが昨年と全く同じように、昨年初めてラフィアンの牧場見学ツアーに参加したので、それなら今年は社台・サンデーの牧場見学ツアーでと初参加を決定した次第。

念のため先に書いておきますが、元々馬を見てもさっぱりわからないので、もっぱら募集馬以外のことでも楽しもうと思い参加を決めました。ここでの参加記も選馬記でも何でもないのでご容赦を。

さて、ツアーの案内がクラブから送付され、私は翌日の夕方には申込書を郵送したのですが、休日をはさんだせいもあって、何とキャンセル待ちに。ネットでよく見る速達で送らないと駄目というのは本当の話しとは思いもしませんでした。募集人員450名で2回開催なのに恐れ入ったものです。キャンセル料が発生する時期になってようやくキャンセル発生の連絡があって参加決定。私は2回目の関西空港発の参加となりました。

◆6月21日(土)ツアー1日目

朝9時5分発の関西空港発の飛行機で新千歳空港へ。飛行機の客席のお隣さん達もツアー参加者でしたが、その会話がチラチラ耳に入ると、片や会員歴20年超ベテランさんに、もう一方はヴァーミリアンの出資者さんで、いきなり濃い会員さんの模様。

新千歳空港に到着後、バスで社台ファームへ。約450名参加のツアーですが、関西組はバス3台、関東組がバス9台とのこと。やはり圧倒的に関東組が多いそうです。なお、現地集合組はそれほどいない模様。ちなみに私が乗車したバスはその現地集合組を含めた最終12号車で、他のバスがほぼ満席状態だったのに、半分程度しか座席が埋まっておらず、ゆったりと移動することが出来たのは幸いでした。なお、バスガイドさんは可愛かった(笑)

さて最初の見学先は社台ファーム。社台の牧場見学はこれで3回目ですが、過去に見学したのはノーザンファームに追分ファームなので、社台ファームは初めて。

到着後はまず昼食で、牧場内で野外バーベキュー。ご丁寧に行程表に食事メニューが記載されており、ここではステーキにアスパラ、とうきび、じゃがバターなど北海道ならではの食事。なかなか豪華な内容でしたが、関東組の後の食事のためか冷めていました。また、私の12号車は最後の到着だったので、会場内の座席は一杯で、年配の女性との相席でした。少しばかり話をしましたが、やはり会員歴20年をはるかに越えており、会員歴の長い人たちは2世代目になっているとのことで、今更ながら伝統を感じました。

ここで改めて参加者を見渡すと、結構グループ参加や2人連れで参加している人が多い模様でした。また、相席した会員さん同様に年配の方、女性が結構見受けられ、私より年長の中年の参加者が多いのはさすが社台といった感。とはいえ、明らかに若そうな参加者も思っていたよりも多く、競馬場の口取りなどで見る会員層とは違う印象も。後で聞いた話では初参加者も結構いた模様。

昼食後に見学開始。

まずは昼食会場の厩舎前で休養馬の展示。
桜花賞馬のレジネッタがおり、多くの見学者が群がっていました。

続いて募集馬の展示。

展示方法は、厩舎前の広場での周回展示。
ラフィアンのツアーの場合は小さい屋内展示場で募集馬を見るだけですが、パドック同様に広い屋外で周回するところを見る方がやはりわかりやすいようです。また、解説は事前に用意したコメントをしゃべるだけですが、スタッフがそれなりに飽きさせないようにうまく話していました。

周回展示のあとは各募集馬が一斉に集まっての比較展示。
ここで参加者はお目当ての募集馬をじっくり見ることができる訳で、テレビなどで見るセリ市と同じです。ここで人気馬には参加者が集中し、人気の度合いもわかろうというもの。私も関心のあった馬の写真を撮ったり、さわって感触をみたり、質問したりと一端のバイヤー気取りです。

参加者の方は、さすがにベテランの参加者は歩かせて歩様をみたりと真剣な雰囲気です。また、調教師の姿も見受けられ、同行の会員さんに解説などをされていました。一方で話しに聞いていましたが、馬を単にさわりまくったり、記念写真をとるだけのペット感覚の女性、いや、おばさん連中も相当いてげんなりしてしまいました。

吉田照哉社長と船橋・川島調教師のあいさつです。
周回展示の様子です。

1日目は社台ファームの各厩舎を周り、募集馬の展示と休養馬の展示を終えて、追分ファームに移動して、募集馬の展示で行程終了です。

夜は苫小牧のホテルで歓迎夕食会。

会場は苫小牧で最も大きなホテルの宴会場で、ステージには桜花賞、皐月賞をはじめ重賞レースの記念レイがずらっと並び、さすがの社台の宴会。吉田照哉社長以下のあいさつで進行。

もっとも会場は立食だとばかり思っていましたが、着席してのコース料理。三々五々に着席した出席者がサーブされた食事をとっていく形です。メニューは「北の幸づくし」ということで、味は良かったもののお上品過ぎて分量が物足りなかったかな。
私は、同じ宿泊ホテルから宴会場に入り、隣に座った会員さんに話しかけ、いろいろと毎年のツアーのことなどを聞くことができました。
宴会は後半に「繋」の吉川氏のトークに、各牧場からの一押し馬の解説などがあってお開き。長年の会員さんはその後二次会に移ったようです。

ラフィアンのツアーの宴会では、岡田前社長の独演会があり、牧場スタッフも参加して募集馬や管理馬のことを聞くことが出来るという進行なのですが、ここでは、クラブスタッフや他の会員さんとも関わることもなく、ラフィアンとは随分と様相が異なる宴会というか、夕食会でした。

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